バレミアン期の化石

白亜紀前期、バレミアン期の化石、

アスタルテとコストキレナ Astarte subsenecta and Costocyrena radiatostriata

2023-12-14 13:34:10 | 日記
見出しの画像は、アスタルテ・サブセネクタです。
一般的に小型の小さな二枚貝を見ると皆さんの出る言葉は「あ! シジミだ」と聞こえます。
小さな二枚貝は、海生、汽水生を問わず脳裏に浮かぶのはシジミなんです。
間違えても問題はありませんがこの機会に知識を一つ増やしましょう。

今回は良く間違える小型の二枚貝です。
シジミ貝はご存知の通り汽水域の淡水と海水の混じった所に生息しています。
これは瀬林層から産出したシジミ貝のコストキレナ(通称、サンチュウシジミ)です。
石堂層の二枚貝、海水域で生息のアスタルテです。
大きな画像では違いが判りにくいので拡大したものです。
殻の表面には、規則的な同心円状の彫刻があります。


シジミガイ科のコストキレナです。
殻の彫刻が違っているのと形が違っているのが判りますが一個体を見ると意外と見分けが付かない方がいる様です。


これはアスタルテです。
Astarte subsenecta
石堂層
Costocyrena radiatostriata
瀬林層

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