☆序章より
明治維新は、西洋の脅威に直面した日本が、近代化を遂げなければ独立を維持できないと考えて行った革命であった。
コストが小さくて持続的な成長をもたらした、つまりもっとも成功した革命は、アメリカ独立革命と明治維新であった。(K. ボールディング)
清国や朝鮮との相違は、第1に黒船が首都の近くまで接近し、危機意識を持った。第2に、日本のリーダーは武士であり、サラリーマン化していたと . . . 本文を読む
この本は、「まず世の中いったいどうなっているのか」について調べている、と「はじめに」には書いてある。
この本で調べている「世の中」は、日本のことが中心であり、かつ著者の個人的関心事が多いようだ。
SDGs自体は、途上国の貧困や飢餓、衛生などの問題解決と、地球温暖化をはじめ地球環境問題を2つの起源としていることを踏まえると、この本の内容はかなり偏っている、タイトルに偽りあり、と言いたくなっ . . . 本文を読む