釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

6月25日 午前中勝負で出船

2016年06月25日 | 日記
「午後からは、もしかしたら天気崩れるかも…。それに此処二日ばかりは、余り調子は良くないです」

今日のお客様の塩田さん、右田さん、江藤さんに今の状況を説明する。

「釣れる釣れないは行ってみなければ、ですよね」

「生まれた子供の100日祝いに鯛が釣りたいです」

「頑張りましょう。可能性のあるポイントから行きましょう」

早朝6時前、不安と期待を持って出船。

水深60数メートルのポイントに入り、潮行きを確認する。

ベイトは、海底から6メートルくらい上に固まっている。

一流し目で潮は上り潮が流れており、速度は0.7ノット位と釣りやすい感じだ。

二流し目にはいると、江藤さんにアタリが来た。



「ホール中にアタリました」

ゴンゴンと竿を叩くアタリは、真鯛だ。



上がってきたのは、3キロ弱の立派な真鯛。

「これで息子の100日祝いが出来る」と満面の笑み。

塩田さん、右田さんからも祝福の言葉が送られた。

すると、またしても江藤さんにアタリが来た。



今度も真鯛が上がってきた。

1キロクラスの食べ頃サイズ。

「今日の目標は達成しました」と嬉しそう。

この頃から西風が強くなり始め、南東からのウネリと重なって、波が大きくなってきた。

「風が強くなってきましたね。何処か風が避けられるところに行きましょう」

「鯛が釣れ始めてこれからですけど、移動しましょうか」

大島中央部の、西風が少しでも避けられそうな場所に、移動する。

移動して、一流し目に右田さんにアタリが来た。



最初のアタリはドラッグ音がなり、ラインが引き出された。

一瞬、鯛を想像したが、上がってきたのはウミゴイで、ちょっと力抜けした。



塩田さんにもアタリが来た。



「小さいです」

と、上がってきたのはガンゾウヒラメ。

その後、江藤さんにもアタリがあり、ホウボウが上がってきた。



「場所を変えましょう」

大島の南側に移動する。

ここでも、最初にアタリが来たのは江藤さん。

「今日は、江藤さんデーやね」

塩田さん、右田さんからお褒めの言葉。



上がってきたのは、美味しいスジアラ。

「アラカブも上がったし、美味しい根魚が釣れましたね」

「少々風が当たると思いますけど、先週、鰤が出たポイントに行ってみますか」

「行きます」

西から北西に変わってきた風で白波が立つ中、ポイントに船を走らせる。

ベイトは、ビックリするくらい居る。

「底から20メートルくらい上までベイトです」

3人一斉にジグを落としていく。



江藤さんにアタリが来た。

「来た!来たよ!」

竿が結構な曲がりを見せている。

次の瞬間「あっ、外れた。針掛かりが浅かったみたいだ」

右田さんにもバイトが来た。

「来た!なんかさわった。針に乗らんかった…残念」

青物らしいアタリが連続した。

「船を戻して、もう一度同じコースを流します」

すると、右田さんにアタリ。



上がってきたのは、40センチ近い良型のマアジ。

江藤さんにも、アタリが来た。



これまた、型の良い大きなマアジ。

「これが、鰤に変わらんですかね」と、ちょっと複雑な表情。

右田さんにも続けて当たりが来て、良型の鰺が上がってきた。



尾鰭付近に、針掛かりしている。

「通りで変な引きをするはずよな」と笑顔。

塩田さんにもアタリが来た。

「またしても、小さいです」



上がってきたのは、レンコ鯛。

アタリが連続しているが、北西の風がだんだん強くなり、ウネリも高くなり始めた。

もう少し粘れたら、もしかしたら青物が来るかも、との思いはある。

しかし、西の空には暑い雨雲が掛かり始めた。

「今日は、帰りましょうか」

天候が、もっと悪くなる前に帰港した。