まち歩きの本は最近たくさん出版されている。そのたくさんある中でも、この本はかなり個性的な部類に入るだろう。
第1に、紹介されている地域は、他の本ではめったに紹介されることのない、まったく知名度のない、どこにでもあるようなまちばかりだ。そういう街を観察し、その個性的な歴史、街の「ドラマ」を発見している。
第2に、著者の得意技は、人に話を聞くこと。多いのは立ち飲み . . . 本文を読む
著者は国際関係における東アジアと東南アジアを専攻するフランスの大学教授。
この本によると、東南アジアは、インドと中国という帝国の間にあり、固有の名前を持たず、民族的、文化的、歴史的に多様で一体感のない地域。しかし東南アジアはヨーロッパに匹敵する面積と人口を持つ。ASEANは東南アジアで唯一実績ある地域統合の組織であり、ASEANにすべての国が加盟することによって、東南アジアの地理的表現と体制 . . . 本文を読む
ガス会社に入社したのに、劇場を経営したり、カフェやバーで「サロン」を開催したり、「日替わり店主カフェ」をつくったり、デザインビジネス塾の塾長になったり、よくわからない「プロデュース」を、自分の意志または会社の人事で次々にやってきた人。
なるほど、と思ったこと
・プロジェクトは、Why, Whom, What, How, Who, When, Where, How muchの順 . . . 本文を読む