バレミテスは、とても小さい正常巻のアンモナイトなので露頭で採集のために石を割ると割れた所に「あっ・・・・・あった」となる訳なんですが本体が薄くて小さいがためにボンヤリ採集していると見逃してしまいます。
どこかの局で放送している「チコちゃん」が怒ると「ボンヤリ採集しているんじゃねーよ」と、なりそうです。通常、石は、化石のある所から割れますが他の化石が含まれていた場合は、薄いがため、そちらの化石が優先され、バレミテスの所は、割れず、出て来ない事になるんです。
さて、このバレミテスですがアップして見ると肋の様なものが等間隔で見えます。従ってこれは、バレミテス・ディフィシリスと言う事になります。
バレミテスの中心にある突起は臍。
バレミテスの整理は、終わった筈ですが後から、後から出てきてしまいます。
* バレミアン期の化石展示会ですが、前回の展示会を開催する際にブログだけで良かれと思い、知人等に連絡しなかったものですから苦情等が相次いで寄せられてしまいました。それだけでは、無いんですが予定として、「第4回バレミアン期の化石展示会」は、年も変わった事ですし、展示会は、5月中に開催する事にしました。詳しい事は、2か月前位に発表致します。
楽しみにお待ちください。
Barremites difficilis
石堂層