見出しの画像に、二種の二枚貝がありますがこれだけの情報で種名が判れば大したものです。
前回のブログで間違いやすい二枚貝でコストキレナとアスタルテを紹介しました。
今回は、前回の続きです。
間違いやすい要因の一つに、ヤベア・シナノエンシスとテトリアもそうです。
採集した地層の記録やデータを失念したり、後回しにすると忘れてしまいます。
その後になって後悔する事になるかも知れません。
これは、シジミガイ科のコストキレナとテトリア・サンチュウエンシスが入っている母岩です。
母岩の下部にあるやや大きめの二枚貝がテトリアです。
画像が小さいので拡大。
テトリアの特徴
瀬林層の汽水生から産出するシジミガイ科の二枚貝。
殻の外形は類円形。殻頂は殆ど中央にあります。殻の膨らみは強く、殻表は成長線のみ。
アスタルテとヤベア
アスタルテ・サブセネクタとヤベア・シナノエンシスが見える母岩です。
右上にみえる一回り大きな二枚貝がヤベア・シナノエンシスです。
ヤベアは石堂層から産出するエゾシラオガイ科の二枚貝で殻の膨らみが強く、殻表には装飾がありません。
左側がテトリア・サンチュウエンシス
右がヤベア・シナノエンシスです。
この二種は、化石のサイズ、殻の特徴が良く似ています。
採集地の地層が不明の場合は、同定が難しくなります。
Tetoria sanchuensis
Yabea shinanoensis
瀬林層
石堂層
前回のブログで間違いやすい二枚貝でコストキレナとアスタルテを紹介しました。
今回は、前回の続きです。
間違いやすい要因の一つに、ヤベア・シナノエンシスとテトリアもそうです。
採集した地層の記録やデータを失念したり、後回しにすると忘れてしまいます。
その後になって後悔する事になるかも知れません。
これは、シジミガイ科のコストキレナとテトリア・サンチュウエンシスが入っている母岩です。
母岩の下部にあるやや大きめの二枚貝がテトリアです。
画像が小さいので拡大。
テトリアの特徴
瀬林層の汽水生から産出するシジミガイ科の二枚貝。
殻の外形は類円形。殻頂は殆ど中央にあります。殻の膨らみは強く、殻表は成長線のみ。
アスタルテとヤベア
アスタルテ・サブセネクタとヤベア・シナノエンシスが見える母岩です。
右上にみえる一回り大きな二枚貝がヤベア・シナノエンシスです。
ヤベアは石堂層から産出するエゾシラオガイ科の二枚貝で殻の膨らみが強く、殻表には装飾がありません。
左側がテトリア・サンチュウエンシス
右がヤベア・シナノエンシスです。
この二種は、化石のサイズ、殻の特徴が良く似ています。
採集地の地層が不明の場合は、同定が難しくなります。
Tetoria sanchuensis
Yabea shinanoensis
瀬林層
石堂層