バレミアン期の化石

白亜紀前期、バレミアン期の化石、

Pterotrigonia 検定

2019-12-27 13:53:51 | 日記

令和元年の最後のブログになります。

白亜紀前期のバレミアン期の化石のみをUPして来ましたので有終の美を飾って(?)今回は、プテロトリゴニア検定を行います。(難しいですよ)

化石を趣味にして来られた方、興味がある方等おられると思われるのですが白亜紀でもバレミアン期のみですので判らない方が大多数を占める事になりますが、今まで、長い間ブログを見てきた方は解るのではないかと思います。

これからのプテロトリゴニアの化石は、石堂層から採集したものです。

初めに種名を4種あげますのでここから選んで下さい。

Pterotrigonia (P)hokkidoana

Pterotrigonia (P) Pocilliformis TypeA

Pterotrigonia (P) Pocilliformis TypeB

Pterotrigonia (P) Pocilliformis

1の画像は、これ

2の画像は

3の画像

4の画像です。

回答は、次回のブログになりますが実は、どうしたものかと考えてしまいました。

比較的に同定しやすいモノをUPしたつもりですがトリゴニアに興味があったとしても判るかな?、これが判らなくても極普通の事で寧ろ判った方の方が異常的かも知れません。

明日に、UPしようと思っていたんですが、明日は、色々と忙しい用事を済ませるつもりです。

あなた様にとって来年は良い年でありますように、では、また

Pterotrigonia

石堂層

 

 

 

 

 


生痕化石

2019-12-21 13:24:02 | 日記

今回は、バレミアン期の長い採集時間の中で見つけた珍しい生痕化石です。

石堂層は、深い海と言われているので生痕が出るとは思っていなくて意外なモノに驚きました。生痕ですからクリーニングは無し。

この化石に対し知識が無いので「日本化石図譜」を見ながら進めます。

生痕とは、知っていますか?。

本では、足跡、尾痕、体をすった痕、噛んだ歯痕、穿孔貝類やウニ類等のあけた穴等、5項目が記載されています。

その中で哺乳類の巣痕(齧歯類の・・・・)とありましたが読めません。

漢和辞典のお世話になり、齧歯類(ゲツシルイ)と判明。(パソコンでも変換できないんです。)

齧歯類とは、ウサギとかネズミの類なんですよね。(読めないし書けません。)判らないことは、調べます。とても大事な事。 解説が脇道に入った様なので本題に戻ります。

見やすいようにアップした画像です。穿孔貝類の痕も見えますが本体もあるようです。実際、何の化石なのか?。

裏側は穴が数か所、見られるだけ。

化石類の中で一番人気は、恐竜に始まり、アンモナイト、二枚貝、棘皮類と来ますが生痕化石は、あまり注目されないようです。私自身も、この標本は、採集しただけで標本箱でずーと眠っていたんですから。

Lebensspuren Trace fossils

石堂層

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


旨くいかないクリーニング プテロトリゴニア

2019-12-14 14:43:31 | 日記

母岩に残っている化石は、保存状態が良ければクリーニングでよい標本になります。けれど、必ずしもクリーニングが旨くいくわけでは無いんです。今回のプテロトリゴニアはどうでしょうか?。

見出しの画像では、綺麗なトリゴニアに見えますが・・・・・。

左殻では、この様な状態なんです。エリアの所がこれではね。

合弁のトリゴニアでしたがエリアの先端に着いた母岩の一部が取れません。無理をすればエリアが壊れる事になります。

合弁ですから左右の殻が・・・・・

何てことに成ったんでしょうか?。先端を壊しても破片の石を取るべきか、それとも、このまま引き下がるべきか?、どうしたものかと悩んでしまいます。

悩みついでに庭の片隅に大きなカマキリがいたんです。

どうしたのかなと思ってしばらく見ていたんですがあまり動きません。ずっと見ていたんですが変化が無いので諦めて部屋に・・・・・忙しいのになんか変な日のようです。日本は平和です。

Pterotrigonia

石堂層

 

 


プテロトリゴニアとクリーニング

2019-12-07 07:22:15 | 日記

見出しの画像の中から数点を選んでクリーニングの日々でした。

展示会も終わり、しばらくぶりに暖かい日は、クリーニングとなったんですが結果的には・・・・・良い標本には程遠いモノばかりで終わりました。化石を家に持ち帰った以上は、それでもやらなければならないんです。

殻が上の方に残っていたんですが溶けてしまっていた残りの部分は最悪。

これも、また酷いモノでした。

数日間をクリーニングに、かけたんですが惨敗。母岩の中の保存状態が分かれば良いのですが石の中を見通す事ができない以上、この様な事が続きます。このクリーニングは、感覚保持のための練習と思えば良いのですが?。

今回は、これまで また

Pterotrigonia

石堂層