バレミアン期の化石

白亜紀前期、バレミアン期の化石、

Pterotrigoniaの密集層?

2018-11-17 09:27:03 | 日記

一週間後に迫った、展示会に備えて改めて化石の整理をしています。

トリゴニアを密集層に見立てて並べて見ました。陽光の関係で見えにくいと思われるので撮影位置をずらして見ましたがどうでしょうか?

このプテロトリゴニア・ホッカイドアナは、画面の中の一つですがどれになるのかわかりますか?

ここが展示会場、南に面しているので太陽光があると冬でも暖かいんです。北風は当たりません。

展示会場は、芝生の上ですから標本を落としても「壊れることが無い」とは言えませんが大概が無事です。

展示標本が多数ですから疲れたと思ったら・・・・・そのままの場所で横になって下さい。眠ってしまってもかまいませんから。

展示会への参加を考えているが迷っている、化石に不案内で参加に対し、恐縮されている等、躊躇している方、それでもこれから頑張って化石採集をしてみたい等、考えている方は、展示会への参加をお勧めします。参考になることは間違いありません。

なお、私自身は、研究者や学者では無く、この道が長い、単なる「化石の発掘屋」?ですから。

バレミアン期の化石


Brunonia annulata

2018-11-10 11:32:14 | 日記

少し難しく言うと軟体動物門、腹足綱、ゾウクラゲガイ科の巻貝で和名は、ゾウクラゲガイです。石堂層からの産出になります。

見出し画像も含め、この三点は未整理の箱から出したモノで日の目を見るのは、今回が初めてなんです。比較化石に戻ってゾウクラゲの小さい順にアップしました。

これは、二番目、しわ状の部分に乱れが

これは、大物のゾウクラゲですが潰れ方が良くありません?、斜め手前から圧がかかったらしく妙な、大きく摘まんだ様な、しわが一本尖った先端から見えます。初めてのケースで何か変。

三点集合するとサイズが判ります。右側が見出し画像のゾウクラゲ。

最近は、露頭によりますがゾウクラゲの採集が困難になって来たようです。

展示用化石の準備等もほぼ終わり、展示会も早いもので二週間後になりました。が今回は、申し込み参加者が少ない様ですのでゆっくり見たい方は、是非おいで下さい。

お勧めは、異常巻アンモナイト類です。中でもバレミアン期の異常巻種は、ヘテロセラス類に代表されます。ヘテロセラスは、多数採集しています。完全体は、二個体ありますから、乞うご期待。

バレミアン期の化石