kimitsuku独り言

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ひとりブツブツ独り言

介護を身近かに…今でしょ!

2013年06月14日 | 日記
      
                     
 今週から施設介護実習が始まった。やや緊張の面持ちで職員に指導を受けている学生たちが
何とも初々しい。今まで授業で学んだ知識や経験を介護の現場で実践・体得し、更に向上させる
実習授業。日頃は学友を相手に演習している介護技術も、実際に高齢者を前にするとスムーズに
行えないのが普通。それは高齢者一人ひとりに習慣があり好みがあり、個別性があるから。
 摂食・入浴・排泄などの介護技術は、基本を押さえた上で個別に応用出来ることが重要になる。
学生にはその辺りを体験して貰いたい。勿論プライバシーやリスク管理の問題があるが、貴重な
学びの機会を有効に生かして欲しい。5週間の実習終了後に、それなりの達成感と自信を持って
帰校できるよう、助言・指導したいと思っている。
        
 我が家のリフォーム等を依頼している建設関係の若い男性から相談を受けた。最近の高齢化で
古い家屋を改修する仕事が増えた。浴室やトイレの改善、手すりやスロープの設置などを希望され
「お兄ちゃん、どうしたら良いかねぇ…」という話が多くなったと言う。
これから本格的に高齢化が進み、施設には入所できず、我が家で暮らしたい人々が増加するのは
必須で、その時に備えて自宅改修を考えるのは当然のことかも知れない。
国の施策も在宅優先とあれば、建設業もリフォームヘルパー資格が求められる時代が来るかも。
勉強したいと意欲的に話す男性に「頑張って…」、ヘルパー・テキストをプレゼントして励ました。
 1億総ボランティアならぬ1億総ヘルパー、高齢社会を支えるサポーターは多いほど、暮らし易く
優しい社会に成熟する。いずれ誰もが誰かの支えを必要とする時が来るのだから…。
自分に出来ることを…今でしょ
コメント (2)
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