釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

2月27日 小春日和

2022年02月28日 | 日記
日中は暖かく、早咲きの桜も満開になってきた。

海の中も、真鯛のノッコミシーズンに、入っている気がする。


ここ何日か、上り潮が入って良い感じの潮色になっている。

あちらこちらで、良い感じのベイト反応も出ている。


最初に入ったポイントには、良い感じで鰺の反応が出ていた。

「この反応は、多分、鰺だと思います」

直ぐに、竿出しを勧める。







清水さん、小佐治さんにヒットしてきたのは、目鰺だった。

鰺のアタリは、続くのだが…。

昨日と違って、型が小さくなっている。


宮田さんが、アタリを捕らえた。




ウッカリカサゴが、ヒットしてきた。

ベイトの中に、鯖のアタリも混じりだした。

丸々とした、脂ののった感じの鯖だ。


清水さんに、強いアタリが来た。




鰺、鯖の群れに付いている、何かがヒットしてきた。

「可成り上で、ヒットした」



海中に、白く光って見えるのだが、なかなか動かない。

「何だろう」

清水さんの頑張りで、海面に浮いてきた。

「鮫だ」



「青鮫とと違うかな」

タモ入れに抵抗して、針が折れた。

「鮫とは、ガッカリやな」

笑い声で、盛り上がった。



気持ちを切り替えて、次の流しに入る。


清水さんに、アタリが来た。




竿先を叩く、重量感のある引きは、真鯛と確信する。

その姿が、海面に出てきた。




60センチクラスの、良型だ。


次のアタリも、直ぐに来た。



「連続ヒットですね」

「俺たちには、ヒットがない」

様々な声が、飛んでくる。

注目が集まる中、大きな真鯛が姿を見せた。




「70センチです」

計ってみると、ジャスト70のノッコミ真鯛。

「美味しくビールを頂きます」

船内に、笑い声が広がった。


船を流していると「二枚潮かな」と思える、潮の変化が見られる。


アタリを捕らえるのに、ちょっと苦戦するかな。

ポイントを移動しながら、アタリを捕らえていく。






アヤメカサゴ、レンコダイが上がってくる。


小佐治さんに、重量感のある強いアタリが来た。




走る様子は見られないが、可成りの重量感は有る竿の曲がりだ。

「ハタかな?」

時折、リールの巻き上げが出来ない位の、引きが来る。

可成り巻き上げたと、思った一瞬。

「あっ…」

針が外れた…。


「正体が見たかった…」

口惜しい思いが残った…。

2月26日 頑張ります

2022年02月27日 | 日記





柿木(波)君の「頑張ります」が、釣果に繋がった。

海上は、今日も西寄りの風がやや強く、白波も立つ状態。

それでも、魚探にはベイト反応が出る。

「この反応の出方は、鰺の群だと思います」

海底付近に、幅15メートルくらいの厚みで、反応が出ている。


鰺のアタリを最初に捕らえたのは、関屋さんだった。

35センチクラスの、真鰺がヒットしてきた。


鰺の中には、良型のカマスも混じっていた。




柿木さん親子にも、アタリが来る。

柿木(波)君には、引きの強い目鰺がヒット。




お父さんには、良型の白甘鯛がヒット。




出足に良型の釣果が出て、気持ちが盛り上がる。


「青物が付いていないかな」

ジグでベイトの中を探っていた、関屋さんに大きなアタリが来た。





竿が大きく曲がって、やり取りが楽しそう。

時折、鋭い突っ込みを見せる。

海面近くに、白く光る魚体が見えてきた。

「ニベか…」




大きなニベが、上がってきた。

青物ではなかったが、船上は益々賑やかになってきた。


ベイト反応を見つけて、流すコースを変えていく。


時折、レンコダイがヒットしてくる。

食べ頃サイズの真鯛も、ヒットしてくる。








その一方で「触ってくるけどな…乗ってこないな…」

関屋さんが、魚のバイトを感じているのだが、食いの渋さに苦戦している。

「乗った」と、竿が大きく曲がっても、直ぐに針が外れる場面もあった。


昼頃になると、予報通り風が南に変わってきた。

「余り長くはやれないかな…」と、危惧する。

そんな中に、柿木(波)君が、頑張った。


「来たよ」



竿が、大きく曲がっている。

「頑張れ!」と、お父さんも声援を送る。

「重たいよ」と、魚の重量感を感じながら、リールを巻く。

「白甘鯛だ」




上がってきたのは、良型の白甘鯛。


「やったね。今日の竿頭だね」と、祝福の声が掛かる。


その後も、柿木(大)お父さんにイトヨリダイがヒット。







柿木(波)君に、レンコダイがヒット。



ポツポツと、アタリは続いていたのだが…。


南よりの風が、強くなってきた。

「上がりましょう」と、納竿とした。




2月25日 出てみましょう

2022年02月26日 | 日記


昨日の、午後からのウネリが、気になって居た。

「沖に出られるかな」

「駄目元で、出てみましょう」

大島の北側を通って、沖に出てみた。

「意外にウネリは、無いですね」

昨日のウネリを心配したが、徒労に終わって、ホッとした。


潮は、上り潮が北東に流れている。

西寄りの風がやや強く、風と潮の流れが一緒になっている。

「潮が速いですね」

1.5ノット前後で流れている。


魚探には、時折ベイト反応が出てくる。


「ベイトの正体は、何だろう」

何時も、この事が頭に浮かぶ。


最初のアタリは、真鰺が来た。




35センチクラスの、良型の真鰺。

「この型の鰺なら、嬉しいですね」




ポツポツと、鰺が当たってくる。

少しずつ、ポイントを移動していく。


時間の経過と共に、大きなベイト反応が出てくる。

その正体は、真鰺や丸鰺。


その鰺の中に、大きなアタリが来る。




ドラグ音が鳴る。

「良い真鯛かも知れませんね」

ラインを巻き上げる、楽しみが出てきた。





64センチの、太った雄の真鯛。

「ベイトの中に居ましたね」

思わず、笑顔になる。


白甘鯛も、ヒットしてきた。




「美味しい高級魚ですね」

コロナ対策のマスクの下は、笑顔が満開。


流すコースを、色々と変えていく。


時折、走りが止まらない、アタリが来る。


着底と同時に、又は、鰺がヒットした後に、ラインを一方的に引き出される。

何とか、獲物の走りを止めようとするが、底走りされてラインが切られる。

「くそっ、口惜しいな!」

やはり、ベイト回りには、何かが着いているのだろう。


風が、東から南に回り始める。


状況が変わり始めた頃に、アタリが来た。




上がってきたのは、真鯛。

ノッコミが、始まっているのだろう。


風が南に変わり、波が出始めたのを機に、納竿とした。

2月24日 愉快な仲間達と

2022年02月25日 | 日記




海上は、北東からのウネリが残っていた。

北西の風とウネリがぶつかって、波が暴れる状態になっていた。

「風が治まるまで、潟近くで待機するか」

浅場からの釣り開始となった。


「アタリが出るだろうか」

不安な天気状況に、早く釣果を上げたいと、気持ちが焦る。


最初のアタリは、林田さんに来た。




引きの強い、オジサンがヒット。

林田さんを追い掛けるように、高山さんにアタリが来た。





上がってきたのは、ホウボウ。

「潮の動きがイマイチなのかな…」


ポイントを移動する。

ここから、色々なアタリが出始める。

口火を切ったのは、野邊さん。



良型の白甘鯛が、ヒットしてきた。

「やるね!」

先輩、同僚からの祝福に、にっこり笑顔。






日高さん、阪元さんにもアタリが来て、まずは、全員ヒット。

ポツポツだが、アタリは続いた。



高山さんに、良型のイトヨリダイ。




林田さんに、良型のウッカリカサゴ。




野邊さんに、アオハタが来た。

船上に、賑やかな声が飛び交うようになってきた。

賑やかになってくると、益々アタリが続いた。






ダブル、トリプルでアタリが来る。




アオハタ、レンコダイが上がってきた。

トリプルヒット揃って、記念の一枚。



阪元さんにも、白甘鯛がヒットしてきた。



高山さんには、オキアジがヒット。

図鑑では、食味は星4つになっている。


しかし、海の状況が段々と悪くなってきた。

北東からのウネリが段々と高くなってきた。



ウネリとウネリの間に入ると、隣の船が見えなくなってきた。

「今の内に、避難しましょうか」

一緒に出ている関屋さんに「内場に入る」と、連絡して移動する。


内場に入るが、風が徐々に南に変わり始めてきた。

「余り長くは、やれないかな」

そう考えて、船を流す位置を決める。


暫くすると、ガンゾウヒラメが、アタリ始めた。






段々と、型が良くなっていく。


イトヨリダイも、アタリ始めた。







ここでも、楽しいダブルヒット




ホウボウと、ガンゾウヒラメのダブル。

リーダーがザラザラになって、切られる場面もあったが…。

その正体が、知りたかった。


楽しい仲間達の釣りは続いたが、南の風が強くなって波が出始めた。


納竿として、港に帰った。


関屋さんが、50センチ超の白甘鯛を上げていた。




「うわっ、デカイな!」

皆で賑やかに、祝福した。

2月23日 冷たい北風

2022年02月24日 | 日記





朝から納竿まで、お日様が顔を見せなかった。

風が冷たくて、午後からは冷たい雨もパラパラと降ってきた。


海上に出ると、予想していた以上のウネリが残っていた。

水温も下がっている様子で、朝間詰めのアタリも針はずれが続いた。

「厳しい一日かな」

そんな感じの、スタートだった。


潮は、上り潮が沖に払い出していたが、イマイチ動きが良くない。


最初のアタリは、塩田さんに来た。





「久し振りのホウボウが来た」

下潮の動きも、イマイチなのかも知れない。


ポイントを移動しながら、ベイト反応を探すが、思うような反応が出てこない。


ところが、移動中に大きなベイト反応が出てきた。

「チャンスです。良いですよ」


黒木さん、蔵屋さんも、急いで仕掛けを入れていく。


ベイトの正体は、直ぐに判明した。







良型の真鰺、丸鰺が上がってくる。

35センチクラスの、良型が多い。


ベイト反応も、所々で乱れている。

「何か居るかも、知れません」


黒木さんのジグが、一発で切られた。

「何か、歯のある魚でしょうね」

やり取りさえ、出来なかった。




良型の鰺は、順調に上がってくる。


船首の塩田さんに、真鯛のアタリ。

竿を叩く、真鯛独特のアタリが来た。




「食べ頃サイズですね」

キロクラスの、綺麗な真鯛だ。

神経締めして、血抜きする。


黒木さんにも、強いアタリが来た。






「そんなに大きく無いかな」

ゆっくりと、引きを楽しみながら巻き上げていく。

「真鯛ですね」





上がってきたのは、65センチ、2.5キロのノッコミに入った真鯛。


「引きが弱かったから、小さいと思った」

上がった来た真鯛は、思った以上に良型だった。


昼過ぎになると、小雨がパラ付き始めた。