釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

3月31日 強い西風

2019年03月31日 | 日記
早朝5時過ぎ、船着き場に行ってみた。

当然、誰も来ていない。

夜明け前の船着き場に、時折、強い西風が吹き付けてくる。



「朝間詰めだけでも、出てみますか」

昨晩、お客様とこんな話をした判断は「甘かった…」と、反省する。

夜中に吹いていた風も、強烈な風だった。

道路から見る分の海上は、いつも凪ぎに見える。

6時過ぎに、今日のお客様が見えた。

お客様も「どうですか?」と、心配されている。

「今日は、やはり中止しましょう。すいません」

「大丈夫です。また、来ますよ」

笑顔で、こう言って頂いた分、嬉しくもあり、苦しくもありだった。



(今日の写真ではありません)

自宅に帰って暫くすると、自宅周囲の木々が枝を大きく揺らし始めた。

強い西風が、吹き始めた。

宮崎や都城のお客様や、釣り仲間から連絡が入る。

「出てますか?」

「風が強くなる予報ですよ」

風の強さが、9メートル前後になっている。

船仲間からも、連絡が入る。

「今日はどうしてますか」

「出るつもりだったけど。朝の風が強くて中止しました」

「私も、中止しました。結構強く吹いていますよ」


明日も、強い風は残るみたいな予報になっている。

明日からは、4月になる。


月が変われば、付きも変わるかな。

3月30日 待望の一匹

2019年03月30日 | 日記
 

出だしは、フグとエソと言う、寂しい感じだった。

しかし、この後、ポイントを移動してから、この若者二人が頑張りを見せてくれる。

「フグと、エソは寂しいよね。場所を変えましょうか」

塩田さんと息子さん、その息子さんのお友達の城石さんを乗せ、次のポイントへと船を走らせる。




今日の塩田さんは、息子さんと城石さんの師匠役。

若者二人の仕掛け作りから、仕掛けの操り方等の指導が優しく成されていく。

自分の釣りも楽しみたい筈だが、今日は息子さんと城石さんの補佐役に回っている。


次のポイントに入り、最初にアタリを捉えたのは、塩田(息子)さん。

「ゆっくりと、楽しんであげてね」



上がってきたのは、サゴシ。

「フグじゃなくて、良かった」と、笑顔が出る。

潮の色も、青味があって良い感じだ。

1ノット前後で、北東に流れている。

朝の内は、北西の風がやや強く吹いている。

その分、ラインが多く出て行き、仕掛けが流される。

又、南東からのウネリが時折、大きくなって寄せてくる。

その分、船が揺れる。

「少し、浅場に寄りましょうか」

浅場の沈み瀬周りから、攻めてみる。


「何か来ました」

城石さんの竿に、アタリが来た。

船釣りは初めてとの事だったが、やり取りは落ち着いている。

城石さんが、獲物を巻き上げている時、塩田(息子)さんにアタリが来た。

いきなり、ドラッグ音が鳴り、ラインが引き出されていく。

城石さんも絡まないように、慎重に巻き上げている。



良型のオオモンハタが上がってきた。

「良いハタが来ましたね」

ホッとした笑顔が良い感じだ。


 

一方の塩田(息子)さんは、大物との格闘中。

お父さんも心配そうに、傍らで見守っている。

10メートル巻き上げては、10メートル走られるの繰り返しのようだ。

「腕が痛い」と、お父さんと交代。



塩田さんの、獲物とのやり取りは流石の腕前だ。

ジワジワと針掛かりした“大物”が、上がって来だした。

「後、20メートル」

「後、10メートル」

「見えた。ブリです。サメじゃ無いです」

取り込みの竿は、再び塩田(息子)さんに交代。

 

93センチ、8.3キロの丸々と太ったブリが上がってきた。

仲良しの若者二人で、記念写真をパチリ。

「前回もブリを釣ったよね」

前回は、70センチクラスだった。

「一回りアップしたね」と、みんなで大喜び。


今度は、城石さんが頑張った。







35センチ超の良型真鰺を連発。

「良い鰺が来たね」

見ている私も、嬉しくなる。


しかし、良い事ばかりでは無かった。

風が南東の風に変わり、ウネリが大きくなり、白波が立ち始めた。

塩田さんとも相談して、安全第一で帰港することにした。

大物ブリが上がった陰には、塩田さんの好指導が有った。



3月29日 悩ましい天気

2019年03月29日 | 日記
前夜の天気予報では、雨の確率70%になっていたが…。

朝起きたら、大して雨も降っていない。

「もしかしたら、行けるか」

そう思い、湾岸道路に行ってみた。





いつも思うのだが、道路上からだと海が穏やかに見える。

此で船に乗って沖に出ると、ウネリがある。

今回もこのパターンのように感じる。

仲間達も、ウネリと波を気にして船を出していない。

「沖は、風が吹いていそうだよね」

「此処では風が弱いけど、北東だし、沖では昼前くらいから吹いてくるよね」

「ウネリも、沖の方が有りそうですね」

仲間達それぞれで、海の見方が違うことが、助け船にもなる。


自宅で風の向きを見ていた時、遠くで遠雷が聞こえた気がした。

「えっ、雷…」

風向きが北東になっていた。

そうなると、海方向から聞こえたことになるのだが…。


天気予報を見ていると、大陸からの雲が次々と流れ込んでいる。

明日は、処によっては小雨が降るとも言っている。

また、午後からは西風が強く吹くとも言っている。

風マークが黄色になっている。

どうも、不安定な気圧配置になるようだ。


等圧線の具合によって、少し風の予想が出来るようになった。

気象予報士ほどの正確さは、無いのだが…。

結局、悩ましい天気に悩まされて、今日の釣りは中止した。


船着き場では、船仲間が明日の出船の準備をしていた。

私も、明日は風が吹き出す前に、出てみることにした。

近場の浅場に、ノッコミ真鯛が入っていると予想している。

思うように、行くか気にはなっている。

風の事を考えて、近場からの釣り開始となると思っている。

3月28日 外せない用事

2019年03月29日 | 日記
夜中に降り出した雨。

朝起きたときに、パラパラと振っていた。

今日は、外せない用事が有り、雨がチョット嬉しい。

風は、自宅付近では、そんなに吹いている感じではない。



朝食を摂った後、妻と有る書類を清書し、間違いがないか再確認。

裁判所に提出する「成年後見人」の必要書類。

毎年3月には、整理して提出している。

チョットした、緊張する時間でもある。

成年後見人については、最近は新聞紙上でも、色々な意見が掲載されている。

私も、時折裁判所と相談しながら、役割をこなして行ける様にしている。

一言で言えば「色々と気を遣う仕事」だ。

人の財産を管理する上では、どうしても気遣いが多くなる。



海の状況については、少し上向きになって来た様に感じている。

気になっていた鯖や、鰺等のアタリが、戻りつつある。



待望の真鯛のアタリも、少しずつだが出始めた。

船を走らせている時に、魚探をみていると「良い感じのベイト反応」が出てくるようになった。

ベイトの中に仕掛けを入れると、直ぐにアタリが出てくるわけではない。

しかし、バイトがあったり、針外れになるが一旦は針に掛かったりする。

完全に調子を取り戻すまでは、もう少し時間が掛かるとは思っている。


もう一つ、調子が戻りつつあると判断するのは、潮の動き。

浅場の潮の動きは、イマイチな処がある。

しかし、少し深場に行けば、潮の色は青々としているし、手を付ければ暖かい。

潮の動き自体も、上り潮が1ノット前後で動いている。

1ノット前後の潮の動きは、釣りする側からみれば「丁度良い速さ」になると思っている。


この調子で、少しずつ良い方向に動いていって欲しい。

明日は、雨のようだし、厳しいかな。

週末は、良い天気になって、良い釣果になる…事を期待したい。

3月27日 楽しめた一日

2019年03月28日 | 日記
南風が吹いてくる予報を、気にしながら港を出た。

沖合に出てみると、北西の風がやや強く吹いている。

潟からのウネリが、少し立っている。

魚探に映るベイト反応は、良い感じで出ている。

小牧さんも三木さんも「良いベイト反応だ」と、笑顔になる。



一流し目から、アタリが来た。





小牧さんに来た真鰺は、35センチの大きさ。

「これは、良い鰺が来ました」と、笑顔になる。


北西の風を少しでも避けたいと、移動したポイントでも小牧さんにアタリが来た。





良型のレンコダイ。

本命は真鯛だが、レンコダイも美味しい魚だ。


小牧(姉)さんにもアタリが来た。





上がってきたのは、カイワリ。

今日の初釣果に、チョットだけホッとする。

次のアタリも、直ぐに来た。





良型のウッカリカサゴに「嬉しいです」と、素敵な笑顔だ。


鯖の写真は撮っていないが、丸々と太った鯖がダブルでヒットしてくる。





二人同時にダブル掛けして「走る。走る!」と、一時は大賑わい。

移動しても、鯖は付いてきた。

この時期の鯖は、脂が乗って美味しい。

私は、味醂干しが大好きだ。


鯖の連発で賑わっている間に、海はべた凪になってきた。



「風が止まると、次に吹き出したときは、止まりませんよね」

何時南風に変わるか、気にしながら竿を出していく。


小牧さんに、アタリが来た。





三木さんにもアタリが来た。



アヤメカサゴが、ヒットしてきた。

小牧(姉)さんにも、アヤメカサゴがヒットしてきた。

アヤメカサゴが、集まっていたようだ。

三木さんに、真鯛と思われる強いアタリが来た。

慎重になりすぎたのか、途中で針が外れてしまった。

「あーっ、口惜しい。やってしまった…」

この口惜しさは、充分に伝わってくる。


しかし、ここで南東の風が吹き始めた。

風の勢いは、段々と強くなってきた。


南東の風を気にしながら、竿を出す。

小牧さんにアタリが来た。





ホウボウが上がってきた。

「高級魚が来た」と、笑顔だ。


激しくなってきた南東の風を避けて、大島の風裏に入る。

「ロックフィッシュを、やってみませんか」

「やります」と、嬉しい返事を頂いた。


浅い岩場を軽い仕掛けで探っていく。

三木さんに、良い感じのアタリが来た。





良型のオオモンハタが上がってきた。

「おお!良いね」と、みんなから祝福の声が挙がる。

小牧(姉)さんにもアタリが来た。





今度は、良型のアカハタ。

「初めてアカハタを釣りました」と、素敵な笑顔。

ロックフィッシュは、ポツポツとアタリが来る。



三木さんに、2匹目の良型オオモンハタが来た。



小型だが、真ハタもヒットしてきた。


今日の釣りは、三人の誰かがアタリを捉えていた。

その中には、エソもいたが中には丸々として太ったエソもいた。

「いくら太っていても、エソはいらない」と、直ぐに海に帰す。


帰りの船中は、沢山の魚種が釣れて話で、盛り上がった。