かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

手紙~親愛なる子供たちへ~

2009年05月30日 | Weblog
 昨日、家に帰ってみると、姉から連れ合いと自分宛に大きな封筒が送られてきていました。中を見ると、一冊の本と手紙が入っていました。


 本は、「手紙」~親愛なる子供たちへ~というものです。初めて知りましたが、今、シングソングライターの樋口了一さんが歌っていてヒットしています。


 またこの本は、ベストセラーになっています。本は、写真集に歌詞をのせているもので、すぐに読むことができます。


「介護とか老いることとかいろいろ考えさせられました。」という手紙が添えられていました。すぐに読んでみました。ぐっとくるものをこらえながら読んでいきました。施設に入っている母のことが思い出されました。そしていつかくるであろう「老いた」自分のことも考えました。




「何度、涙を拭っても次々に込み上げてきます。曲を聴き終わっても、止まりません。人として、とても大切な事に気付かさせて頂いたような決して、器が大きな自分じゃないから手の届く人だけであっても大切にしたい。
 皆が周りを大切に出来たらどれだけ素晴らしいだろうか、と思います。」




「82歳の糖尿病と認知症の母を看護してます。
時間に追われる中、つい心が折れそうになってましたが、障害者で ある私を育ててくれた母に今度は恩返しのつもりで接しようと思っています。
 この曲に出会えた事、感謝しています。」




インターネットでは、こんなコメントを書いている人がいました。





 曲もすばらしいのですが、本できれいな写真に書き込まれた一言一言をかみしめながら読んでみると、自分が今何を大切にしなければならないのかなどを感じることができます。


 明日、母のところに行きますが、また確実に違った感謝の目で母を見るだろうと思います。写真は、母に花を渡しているわが子です。

2日間の花火

2009年05月30日 | Weblog
 先週のこと。日田の川開き祭が行われました。日田では土日の夜、川開きの時に花火大会が行われます。昨年までは日田にいたので、花火がなりはじめたら車で見えるところまで行っていました。今年は、2日間とも花火を見に行きました。


 1日目は、連れ合いと連れ合いの両親を連れて行きました。「いつか行ってみたい。」ということだったので、以前から知り合いの旅館を予約していました。キャンセル待ちでしたが、何ヶ月前かとることができました。


 川沿いにあるちぃちゃな旅館です。でも花火を見るには絶好のポイントです。部屋からきれいに花火を見ることができました。



 川には、屋形船が浮かんでいます。その中には、お囃子を奏でている船もあります。水面には、屋形船の光、花火の光が映っていてとてもきれいでした。なんとなくその光景は、タイムスリップして江戸時代などの感覚になります。



 鵜飼の船も時折通ります。部屋の真下には、川沿いの散歩道がありますが、この日だけは見る人のシートが敷かれ、観客席に変わっています。両岸は人人・・・人で埋まっています。どのくらいの人がいるのでしょうか。



 7時30分過ぎから始まり、9時近くまで花火が上がります。そのたびに歓声があがり川面はきれいな色にそまります。特に大きな花火やきれいな花火の時は、大きな拍手が起こります。両親は、窓辺から花火を見入っていました。夜空の水面を彩る光。みんな日田の夜に酔いしれていました。夏を告げる祭りです。



 次の日は、かったかくんは、吹奏楽部の演奏会があったので、朝早く出ましたが、両親たちは、五馬中学校を見にいったり、最近できた「元気の駅」に行ったり楽しんだようです。夕方戻ってきたので、いろいろ話を聞きました。




「今どきあんなきれいな学校があるんだね。」



と両親は完成された校舎を見て、感動をしていたようです。



 2日目は、以前勤務した学校の先生たちと行きました。食事をしてそこのベランダから花火を見ました。みんな川開きの花火を見に来るのは初めてで、「きれいやなあ。」という感動の声。



 途中、「結婚をしてください。」という仕掛け花火。すごいプロポーズ。結果はどうなったんだろう。そのあと、ハートの花火がたくさん上がりました。ちょっとあったかくなる花火でした。



 2日間、花火を堪能しました。ちょっと贅沢な時間だったかもしれません。でも美しい光景をたくさん目に焼きつけ、心にたくさんのエネルギーももらいました。久しぶりに日田の夜を満喫しました。