風土倶楽部代表の朝田邦子さんから
「鶴岡のアルケッチャーノの予約が取れました。行きませんか」
とお誘いメールをいただいたのは、1ヶ月前。
アルケッチャーノといえば、
山形県鶴岡市にあり、
シェフが地元山形を愛し「地産地消を積極的に実践」されていること、
全国からお客が押し寄せる「予約が取れないイタリアン・レストラン」,
さらには、西置賜郡白鷹町の鈴木味噌店の鈴木徳則さんのご推薦
(今回も予約を取って下さったとのこと)とあれば、
そりゃ、わたしも、馳せ参じます。
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メンバーは、青森から1名、真室川から1名、東京から5名、
食への好奇心旺盛な女性7名。
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新庄に着いてすぐ、最上川の川下りを楽しんだりしたあと、、
8人乗りのレンタカーで、いざ、アルケッチャーノへ。
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どこ?どこ?どこ?
レンタカーのナビには表示されてるらしいのですが、
それらしい建物がない。
みんな、首をクルクルまわします。
どこ?どこ?どこ?
あそこじゃない!
えっ、こっこ~~ぉ?
こんなところにあるの?
何の変哲もない道路沿いに、ありました。
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何ら気取りのないたたずまい。、
夕方6時のアルケッチャーノ。
右横の緑がきれいです(って、田んぼです)。
いいなぁ。
予約の取りにくい人気店の隣が、田んぼだなんて。
そうそう、今月号の文芸春秋のグラビアで特集記事が掲載されています。
中に入れば、もっとカジュアル。
またまた、うれしくなり、
「いいわねえ」
「落ち着く~~」
「レストランって、おしゃれ過ぎると、緊張するのよね」
って、ほめてるんだか、なんだか。
いや、ほめてるんです。
すごくリラックスして和やかに食事が楽しめましたから。
わたしたちのテーブルの後ろは、ア・ラカルトのメニュー。
読めますか?
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も、
もっと、はっきり、ちゃんと見たい?
そうですよね、
わたしも、見たい、読みたいタイプです。
産地が書いてありますね。
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食材の名前を見るだけでも、
想像力&創造力をかきたてられます。
中央のメニュー、読んでみてください。
「うちの畑の朝採り野菜・・・・・」。
シェフ奥田さんの畑です。
この黒板の上には、
ミニ黒板も、2点。
「はえぬき」というのは、庄内地方のお米のブランドです。
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さて、お食事です。
コースでお願いしてあります。
お料理は、どんなかな。
メロンのスープ
赤いのは、西瓜をくりぬいたもの
フェンネルの香り
鯵のだし和え
月山筍の,生ハム巻てんぷら
新聞紙に盛ってありました。
山形新聞。
Newsなてんぷら?
いやいや、ここまで、シェフの山形愛、山形色が貫かれてるんですね。
岩がき&焼き甘鯛
ミニトマトの冷製パスタ&山羊のリコッタ・チーズ
おいしいチーズでした
渡り蟹のギタールラ?
もしかして・・・・ギターを抱えた渡り蟹?
フォアグラ&さくらんぼ
杏&ブルーベリーのジュレ
他、河豚のリゾット、羊肉の焼き物、
なめたがれいとムール貝の蒸し物など計11種?
撮り忘れです。
ワインを飲むと、もう、だめです。
ごちそうさまでした。
一皿一皿、奥田シェフの、郷土と食材への愛情を感じるコースでした。
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さて、
これだけでは終らないのが朝田さんのプラン。
やっぱりね。
翌日は、真室川へ。
続きます。