バレミアン期の化石

白亜紀前期、バレミアン期の化石、

バレミアン期の化石検定

2021-04-24 10:44:37 | 日記

近付くバレミアン期の化石展示会、間もなくです。

白亜紀前期のバレミアン期は、産地が少なく限られた地域だけに化石が産出されます。

その中で特に注目されている化石が異常巻アンモナイトですが、今回は、あえて二枚貝等の標本で化石検定を行います。

見出し画像は、化石図鑑の二枚貝区分から石堂層。

私たちは、色々な参考文献、資料等を持っているので比較的に簡単に種名まで判ります。皆さんは、どうでしょうか?

1.有名な二枚貝

2.笹の葉状

3.フネガイの一種

4.巻貝の一種

5.カキの一種

6.ウニ

7.小型の正常巻アンモナイト

瀬林層からは2個体

8.大型のシジミガイ

9.カキ

上の画像にい1から9までの数字があります。数字の横は、ヒントです。

判りましたら下のAからIまでの記号を結び付けて下さい。

A    Barremites

B               Gervillia  horbesiana

C               Nanonavis

D              Pterotrigonia

E               Rastellum  carinatum

F               Brunonia  annulata

G              Heteraster  macroholcus

H              Hayamina  naumanni

I               Crassostrea  ryosekiensis

以上です。これらは、白亜紀前期の有名な化石標本ですが絶滅種が多いため貝類図鑑では、歯が立たないのです。ヒントがあるので判ると思われるのですが?

バレミアン期の化石

 

 


生痕化石&標本チェック

2021-04-17 10:13:11 | 日記

今回の生痕化石は、ゲルヴィラリアの殻表に残された「這い痕」の様子です。

それにしても殻の中心が綺麗に切断されていたものです。

出来るだけ見やすい状態にとクリーニングを行なったのですがハンマーの衝撃で「這い痕」の一部が何処かに飛んでしまいました。気が付いて破片を探したのですが行方不明でした。

母岩の余分なものを取り去った状態。亀裂の所が白く方解石化。ここから上が殻頂ですが分離が悪く良く出て来ません。

部分をアップしたので見やすくなったと思われます。飛んだ箇所が判りますよね。

ゲルヴィラリアを3個並べて見ました。が見応えは無いような気がします。

化石展示会のための標本チェックに入っています。単体のプテロトリゴニアが4箱。複数のトリゴニアが付いているモノも多数あります。

変形の少ない綺麗な完全体のトリゴニアのみ標本箱に並べてあります。

Gervillaria haradae

Pterotrigonia

バレミアン期の化石

石堂層


第8回 バレミアン期の化石展示会のお知らせ

2021-04-03 16:57:00 | 日記

今年は、色々な出来事があると思いますが「バレミアン期の化石」展示会を開催致します。 

化石の展示会は、前回と同様に一日のみの展示会でクリーニング体験も行います。

展示化石は、バレミアン期の石堂層、瀬林層から産出された化石類です。

ブログの画像と違い実物の化石の存在感は凄いものがあります。

標本を手に取って見る事も出来ますので興味がありましたら是非ご参加ください。

開催日     5月5日(水)     予備日   5月8日(土)

 時間      AM 9:30~PM 5:00

開催場所     埼玉県狭山市(詳しくはメールで)

交通と最寄り駅  西武新宿線 新狭山駅北口  徒歩25分

初めて参加される方は、連絡先の住所、氏名、電話を記入してメールアドレスnaosakai2019@outlook.jp にご連絡ください。

開催場所、主催者の連絡先、氏名等は、メールで返信致します。

注、屋外の展示会のため当日雨天の場合は、中止、予備日に移行します。

参加者もそれ程、多くなく、屋外展示なので三密にはなりません。ご都合が宜しかったら気分転換を兼ねてお気軽にご参加ください。

バレミアン期の化石

 

初夏の様な陽気に誘われて?アマガエルが出て来ました。

通常、アマガエルは、緑色の保護色ですが冬眠から目覚めた(?)ばかりなのか、珍しくも迷彩色カラーでしたので思わず撮影しました。