バレミアン期の化石

白亜紀前期、バレミアン期の化石、

Pterotrigonia 特集

2019-04-27 10:50:46 | 日記

間もなく、予定通り「バレミアン期の化石」展示会が開催されます。

なお、展示会のパンフレットは、作成していませんのでご理解下さい。

あなたの目で楽しんでください。それに伴い今回は、根強い人気があります。二枚貝のプテロトリゴニアの特集です。

石堂層のモノです。トリゴニアは、三種採集していますが種名解説は省略です。画像よりも実物を見ていただくとビックリしますよ。

今迄、採集し、クリーニングが終わったモノが標本箱に入っています。

これらの標本は、石堂層のみのトリゴニアになっています。

ゴールデンウイークの天気予報が発表され、5月5日は、晴れる事になりそうです。化石類が屋外展示のため、雨天の場合は、翌日開催になります。

ご都合のよろしい方は、乞うご期待です?

 


化石堆

2019-04-20 13:13:02 | 日記

初夏の様な日差しで、山道を歩くだけで汗が噴き出てきます。

山々の木々も、新芽を伸ばし始めていて遠くを見てもハッキリ見えません。新芽の色が影響して山全体が(緑色の絵具に多めに白を混ぜ合わせた様)ボートしているんです。

以前に化石帯(Fossil zone)をUPしましたが今日は、化石堆(Fossil bank)です。

化石堆は、色々な(頭足類、二枚貝、巻貝、植物、棘皮類等)種類の化石が集まっている所で石を割っても何が出て来るのか判りません。画像の中心、上下にプテロトリゴニアが見えます。

これは、変な化石ですが、何だか判りますか?

実は、合弁のプテロトリゴニアなんです。

この角度からだと納得できない方がいるかも知れません。

石を削るのは大変なんですが根気良く、地道な作業を続けましょう。エリアの近くに二個目のトリゴニアが出てきました。

大概の化石は、変形が酷いのですがこれは意外にも膨らみがそのまま残っているようです。

Pterotrigonia

石堂層

 


プテロトリゴニア

2019-04-13 11:31:17 | 日記

見出しの画像は、石堂層のプテロトリゴニア・ホッカイドアナの綺麗な標本です。

何気なく、画像の標本を見ると「ふーん」と、見る方が多いと思われますが、ここまでの標本にするには、クリーニングの作業が時間をかけて必要なんです。

極一部の方は、化石採集の露頭で完全な、トリゴニアがそのままの姿で出て来るものと思っている方がおられます。今回の化石展示会では、クリーニングの時間を設けました。少しでも誤解の無い様になればと思います。

これが、クリーニング前のトリゴニアで露頭で採集した状態のものです。

かなり削らなければなりません。

これをクリーニング教室で使いますが如何でしょうか?。

堅くて、難し過ぎるかも知れません。第三期以降の化石ならば砂岩の堅さが「ゆるやか」なので格闘できますが白亜紀前期では、恐竜のエサになってギブアップの可能性が高いです。

こちらのプテロトリゴニアは、保管している標本の極一部ですがクリーニングが旨く行けばこの様になるんですが?。

「バレミアン期の化石」展示会ですが開始、終了時間が抜けてしまいましたので追加させていただきます。

開始と終了    AM 9:00~17:00頃まで

Pterotrigonia

石堂層