これも家にあった本。36年前に買って、実家に持って帰り、本棚に置いたままだった。 日本の橋の第1の性格は、永久橋ではなく仮橋だということ(p3)。橋をカケルというが、それはつまり谷や川の両端に物をひっつかけるような簡単なことを意味する。古代ローマや中国には、今でも石造の立派な橋が残り、架橋の技術や橋をめぐる文化が著しく発達したことを示す。日本には大きな橋や立派な橋はなかった。日本の橋はほとんど木 . . . 本文を読む
本棚にあった本シリーズ続きます。 第1部都市計画としての道のうち、第1章環状道路に56ページと6割以上を使っている。東京の幹線道路は放射方向と環状方向とから成るが、放射道路が江戸時代からの歴史を持つのとは対照的に、環状道路は、自動車交通に対応するために都市計画によって新しく造り出さなければならなかった。幹線環状道路が初めて明文上登場するのは昭和2年の「都市計画街路」。しかしそれはほとんど未完のま . . . 本文を読む
EXCEL統計分析本はいろいろあるが、その中でもこの本は、内容が非常に充実し、解説が丁寧に書かれている。この本に書かれてるくらいのことをきちんと頭に入れ、手作業もミスなくできるようにしていないと、怖くて仕事には使えないだろう。 . . . 本文を読む
以前から気になっていたこの本を、コロナウイルス問題を考えるヒントになるかと思って買ってみた。今、コロナウイルスの感染拡大を防止するため、緊急事態宣言、自粛要請により経済が極度に萎み、深刻な不況になろうとしている。公衆衛生上の理由によって不況になり、ウイルスによる病死者より多くの人、しかも働き盛りの人が、借金や失業を原因として命を失うことになると警告する人もいる。この本が描く状況とは原因と結果が逆 . . . 本文を読む