第5章 中国化するアフリカ
アフリカに暮らす中国人は100万人を超えた。中国が融資し、中国企業が建設を担い、中国人のエンジニアや労働者が送り込まれて、アフリカの鉄道、高速道路、工業団地が建設される。
インフラが整備され、工業団地に進出した中国企業によって地元民の雇用が増える。中国が造ったニュータウンに住み「中国のおかげでマイホームの夢がかなった」と喜ぶ人もいる。
アフリカでの中国人はた . . . 本文を読む
かつて歴史の教科書に書かれ日本人の常識になっていたことの多くが、実はその後疑問視され、現在の教科書(山川の詳説日本史)では違う書き方をされている。例えば鎌倉幕府の成立は必ずしも1192年ではなく、「大和朝廷」ではなく「ヤマト政権」と書かれている。
タイトルが示す上記のような通説の見直しの紹介に加え、本書の中には、戦後の日本史に多大な影響を与えてきた唯物史観に対する問題提起がち . . . 本文を読む
既に行ったことのある廃線
・碓氷峠
・東京市水道羽村山口軽便鉄道廃線跡
・福知山線旧線 生瀬~武田尾間遊歩道
・九十九里鉄道
・片上鉄道
・横浜臨港線
行ってみたい廃線
・北陸本線旧線
北陸トンネル開通によって廃線となった敦賀~杉津~今庄。
ただし、これを執筆したライターは、ただ車で現地に連れて行かれてみたものの感想を書いているようだ。ガイドブックになってい . . . 本文を読む
わかりすぎることをメモ
p7平井
デジタル庁はマイナンバー、同カード、公的個人認証を一元的に行う体制を構築し、2022までに全国民にマイナンバーカードが行きわたるようにする。ワクチン接種記録をマイナンバーと紐づければ確実に記録できる。マイナンバーが国民の命を守るのにようやく役立つ。
p16須藤
定額給付金をマイナンバーでオンライン申請ができるのは、個人認 . . . 本文を読む
第3章
スリランカは1人当たりGDPが4000US$(2018)に達し、上位中所得国の仲間入りを果たした。しかし都市人口はほぼ横ばいで農村人口が80%程度を維持している。独立以来、スリランカは農村開発を優先してきた。プランテーション農園のオーナー(イギリス人)に高税率を課して財源を得て、教育と医療を無料化した。国営バス網が充実し農村に住み都市部へ日常的に移動することを可能にした。
スリラン . . . 本文を読む
菅野拓君2冊目の著書。
第3章 1947災害救助法は明確に弱者保護、生存権保障の法律だった。その後、災害対策は1961災害対策基本法や1962激甚災害法により災害対応組織や計画、ハード復旧に重きが置かれるようになった。その反動のように個人救済を求める声が上がり、議員立法として1973災害弔慰金法、1998被災者生活再建支援法ができた。 社会保障は救貧的なものから誰もが利用する介護保険のように普遍 . . . 本文を読む