引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

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庄内地方の地産地消・アルケッチャーノ

2008年07月19日 | ときどき日記

風土倶楽部代表の朝田邦子さんから

「鶴岡のアルケッチャーノの予約が取れました。行きませんか」

とお誘いメールをいただいたのは、1ヶ月前。

アルケッチャーノといえば、

山形県鶴岡市にあり、

シェフが地元山形を愛し「地産地消を積極的に実践」されていること、

全国からお客が押し寄せる「予約が取れないイタリアン・レストラン」,

さらには、西置賜郡白鷹町の鈴木味噌店の鈴木徳則さんのご推薦

(今回も予約を取って下さったとのこと)とあれば、

そりゃ、わたしも、馳せ参じます。

.

メンバーは、青森から1名、真室川から1名、東京から5名、

食への好奇心旺盛な女性7名。

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新庄に着いてすぐ、最上川の川下りを楽しんだりしたあと、、

8人乗りのレンタカーで、いざ、アルケッチャーノへ。

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どこ?どこ?どこ?

レンタカーのナビには表示されてるらしいのですが、

それらしい建物がない。

みんな、首をクルクルまわします。

どこ?どこ?どこ?

あそこじゃない!

えっ、こっこ~~ぉ?

こんなところにあるの?

何の変哲もない道路沿いに、ありました。

.

何ら気取りのないたたずまい。、

夕方6時のアルケッチャーノ。

右横の緑がきれいです(って、田んぼです)。

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いいなぁ。

予約の取りにくい人気店の隣が、田んぼだなんて。

そうそう、今月号の文芸春秋のグラビアで特集記事が掲載されています。

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中に入れば、もっとカジュアル。

またまた、うれしくなり、

「いいわねえ」

「落ち着く~~」

「レストランって、おしゃれ過ぎると、緊張するのよね」

って、ほめてるんだか、なんだか。

いや、ほめてるんです。

すごくリラックスして和やかに食事が楽しめましたから。

わたしたちのテーブルの後ろは、ア・ラカルトのメニュー。

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読めますか?

.

も、

もっと、はっきり、ちゃんと見たい?

そうですよね、

わたしも、見たい、読みたいタイプです。

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産地が書いてありますね。

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食材の名前を見るだけでも、

想像力&創造力をかきたてられます。

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中央のメニュー、読んでみてください。

「うちの畑の朝採り野菜・・・・・」。

シェフ奥田さんの畑です。

この黒板の上には、

ミニ黒板も、2点。

「はえぬき」というのは、庄内地方のお米のブランドです。

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さて、お食事です。

コースでお願いしてあります。

お料理は、どんなかな。

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メロンのスープ

赤いのは、西瓜をくりぬいたもの

フェンネルの香り

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鯵のだし和え

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月山筍の,生ハム巻てんぷら

新聞紙に盛ってありました。

山形新聞。

Newsなてんぷら?

いやいや、ここまで、シェフの山形愛、山形色が貫かれてるんですね。

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岩がき&焼き甘鯛

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ミニトマトの冷製パスタ&山羊のリコッタ・チーズ

おいしいチーズでした

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渡り蟹のギタールラ?

もしかして・・・・ギターを抱えた渡り蟹?

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フォアグラ&さくらんぼ

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杏&ブルーベリーのジュレ

他、河豚のリゾット、羊肉の焼き物、

なめたがれいとムール貝の蒸し物など計11種?

撮り忘れです。

ワインを飲むと、もう、だめです。

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ごちそうさまでした。

一皿一皿、奥田シェフの、郷土と食材への愛情を感じるコースでした。

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さて、

これだけでは終らないのが朝田さんのプラン。

やっぱりね。

翌日は、真室川へ。

続きます。

コメント
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