白亜紀前期の示準化石で石堂層から産出した異常巻パラクリオセラスです。
クリオセラテイテス種は、石堂層からは産出頻度が低い方であまり出て来ません。今回のパラクリオセラスは、欠けた部分も無く、先端部まで全体がキレイな状態で残っているんです。私が保管しているパラクリオセラスの中で最高のモノ。
当然、クリーニングには、細心の注意で気を使いました。
これは、キャストですが、見た目には簡単に本体から外れたように見えますが、割れた部分を残らず拾い集め接着しています。
標本箱が大きいので良く見えないかも知れませんが現在の所、全て、所有していますので現物を見ていただければと思っています。
石堂層のクリオセラティテス類の標本箱。
後、残っている未整理のアンモナイトは、フィロパキセラス、アナハムリーナ、フィロセラス、ヘテロセラス、まだありそうな気がしています。
二枚貝類もこれからです。展示会前の20日頃までに、終わると良いのですが?