kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

多様な価値観

2016-12-06 | 陸上競技
思うことを。

先日高校の同級生に会いました。かなり貴重な時間でした。何が貴重だったかというと「それぞれの世界で生きている」からです。分かりにくいかもしれませんが。20年の間、それぞれが自分の人生を歩んできています。その中で培われた「価値観」というのは本当に面白い。

私は高校を卒業してから大学に進学しました。爆漠然と「教員になりたい」と思っていました。その時から私は私の道をひたすら突き進んできた気がします。その中で自分の価値観を作ってきた。大学で陸上競技部の主将をさせてもらいました。当時は100人規模の部活でした。かなり鍛えられた気がします。こういう経験はなかなかできません。ありがたいことです。

その後、大学院に進み今の仕事へ。どちらかというと閉鎖的な世界で生きている気がします。こういう性格ですから競技に関係ない所で付き合いの幅を広げようとう感覚が本当に少ない。それでも全く困らないからです。他県の陸上競技の先生方との関わりはかなりあります。が、結局は「陸上競技」というフィルターを通しての関わり。

今回、今の仕事とはほぼ関係ない集まりでした。これはものすごく新鮮。本当に楽しい時間を過ごすことができました。もっと深い話が出来ると面白かったのではないかという気がするくらいです。

今の私はどうも高校時代とは随分違うようです。自分ではほとんど変わっていない気がしていますが「そんなキャラじゃなかった」と言われました。あの頃は今よりももっともっと閉鎖的な世界で生きていた気がします。人生の全ては陸上競技。それしか考えてなかった(笑)。今でも変わらないんじゃないか?!と突っ込まれるかもしれませんが。あの頃は周りの人にほぼ関心がなかった気がします。

それが大学に進み様々な方々と出会いました。その中で自分の価値観を大きく変える出来事が何度も何度もありました。少しずつ社交性を身につけていたのかもしれません。大きく変わる転機。大学に進学して本当に良かったと思っています。

そう考えると今はまた閉鎖的な生き方をしている気がします。自分の中で培ってきた「価値観」だけで生きている。本当はもっと違う価値観があるんじゃないかという気もしています。同級生は国際結婚をしています。これなんて完全に異なる文化との交流です。メチャメチャ元気でした(笑)アクティブ。

もう少し自分の「幅」を広げていかないといけないなと感じました。それがきっと生徒や選手に還元するからね「何か」を生み出す。手取り足とり全てをやっていくのは違うと思っています。そこだけは譲れないなというのはあります。

話が逸れるかもしれませんが私は高校時代も大学時代もほぼ独学で競技をやっていました。全く分からない中を手探りで進んでいった。その中で死ぬ程勉強しましたし、無駄な遠回りもしました。が、今となってはそれは「貴重な財産」だったと思います。その経験があるから今がある。何から何までレールを敷かれて「これをやれば大丈夫」という生き方をしていたらきっとダメになっていたと思います。

ある程度は選手や生徒に苦労をさせないといけないと思います。これは譲れない価値観。だから成長できる。しかし、それ以外の価値観にもっと触れてみることも重要なのかなと。「そんなにやらなくてもなんとかなるよー」っていう感覚の話をもっとしていくと自分自身が変わっていけるのかなという気がします。未知なる自分を知ることができる。

楽しい。それを機にまた本をしっかりと読んでみようという気になりました。これはこれで自分のためになります。二日間で3冊読みました(笑)。おいおい、偏ってるよ、というツッコミはなして(笑)。

うーん、書きたいことがあるのですがなかなか上手くまとめられません。また機会があれば書きますね。

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