直心是道場

障がい者施設に勤務しています。
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TAKE A STAND

2017年02月04日 | 日記
2月4日
春が少しずつ近づいていると感じる、暖かな一日。

ピーター・ノーマンというアスリートをご存知でしょうか。
先日、テレビを観ていて、たまたま観たピーター・ノーマン氏のお話。

ピーター・ノーマン(1942年 - 2006年)
オーストラリアの陸上選手で、1968年メキシコオリンピックの男子200m銀メダリスト。
金メダリストはアメリカのトミー・スミス 。銅メダリストは、ジョン・カーロス。
当時のアメリカは、黒人公民権運動の真っただ中。アフリカ系アメリカ人であるスミスとカーロスの両選手は、メダル授与が行われる表彰台の壇上で、黒人公民権運動の象徴であるブラックパワー・サリュート(黒い拳を高く掲げる敬礼)を行った。
ピーター・ノーマンは白人ながらも二人の行動を支持し、同じ表彰台で「人権を求めるオリンピック・プロジェクト」のバッジを着けた。
会場からはブーイングが巻き起こり、オリンピックにおいて内政問題に関する政治的パフォーマンスを行うことはオリンピック憲章に反するとして、スミスとカーロスはオリンピックから追放された。
ノーマンも、白豪主義が色濃く残る当時のオーストラリアにおいて、表彰台での行為が人々の非難にさらされ、その後彼は好成績をあげてもオリンピック代表に選ばれる事はなく、いつしかその存在も忘れ去られてしまった。
ノーマンの晩年は、鬱やアルコール依存症およびアキレス腱の怪我に悩まされ、2006年10月3日に死去した。
2008年、彼をドキュメンタリーした映画が公開されたことをきっかけに、ピーター・ノーマンが行ったことを多くの国民が知ることになった。
オーストラリアオリンピック委員会がノーマンのオリンピック代表選考において不当な扱いを行った事を公式に謝罪したのは2012年のことであった。
(参考:Wikipedia)

メキシコオリンピックの表彰台に向かう際に、スミスとカーロスが「ブラックパワー・サルュートをするつもりだ」とノーマンに打ち明けると、ノーマンは二人の胸に留められたバッジを指差してこう言ったそうです。

「君たちが信じていることを僕も信じている。それ、僕の分もあるかい?そうすれば僕も人権運動を支持していることを証明できる」

・・・
ブラックパワー・サリュートの写真は、とても有名なので、私も知っていました。
しかし、ピーター・ノーマンのこと(胸にバッチをつけて同じ気持ちであることを表現したこと)は知りませんでした。

アメリカ人のスミスとカーロスは、その後人権のために戦った英雄となり、サン・ホセ州立大学には二人の行為を祝して像が建てられています。
しかし、2位の表彰台は空です。これは、ノーマンが「そうして欲しい」と望んだとカーロスは語っています。

そして、像のない表彰台にはこう書かれているそうです。

「TAKE A STAND」

・ここに立ってみてください。
・自分が信じた事のために立ち上がりなさい。

心に響く言葉です。

・・・
「現実から目を背けるな。自分をごまかすな。」

今の私に突きつけられていることです。

私は逃げない。逃げてはいけない。
でも、慌てない。焦らない。諦めない。

頑張ります!

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