釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

6月29日 思わぬ訃報

2016年06月29日 | 日記
思わぬ形で、旧来の知人の訃報を知った。

フェイスブックを見ていたら、バレーボール仲間の投稿に目が止まった。

其処に書いてあったのは「親友が逝ってしまった」と言う内容。

「誰のこと…」

直ぐに、バレーボールの審判時代の恩師に電話した。

誰が亡くなったのか、分かった。

年下の後輩が、病院で倒れて帰らぬ人となったとのことだった。

彼とは長い間、バレーボールを通じて、交流があった。

40年以上の関係になる。

バレーボールの場では、私が彼の居るチームの審判をしたり、時には対戦相手としてネットを挟んで向かい合ったりしてきた。

気の強い、負けん気が前面にでる、ファイトマン。

自分が所属するチームを力強く引っ張る、心強いリーダーでもあった。

誰からも信頼厚い、男気溢れる男だった。

通夜にも、彼を知る多くの人たちが弔問に訪れていた。

彼がどれだけ多くの人たちに愛されていたか、その人望の厚さがよく分かる。

今は、安らかにお眠り下さいと、手を合わせることしかできない。

亡くなった彼の兄と、私は同級生だ。

「こんな形で会うことになるとは、思わなかったね…」

「そうね…」

私も、弟を早くに亡くしているから、今がどんな気持ちか少しだけ理解できる。

辛い気持ちを抑えて、私と話をしてくれた。

近いうちに、何人かの同級生たちと集まる約束をした。

亡くなった彼の冥福を祈ります。合掌

6月28日 泥濁り、再び

2016年06月28日 | 日記
今日予定していた、ドック上げは中止。

来週に延期とした。

次から次と来る激しい雨に、雷まで鳴り始めた。

それでも、私の船仲間が朝のうちだけ船を出して、2キロのスジアラの釣果写真を送ってきた。

午前中は、その写真を眺めながら「良いな…羨ましいな…」と思って時間を過ごした。

午後からは、一段と雨足が強まり、夕方近くまで部屋の中。

インターネットで、天気予報を睨めっこするだけ。

夕方5時頃になって、海の様子を見に行く。



広渡川河口に、上流から吐き出されてくる泥濁りの水で、沖に向かって波が立っている状態。

その影響だろうが、可成り沖合まで泥濁りが広がっている。

海としては凪に近い感じを受けるのだが、船で出るとウネリがあるのかもしれない。

泥濁りの広がりは、水深60メートルのアタリまで、行っているように見える。

裸バエ方面にも、当然濁りは来ている。



松島内場のテトラのところも泥濁り。

小節の地磯の土が、激しい雨で流れ出ているのだろう。

激しい雨が降って、海水の塩分濃度に影響は余り無いと思うが、水温に多少の変化は出るかもしれない。

川からの水の良が半端無いところから、海底付近の水温は下がるかもしれない。

濁りが広がっている範囲は、魚の動きが鈍くなるかもしれない。

明日の、雨の予報。

周の半ばからは、晴れマークが出ているが、潮の状況が気になる。

6月27日 ドック上げの準備

2016年06月27日 | 日記
明日は、船をドックにあげて船底の手入れと、エンジンオイルの交換等を予定している。



けど、雨が降ったら延期になる。

でも、雨だろうと思っている。

川面に浮かんだ状態で船底を見る限りは、そんなに汚れていないと思う。

フジツボ等の付着も、少ないんじゃないかと思っている。

これから、夏にかけてはキャスティング等の事を考えれば、少しでも船足が早いほうが良い。

船内を隈無く見回してみれば、運転席の椅子の下部にヒビが入っている。

補強剤で、がっちりと補強しておきたい。

その為のFRP用補強剤も購入。

ドック上げの準備は出来た。

午後からは、都城のポイントへ欲しい物があるので妻と行ってみた。

船仲間から教えてもらった、大鰺釣り用いる仕掛け。

展示してある場所が分からず、店内を3周ほどウロウロした。

1セットが手に入れば、後は自分で工夫して作ってみたい。

似たような材料も、一緒に購入した。

船が出せないときは、仕掛けを作る仕事がある。

これからの時期は、イサキに鰺、夜釣りのシブ鯛等々と対象魚も増える。

無い知恵を絞って、楽しめる仕掛けを考えたい。

最初は物まねからになるが、仕方ないことだと自分に言い聞かせている。

昨年のデータを見ると、やはりこの時期は、仕掛け作りの作業数が増えている。

時期的に雨が多い時期だし、仕方ない。


6月26日 やっぱり西風が強いな

2016年06月26日 | 日記
普段なら、西風は釣り人にとっては味方の風のはずなのに…。

都井岬灯台の天気予報では、風力が6~8メートルになっている。

ちょっと強いかな…。

今日の予約のお客様も、夕べの電話で

「今日は、風がメチャメチャ強かったでしょう。気になって海に様子見に行きました。

 明日もやっぱり、こんな感じですかね」

「予報では、西風が6~8メートルになっています」

「悔しいけれど、明日の予約は日延べして良いですか」

「はい、良いですよ。もし、風が強かったら楽しい釣りにならないですものね」

と、来月に日延べすることになった。

朝起きて、お日様が燦々と照っていた。

様子見に海に出てみたら、やっぱり北西の風が強く吹いている。



しかし、海の色はもの凄く綺麗な、青色に変わっている。

「これは、良い色になっている」

O先輩とK先輩の船が見えたので、寄って話を聞く。

お二人の船も風と波の影響で、可成り揺れている。

「釣れてますか?」

「潮の色は最高やけど、余り良い感じではないよ」とK先輩。

「ボツボツだよ」とO先輩。

少し離れているだけで、釣果に差があるようだ。

私も、二人から離れたところで、鯛ラバを落としてみた。

風が強いこともあって、ラインが相当出ていく。

着底は取れる。

ゆっくりと鯛ラバを巻き上げていくと、ガツンとアタリが来た。

一投目から出足良いかな。



上がってきたのは、キロ弱の食べ頃サイズ。

しかし、その後は船がポイントから離れるのが速すぎて、アタリが続かない。

風も止みそうにないので、午後2時過ぎ帰ることにした。

6月25日 午前中勝負で出船

2016年06月25日 | 日記
「午後からは、もしかしたら天気崩れるかも…。それに此処二日ばかりは、余り調子は良くないです」

今日のお客様の塩田さん、右田さん、江藤さんに今の状況を説明する。

「釣れる釣れないは行ってみなければ、ですよね」

「生まれた子供の100日祝いに鯛が釣りたいです」

「頑張りましょう。可能性のあるポイントから行きましょう」

早朝6時前、不安と期待を持って出船。

水深60数メートルのポイントに入り、潮行きを確認する。

ベイトは、海底から6メートルくらい上に固まっている。

一流し目で潮は上り潮が流れており、速度は0.7ノット位と釣りやすい感じだ。

二流し目にはいると、江藤さんにアタリが来た。



「ホール中にアタリました」

ゴンゴンと竿を叩くアタリは、真鯛だ。



上がってきたのは、3キロ弱の立派な真鯛。

「これで息子の100日祝いが出来る」と満面の笑み。

塩田さん、右田さんからも祝福の言葉が送られた。

すると、またしても江藤さんにアタリが来た。



今度も真鯛が上がってきた。

1キロクラスの食べ頃サイズ。

「今日の目標は達成しました」と嬉しそう。

この頃から西風が強くなり始め、南東からのウネリと重なって、波が大きくなってきた。

「風が強くなってきましたね。何処か風が避けられるところに行きましょう」

「鯛が釣れ始めてこれからですけど、移動しましょうか」

大島中央部の、西風が少しでも避けられそうな場所に、移動する。

移動して、一流し目に右田さんにアタリが来た。



最初のアタリはドラッグ音がなり、ラインが引き出された。

一瞬、鯛を想像したが、上がってきたのはウミゴイで、ちょっと力抜けした。



塩田さんにもアタリが来た。



「小さいです」

と、上がってきたのはガンゾウヒラメ。

その後、江藤さんにもアタリがあり、ホウボウが上がってきた。



「場所を変えましょう」

大島の南側に移動する。

ここでも、最初にアタリが来たのは江藤さん。

「今日は、江藤さんデーやね」

塩田さん、右田さんからお褒めの言葉。



上がってきたのは、美味しいスジアラ。

「アラカブも上がったし、美味しい根魚が釣れましたね」

「少々風が当たると思いますけど、先週、鰤が出たポイントに行ってみますか」

「行きます」

西から北西に変わってきた風で白波が立つ中、ポイントに船を走らせる。

ベイトは、ビックリするくらい居る。

「底から20メートルくらい上までベイトです」

3人一斉にジグを落としていく。



江藤さんにアタリが来た。

「来た!来たよ!」

竿が結構な曲がりを見せている。

次の瞬間「あっ、外れた。針掛かりが浅かったみたいだ」

右田さんにもバイトが来た。

「来た!なんかさわった。針に乗らんかった…残念」

青物らしいアタリが連続した。

「船を戻して、もう一度同じコースを流します」

すると、右田さんにアタリ。



上がってきたのは、40センチ近い良型のマアジ。

江藤さんにも、アタリが来た。



これまた、型の良い大きなマアジ。

「これが、鰤に変わらんですかね」と、ちょっと複雑な表情。

右田さんにも続けて当たりが来て、良型の鰺が上がってきた。



尾鰭付近に、針掛かりしている。

「通りで変な引きをするはずよな」と笑顔。

塩田さんにもアタリが来た。

「またしても、小さいです」



上がってきたのは、レンコ鯛。

アタリが連続しているが、北西の風がだんだん強くなり、ウネリも高くなり始めた。

もう少し粘れたら、もしかしたら青物が来るかも、との思いはある。

しかし、西の空には暑い雨雲が掛かり始めた。

「今日は、帰りましょうか」

天候が、もっと悪くなる前に帰港した。