読書ノート  

主に都市、地域、交通、経済、地理、防災などに関する本を読んでいます。

草原と都市―変わりゆくモンゴル 石井祥子+鈴木康弘+稲村哲也 2015

2018年09月19日 | 国際関係・海外事情(外務省、JICA)
 モンゴルに関する基礎知識仕入れのために図書館で見つけて読んだ。 1991年以降、モンゴルは社会主義計画経済体制から民主主義・市場経済体制への移行が進んだ。 首都ウランバートルの人口は、1989年の55万人から2012年には130万人に達し、国民の半数近くが居住。90年代前半は経済破綻状態だったが、日本はじめ諸外国の援助、2010年以降は鉱産資源の採掘と輸出で急成長。 ウランバートルのゲルは、遊牧 . . . 本文を読む

福岡市が地方最強の都市になった理由 木下斉 2018

2018年09月16日 | 国土・都市(国土政策局・都市局)
 福岡市は、政令市で最も人口増加率が高く、若者人口比率が最も高く、コンパクトな市街地を持ち、サービス産業が活発な「最強」の都市として繁栄している。  福岡市に対する少し前までの私の認識は、札仙広福と呼ばれる地方中枢都市の一つであり、民間の力と言うよりは国の地方出先機関や大企業の支店、営業所、旧帝大など中央からの投資を原動力として、サービス経済化によって自動的に膨張拡大した幸運な都市というイメージ . . . 本文を読む