直心是道場

障がい者施設に勤務しています。
障がいのことはもちろん、映画や音楽の話も…
日々想うことを書き記します

ワンちゃんの思い出

2016年10月10日 | 日記
10月10日
秋らしい晴天の一日でした。

午前中は、施設がお世話になっている地域のお祭りで、子ども神輿が練ってくるのを待ちながら事務仕事を少々。

・・・
午後から、ワンちゃんのお弔いをしました。
荼毘に付してくれる霊園に出かけるまでの間、ワンちゃんが大好きだったウッドデッキで、一緒に庭の前に広がる稲穂を眺めました。
楽しかった時、しんどかった時、この庭でワンちゃんと過ごした一瞬、一瞬が、私の大切な思い出です。

わが家のワンちゃんは、息子が小学校にあがる年に、わが家にやってきました。
ワンパクで、いたずらばかりして、子犬の頃は、私に叱られてばかりでしたが、ちゃめっ気いっぱいの憎めないワンちゃん…

共働きで家を空けがちだったわが家。
学校から帰ると、いつも家で待っていてくれるワンちゃんに、子どもたちはどれだけ慰められたことだろう…

娘が病気を患って家にいることが多かった頃、ワンちゃんのお世話はもっぱら娘の役目になりました。
以来、ずっと娘には一目を置いていたようです。

子どもたちが成長するに従って、ワンちゃんは、体の衰えがみられるようになりました。
最近は、私の両親が時々会いに来て、可愛がってくれて、互いの癒しになっていました。

ワンちゃんはドライブが好きで、出かける時は様子でわかるようで、そわそわしながらずっと吠えていました。
家を出ると、誰よりも早く車にひょいと乗って、自分の座席にちょこんと座る…
東北から九州まで、どこへでも連れて行きました。
夜中に車を走らせながらルームミラーから後ろを見ると、いつも起きていて、窓からじっと外の風景を見ているワンちゃんの姿が、今でも目に焼き付いています。

・・・
ワンちゃんの思い出を語ると、キリがありません。

昨日は私の両親にもお別れをして、夜には離れて暮らしている息子夫婦が、仕事を終えてからお別れに来てくれました。
わが家のワンちゃんは、みんなに愛された家族の一員でした。

霊園から戻って、小さくなったワンちゃんをいつもいた場所(リビングの隅っこ)に安置しました。
お花と写真、そして大好きだったビスケットをお供えしました。

たくさんの思い出をありがとう。
あなたのことは、これからもずっと忘れない…
私たちの大切な家族です。


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