Decca Decolaがお嫁入り

やっとこさ入手したDecca Decolaの整備記録

デコラまず聴いてみました。

2013-12-28 00:27:54 | デッカ デコラ
プレーヤーはガラードのオートで、カートリッジはスタントンです。前オーナーのメンテナンスが良かったらしくすぐに音が出ました。ここは60Hz地域なのでCSEの周波数変換機をつないでいます。
EMIのスピーカーは聴いた事がありますが、ユニットは似ていても(同一?)出てくる音はかなり異なります。左右一体の装置独特の鳴り方です。筐体全体で共鳴しているような、、です。
オートのプレーヤーはなかなか便利でデコラに似合っているように思います。電源スイッチ入れて、レコードが乗っていればレバーワンタッチで音が出ます。ボリュームつまみも扉の中なので音量調整もしないとまるで蓄音機みたいな、、そういえば「電蓄」でした。
しかしよく聴いていくと右のSPがすこしびびり音があります。磁石で固定されているネットをはずしてみると6個あるツイータの一つからびびり音が出ているようです。


ユニットはウーハーも含めてすべてアルニコタイプでした。とりあえず問題のユニットを本体からはずして磁気回路を固定しているねじもはずしてボイスコイルのギャップで擦れていると思われるゴミを吸い出してみました。ゴミは出てきましたがやはりびびり音は出ます。

よく見るとコーン紙によれが見られます。どうも問題はコーン紙のようでひび割れている部分からのノイズのようです。木工用のボンドを薄めてコーン紙を補強して一応の解決をみました。
ダメならユニットを探さなくては、、と思っていましたのでよかったです。12本揃わないとやっぱり気になります。


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