ごっとさんのブログ

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電動アシスト付自転車のメリット

2024-05-22 10:34:25 | その他
私は最寄り駅の付近や近くのスーパーなどには、自転車で行くことを基本にしています。

私の自宅付近は丘陵地帯ですので、緩やかな上り下りが多く3年ほど前から電動アシスト付自転車(以下電動自転車)を愛用しています。

これに慣れてしまうと、普通の自転車は非常に重く(電動自転車のスイッチを入れない時)、既に電動自転車以外は乗れないような気がしています。最近この電動自転車には、一部の人たちが思う以上に健康上のメリットがあるという記事を見ました。

これによると筋肉が強くなる、寿命が延びる、心臓の健康が改善される、汗をかかず目的地に到着できるなど、既に証拠が得られているプラスの効果のようです。身体活動は、心血管疾患、ガン、糖尿病を含む複数の病気のリスクを軽くすることが分かっています。

電動自転車に乗っている時の運動の強度は、これらの健康効果をもたらすのに十分としています。電動自転車は世界中で利用が急増しています。

米エネルギー省のデータによると、2,019年に米国内で販売された電動自転車は28万7,000台だったのが、2022年には110万台に増えています。日本でも2019年には69万8000台で2022年には79万5000台となっています(経済産業省の生産動態統計)。

またスイスでは、販売される自転車の7台に1台は電動自転車であり、中国の多くの地域では自転車より多くの電動自転車が走っているとしています。

電動自転車に頻繁に乗ることで、肥満とそれに関連する疾患のリスク低減、心拍数の改善、筋肉の増加と引き締め、肺活量や最大酸素摂取量の増加が期待できるようです。

ペダルを漕ぐことで下半身の筋肉を強くし、ハンドルを握ったり直立の姿勢を保ったり、バランスをとったりすることで上半身の筋肉を強くします。また様々な研究から、電動自転車は血糖値の管理に役立ち、BMIを改善し、さらには関節に優しいすばらしく低衝撃の運動になるとしています。

実際心血管系および呼吸器系への恩恵は、電動自転車も従来の自転車もほとんど変わりません。

米ブリガムヤング大学の研究で、マウンテンバイクに乗り慣れている参加者を集め、電動自転車と従来の自転車に乗ってコースを走ってもらったところ、どちらの自転車でも大半の人は「高強度の運動の心拍数ゾーン」に入っていたことが分りました。

別の論文では電動自転車に乗った時の酸素摂取量は最大酸素摂取量の51〜73%、従来の自転車では58~74%とほぼ変わりませんでした。

このように楽に乗れる電動自転車でも、色々な健康増進効果があるようですので、もっと頻繁に利用しようかと考えています。