バレミアン期の化石

白亜紀前期、バレミアン期の化石、

シュードハプロセラス 採集後

2017-06-29 13:28:35 | 日記
石堂層のシュードハプロセラスは、訪れる露頭によっては、数少ない正常巻のアンモナイトになります。
シュードの完全体は勿論、破片もなかなか採集できません。今回は、採集したシュードと同定できる破片のみ3点です。

割と良く残ってデスモセラス条線も鮮明、銀色に光っています。



三分の一、位でしょうか・・・・・数少ないので。



切ったように半分残ったシュードハプロセラス。中心部やや右の窪みが臍



裏側



瀬林層には、シュードハプロセラスの密集域がありましたが、石堂層には無く、多産しません。

次回は、石堂層のシュードハプロセラス・ファイナルになる予定です。

クラッソストレア・リョウセキエンシス

2017-06-20 14:15:47 | 日記
瀬林層のクラッソストレア・リョウセキエンシス、長くて良く分からない名前が付いていますが何の事は無い、カキの一種です。瀬林層の有名なイタボガキ科のカキでした。

瀬林層のカキは、凄い密集層で産出されますが、その殆どのモノは潰れ「ペッチャンコ」になっています。膨らんでいるモノを探すのが困難なんです。



角度を変えて・・・・・それでも、良く分からないかも?



Crassostrea ryosekiensis

瀬林層


湿度と気温も高く、蚊にも追いかけまわされ、イライラが募ります。落ち着いて作業に入りたいのですが・・・・・。