今年、交配したペチュニアが、ちらほらと咲きはじめています。
交配の目的は、今までに無い個性的な色合いの品種を作り出すことです。
最初の親に、雨に強いブリエッタを選んでいるので丈夫さも改良の基本からはずせません。
ピンク系統が多かったのですが、昨年から赤系も見られるようになりました。
今までに色んな品種が、交配されてきた証明ですね~
まだまだですけど・・・
去年の交配で見つけた模様です。
その子どもたちが違った色合いを見せています。
これもまだまだ・・・
今年、初めて現れてきた模様です。
黄色の品種が混ざっているようで、眺めているとパンジーみたいな雰囲気が・・・
パンジーペチュニア?
面白いでしょう?
この品種を元に交配してみようかな・・・
藍むらさきより派手な色合いに・・・
けばい・・・
追記・・・
若い頃、ペチュニアの自家採種をしていたのですが、その当時は揃っている品種がもてはやされている時代で、色幅があると品質が悪いと判断されていました~
その時は、自分の楽しみだけで終わってしまっていたようです。
数年前に、売店でサカタ種苗のほおべにに出会って一目ぼれで購入・・・
衝動買いですね~
高価でもたくさん挿して増やせばいいと思っていたのです。〔挿すのは得意でしたから〕
ところが・・・なかなか根が出ない・・・
第一園芸のブリエッタは挿し木での繁殖率が良いと聞いていたので、交配してみようと・・・何気ない思い付きでした~
最初は単純な紫とピンクばかり・・・
でもほんのちょっとの変化でも嬉しかったですね~
それ以来、楽しく交配を繰り返していくうちに、ほおべにと互角の朝倉ろまんに出会うことが出来ました。
こんな楽しい事を、同業者にも勧めているのですが、なかなかやっている人は少ないですね~
専門の農家がそんな状態なのに・・・皆さんの中には、種から花を育てたり挿し木をしたり・・・中には交配までやってみたりと・・・驚きます。
ますます力を入れて頑張らなければ、負けてしまいますね~
皆さんの力をお借りしてより良い品種を作り出せたら嬉しいです。
これからも今まで通りご協力をお願いします。