直心是道場

障がい者施設に勤務しています。
障がいのことはもちろん、映画や音楽の話も…
日々想うことを書き記します

ハロウィン 2016

2016年10月31日 | 日記
10月31日
10月も今日で終わり。秋が駆け足で過ぎていく感があります。

今日はハロウィン。
昨年のブログに記しましたが、私の世代は子ども時代にハロウィンなるものの経験がありません。

「トリックオァトリート」
知りませんでした… (^_^;)

最近の盛り上がりに、全くついていけない私です。

ですが・・
今日は、敷地内にある放課後等ディサービス事業所から招待状をいただいていたので、放課後等ディのハロウィンパーティに参加しました。

子どもたちは元気いっぱい。
ハロウィンを思いっきり楽しんでいました。

自閉的傾向があって、自己表現や集団参加が難しい子どもさんも、「お化けなんかないさ~」と一人で歌っていたり、自由お絵描きの時間にはお化けの絵をいっぱい描いていたしりて、「参加している、楽しんでいる」気持が伝わってきました。

何よりも、子どもたちは本当に可愛い!

子どもたちと職員さんで考えた、手作りのお化け屋敷を楽しんだり、ファッションショーをしたり、お絵描きを楽しんだりして、楽しい時間を過ごさせていただきました〜♪

ハロウィンは面白いな! (^o^)

これは大切だ!

2016年10月30日 | 日記
10月30日
娘が通う大学の大学祭。

娘を送るという理由を作って、大学祭を観てきました。
大勢の人たちで賑わい、模擬店、ダンスパフォーマンス、アート、そして福祉研究会などもあって、盛りだくさんの内容。
いずれも、みなぎる若さを感じて、こちらもパワーをもらいました。

「アカペラコンサートやっています~」
と誘われて、一つの教室に入りました。

手作りでスタジオ風に仕上げた会場は大勢の人でいっぱいになっています。
1グループ5分くらいで次々と歌を披露していきます。

実力を感じるグループがある一方で、クラスの有志で結成されたグループがあったりして、それぞれのパフォーマンスを楽しみました。

アカペラのメンバーは通常、5名くらいの構成。
一人ひとりのパートは一人だけ。
サボることはできないし、ミスるとすぐばれてしまう。

歌の出来栄えはともかく、みんなが緊張感を持ってことに当たる。
緊張感を持っていても、お客さんを楽しませるために笑顔…

「これは大切だ!」

最近、何でも自分たちの仕事にかぶせてしまう私。
ささやかなことにも「感じる心」を持ち続ける自分でありたいと思います。

感コン2016 グランプリ大会

2016年10月29日 | 日記
10月29日
朝、利用者さんの送迎業務の後、一路大阪へ。

感動物語コンテスト2016 グランプリ大会in 大阪に出席しました。

感動物語コンテストとは(感コンHPより)
企業の現場で起こった「感動の物語」を発掘し、従業員の皆さまによる「手作りドキュメンタリー作品」に仕上げていただき、それを広く共有し、感動し、共感する場です。地区大会で選ばれた代表が集まって日本一を決めるのがグランプリ大会です。

3年前、私は初めて中部予選会に参加しました。
出番が“トリ”であったことなどが功を奏して、地区代表に選ばれ、本選では「冠スポンサー特別賞」と思わぬ栄誉をいただきました。
この経験は、今でも私の精神的支柱の一つになっています。

ただ、お世辞ではなく、地区予選で「到底かなわない」と感じた企業さんがいくつもありました。
トコロさん、長坂養蜂場さんはその双璧と言えます。

この二つの企業さんの素晴らしさは、
従業員さんにスポットを当てた作品を、従業員さんのチームで作っているということ。

いつしか、それは私の目標になりましたが、実行するのは本当に難しい。
その後も、毎年出品はしているものの、プロセスは全然うまくいっていません。

トコロさん、長坂さんはずっと変わらない姿勢で取り組んでいて、
一昨年は長坂さんが本選で見事グランプリ!
昨年はトコロさんが念願の本選出場を果たし、審査員特別賞を受賞しました。

さて、今年は…

中部地区代表の長坂養蜂場さん。
毎回スポットを当てるところが、社是である「ぬくもり」を感じる構成です。
・育休明けで職場復帰する女性の悩み
・ウェルカムボードに込める想い。
是非、職員さんに観てもらいたい。出来れば、今就労支援を講義している学生さんにも観てもらいたいと思っています。

そして、今回特別枠で昨日、本選出場を決めたトコロさん
情熱をもって感コンに取り組み、感コンを育てたといっても過言ではない、故中島専務の想い。
予選会で惜しくも敗れて、悔しい気持ちをこらえきれず涙を流す若い社員さんの姿。
真摯に取り組んできた姿を、ほんの少しですが知っている者としては、発表を聞くだけでも涙腺が緩んできてしまうところですが、そうしたことは前面には出さずに真っ向勝負で向かうところも、トコロさん(故中島さん)らしいと感じました。

トコロさん、長坂養蜂場さんがダブルで出場を決めたことは本当に嬉しかったし、中部地区の誇りです。
故中島専務の笑顔が目に浮かびます…

さて、今回グランプリに輝いたのは、関西地区代表のシンコーメタリコンさん
社員さんの元気度が半端ない。
また、目指す目標が増えた感じです。

・・・
今回、会場は超満員で若い方がたくさん来ていて、私の隣に座った若い女性は、何かを吸収しようと一生懸命メモを取っていました。

「すごい!」

若い人たちに元気がないというのは違うと感じました。
元気を出せるようにする努力をするのは人生の先輩である私たち。

今日参加した福島の居酒屋さんは言いました。
「飲食店は就職先としてとても不人気。でも、仕方がないから働くのではなく、ここで働きたいと思って働き、働いて良かったと思える店にしたい。」
「飲食には夢がある。私は大好きです。」

この言葉は痛かった。
福祉は「仕方がない」とあきらめていないか…
「働きたい」と思える努力が足らないのではないか…

福島は遠いですが、一度訪れてみたいと思いました。

もう一つ、いつも感じることですが、経営者の皆さんはいつも笑顔。
そして、従業員をリードしていくオーラを感じます。
「笑顔とオーラ」
才能も必要ですが、何よりも覚悟だと思うのです。

私は、覚悟を充電するために「感コン」に来ているのかもしれません。
今日もフル充電することが出来ました。
実行委員長の臥龍先生をはじめ、スタッフの皆さまに感謝。

ありがとうございました。

第三者評価研究会

2016年10月28日 | 日記
10月28日
資源回収を予定していましたが、またもや雨の予報…
西の空を見てみると、養老山脈がまだ雲に隠れていない…
このところ、予定が延び延びになってしまっており、先方をいつまでも待たせるわけにはいかない。

「やるしかない」

決断して出かけました。
作業を始めてから気がついて、スマホで雨雲レーダーを確認。
遅いですね… (^_^;)

本降りになる前に資源回収を済ませることが出来ました。
よかった〜♪ (^o^)

・・・
夜。
お誘いをいただいて「第三者評価研究会」に出席しました。

福祉施設第三者評価とは…
利用者でも事業者でもない第三者(評価機関)が福祉施設・事業所と契約を締結し、サービスの内容、事業者の経営や組織マネジメントの力等を評価し、結果を公表する制度。(東京都福ナビ)

平成16年に厚労省の指針が発表されて、その頃に、私たちの施設も一度だけ受審したことがあります。

また、平成24年より児童養護施設においては、第三者評価が義務付けとなりましたが、私たち障がい者施設においては努力義務。
第三者評価のメリット、デメリットなど、以前から関心はあったものの、特に行動を起こすことなく、今日に至っていました。

今日参加した研究会は、大学の先生や施設長さんに加えて、施設の中堅職員さんも参加していて、お互いにフラットな意見交換。
現場の声を大切にするとともに、現場が学ぶ大切さを感じる会でした。

今日の学び
Ofsted(英国教育水準局)
イギリスは、学校や子どもの施設の監査を、独立した組織「Ofsted」が担っている。

・・
施設の説明責任など、管理責任を担っている私にとっては頭が痛い話ではありますが、自分たちだけではなく、日本の福祉現場全体の質を向上させていこうと思えば、大切なことだと思います。

まだまだ学ばなくてはならないことは、たくさんあります。
今日は、大変刺激を受けました!

お誘いいただいたことに感謝です。
これからも、よろしくお願いします!

2016 非常勤講師 〜 ハートに伝える

2016年10月27日 | 日記
10月27日
今日は秋らしい気持ちの良い青空が広がる一日でした。
資源回収は明日の予定。明日も晴れてほしいなぁ…

午後から大学で講義。

今日のテーマは「障害者の就労支援(現状)」

・障害者の就労状況
・各調査にみる働く障害者の現状
・障害者福祉施策における就労支援
・福祉施策と雇用支援との連携
・障害者雇用施策における就労支援
・障害者雇用率制度
・障害者雇用に関する援助制度

先週に引き続き、障がい者の雇用情勢に関する講義。
今回は、データから情勢を読み取ることをねらいとしていたこともあり、努めて冷静に講義を進めました。

ちょっと、ボリュームがあり過ぎて、途中から「時間が足りない…」と焦り始めました。
だんだんと早口になっていく私…

ふと見ると、早口になっている私についていこうと、一生懸命ノートを取っている学生さんが目に留まりました。

「申し訳ないなぁ」

用意した話は“こなした”ものの、「学生のハートに伝えることが出来たか…」 と思うと、反省しきりです。

次週からは障害者就労支援の現場についてお話をします。
気持ちの制御をしながらも、ハートに伝わるお話が出来るように努めます。

余談、よだん、
今日は26回目の結婚記念日でした。
(^_^;)