見出し画像は、北海道のアンモナイト、ハイポフィロセラスです。
フィロセラスは、ジュラ紀初期(ヘッタンジアン)から白亜紀後期(マーストリヒチアン)にかけて栄えた種です。
白亜紀前期の石堂層(バレミアン)から大型のフィロセラスと小型のフィロセラスが採集されますが保存状態が悪く、産出個体数が少ない化石なので完全体は見つかりません。
フィロセラスの特徴は、殻の表面に細かな筋状の刻みが全体にある。
大型のフィロセラスです。
裏側には、葉に良く似た縫合線が出ています。
この種が栄えた白亜紀前期(1憶3000万年前)から白亜紀後期の北海道の上部エゾ層群、サントニアン期(8700万年前)からハイポフィロセラスが産出されています。
友人から頂いた北海道のHypophyllocerasは間もなく絶滅になります。
恐竜と同じように絶滅前には大きくなっていそうですが大きいのは無いようです。
勝手な思い込みでした。
絶滅前 派生後
石堂層
Phylloceras