雪が溶けて風の強い早春の日、ふと思い出す ≪春の札幌名物・馬糞風≫
かつて明治初期に札幌開拓使が置かれ、本州から人々が移住して来た頃
広い北海道を開墾し移動するのに便利だったのは馬でした。
現在も札幌の観光地では馬車や馬橇が活躍していますが
昭和中期まで、馬は労役や交通手段として重宝されていました。
Kimitskuが子供の頃に住んでいたS町には
馬の蹄を保護する「蹄鉄屋」さんがあり、おじさんが蹄鉄を交換する作業を
興味深々に見物していたことを思い出します。
S町近郊は現在も優秀なサラブレットの馬産地で
馬は常に身近な存在でした。
それはさておき ≪春の札幌名物≫とは、雪の下に隠れていた馬の落し物が姿を現し
春風に乗って空中を漂う ≪馬糞風 ばふんかぜ≫ のこと。
昔々、物知りのお年寄りに
「札幌に多きもの、佐藤・斎藤・馬の糞」と教えられました。
今やもう死語となった ≪馬糞風≫ という言葉を思い出す度に
博識ばぁちゃんたちのドヤ顔が、懐かしく甦ります。
札幌にも春が近づいているんですね~
私の職場の
周りは、桜の花が満開で絶景の圧巻です🌸
今年は、去年よりも遅い開花なんですが、友達に聞いたところ開花が遅くても散る時期は例年通りらしく開花が遅いから長く花見ができるわけではないそうで、やっぱり桜のパッと咲いてパッと散るところが粋なんだと😅益々、桜が好きになりました
札幌の春が待ち遠しいですね🍀
自転車も(笑)
道路に滑り止めの砂が残っているので、注意しながら乗り回しています。
行動範囲が広がって、そのうち北大構内の🌸を観に行こうと楽しみにしています。
円山公園や中島公園も、たぶん今月20日過ぎには開花するでしょう。待ち遠しいことで~す