楽天ジャパンオープン決着 何と！

楽天ジャパンオープンテニス(ATP500)がベルギーのゴファンの優勝で決着しました。

この大会のように会場まで観戦に行ったりすると、そこで試合をした選手に何となく親近感がわき、名前や顔、テニススタイルなどを覚えますので、最後まで楽しみにテレビ観戦しています。

準決勝に残ったのは、第１シードのチリッチ、杉田に勝ったマナリノ、ゴファン、シュワルツマンでしたが、チリッチとゴファンだろうと予想していました。ゴファンはシュワルツマンに２セットともタイブレークなるという接戦でしたが、底力をみせ7-6、7-6で勝利しました。

チリッチ－マナリノ戦も１セットからタイブレークとなる接戦でしたがこれをチリッチが取りましたので、このままの展開かと思っていましたが、２セットからマナリノが良くなってきたのです。逆にチリッチにはミスが出始め、２セットは6-4でマナリノが取りました。３セットはチリッチがボロボロになり、どちらが第１シードかわからない展開でなんと6-0でマナリノが勝利しました。

フランスは強力選手が大勢いますので、その陰に隠れて目立たなかったのかもしれません。

決勝戦はゴファン－マナリノ戦となりましたが、本当にゴファンは安定していました。両選手ともミスが少なく長いラリーになることが多かったのですが、ややゴファンが押す展開となっていました。１セットはこの流れでゴファンが6-3で取りました。

２セットになるとマナリノが攻めを重視し厳しいショットが多くなりましたが、本当にゴファンは良く動きこの攻めに何とか耐えていました。本当に接戦でこのままタイブレークかと思っていましたが、最後にゴファンが強さを見せ7-5でとり見事優勝しました。

ゴファンは見た目は華奢な感じで、あの細い体のどこにタフさが潜んでいるのかわからないのですが、２週連続優勝という偉業を達成しました。

この決勝の前にダブルスの決勝がありましたが、内山靖崇・マクラクラン勉の日本人ペアが決勝進出を果たしていたのです。

相手はジェレミーマレーとソアレスペアで、昨年の全豪オープン、全米オープンに優勝している強豪でした。なおこのマレーはNo1マレーのお兄さんで、ダブルス専門の選手となっています。

この相手ですので良い試合をしてくれればぐらいに思っていたのですが、日本ペアはしっかり息もあっており予想外の展開となってきました。何と１セットを6-3で取ったのです。

満員の有明も大いに沸き私の行った杉田戦以上の盛り上がりとなっていました。ダブルスは同じテニスといってもシングルスとは全く違うゲームですが、私もかみさんと盛り上がって応援していました。２セットは接戦となりタイブレークとなりましたが、なんとこれを日本ペアが取り優勝したのです。

これは12年ぶりの快挙ということですが、この二人は今後のダブルスにも期待できるような気がします。