














今日は亡きルキノ・ヴィスコンティ氏の40年目の忌日に当たります。イタリアのみならず世界的な映画監督と
して知られるヴィスコンティ氏(1906年11月2日 - 1976年3月17日)は、69年の生涯で多くの優れた映画作品を
世に送り出しました。田舎の映画好き少女だったKimitsukuが初めて観たヴィスコンティ映画は、『夏の嵐』。
それまで観ていたアメリカ映画とは違うオトナな作品で、豪華絢爛なイタリア貴族社会を背景に、愛する男に
裏切られた中年女性の怖さを、まざまざと見せつけられた作品でしたねぇ。
その後すっかりヴィスコンティ・マジックに嵌まり、多くの映画を観ました。『若者のすべて』、『山猫』、『地獄に
堕ちた勇者ども』、『ベニスに死す』、『ルートヴィヒ』、『家族の肖像』、『イノセント』等など。


ミラノのスフォルツェスコ城

公開されており、ミケランジェロ最後の作品『ロンダニーニのピエタ』

観たピエタ像は、十字架から降ろされたキリストを後ろから支えるマリアの姿が未完の侭…。
時は流れ人は去り、ミケランジェロもヴィスコンティも世を去りましたが、美しい芸術作品は今なお心捉えて…。
さぁ今夜は久し振りにヴィスコンティ映画を偲んで、DVDロードショーと参りましょうか







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