釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

9月30日 秋に向かって

2020年09月30日 | 日記
今日で、9月が終わる。

10月になると、キンモクセイが匂いだして、秋模様に変わっていく。


9月は、完全に消化不良の月になった。

月の始めに台風が来て、月の半ばには秋雨前線が出来てと、時化が続いた。



正確には、時化は今も続いている。

毎日のように、北東や北の風が強く吹いて、沖に出られない。

大自然の力の前には、人間の力なんて何する事も出来ない。

ただ「悔しいな…」「早く収まれ…」と、見ている以外に出来る事は無い。

去年も、一昨年も9月は、台風に悩んでいる。

台風も来ないと秋にならないし、自分の船と自宅と実家を守ることに専念するだけかな。


9月が終わって振り返れば、期待していたタチウオがイマイチ伸びない。

アタリが散発で、殆ど連発が無いと、言って良いかも知れない。



沖合でも、時々はタチウオが、ヒットしていた。

ただ、仲間達からの連絡では、沖合のタチウオは型がイマイチと言っていた。

これからの、季節の移り変わりに、期待かも…。


もう一つの期待が、秋になってアタリが出始めるカンパチやハガツオ等々。

サワラも回り始めると、思っているのだが…。

昨日の釣りでは、沖合や大島内場で、チョットしたナブラがたった。

スマカツオのナブラは、確認できたのだが、沖合のナブラは正体が確認できなかった。



余所では、台風でマグロが逃げたとか、ハマチが逃げたとか話は聞く。

日南には、そういった施設が無いだけに、羨ましく思ったりもするのだが…。

漁師さんが、頑張って養殖されているのを知っているだけに、悩ましくも思う。


また、秋になると真鯛も体力回復してくると、期待している。

甘鯛なども、産卵期に入って、良型がヒットしてるはず。

もっと大物になれば、アラなども浅場に寄ってくる季節でもある。

開進丸記録の、14キロを更新して欲しい。



今日は、朝からの雨で、出船は中止した。

明日からは、暫くは晴れの予報が続きそうだ。

風が落ち着いて、西風に変われば、沖合の色々なポイントを攻められる。

初秋から晩秋になれば、今度は北西の風と付き合うことになる。

一年中、風との付き合いは続く。


明日は、風が落ち着きますように。

9月29日 沖に出てみた

2020年09月29日 | 日記
夜明け前の、船着き場。

北東の風が、吹き始めている。

「今のところは、そんなに強く吹かないですね」

佐藤さん、三浦さんと「取り敢えず、出てみましょうか」と、船を出す。

「まずは、朝間詰めのタチウオを、狙ってみましょう」


沖は、ウネリが高いみたいで、猪崎鼻の岩場に波飛沫が上がっている。

沖から入ってきたウネリが、この岩場に最初に当たってくる。


港内のタチウオの調子も、イマイチに感じているが、竿を出してみる。

ベイト反応はあるが、なかなかアタリが出ない。

「来ました」



佐藤さんの竿が、弧を描いている。

「タチウオが来ました」

海面近くに、針掛かりしたタチウオが見える。




指4本クラスのタチウオが、上がってきた。

「この調子で、当たってきて欲しい」

心の中で、強く願っている。


次のアタリが、なかなか来ない。

諦め掛けた時、佐藤さんに強いアタリが来た。






竿が大きく曲がり、重量感はタップリ。

「タチウオと違うけど、何やろうか」

「もしかしたら、エイかもですね」

三浦さんが、その引き具合から想像する。

やがて、姿を見せたのは、三浦さんの言ったとおりのエイだった。




「重量感有りますね。5キロ以上は有りますよ」

針を外して、海に帰す。


このエイを機に、場所を移動する。

風とウネリを考えて、直ぐに避難できるところ。

水島の近くに、船を走らせる。




やはり、北東からの高いウネリが寄せている。

ベイト反応を見つけて、船を流すがアタリが来ない。

大きなサラシの中に、青物のナブラがたった。

直ぐに、三浦さんがキャストするが…。

なかなか当たらない。



そうこうしている内に、北東の風が強くなってきた。

ウネリも高くなって、白波が立ち始めた。

「内場に入ります」

早めに移動して、安全を確保する。


内場にも北東の風が、強く吹き付けてくる。

コースを変えて、船を流すが当たらない。

時折アタルのは、エソばかり。

「ナブラがある」


三浦さんが、ナブラを見つけた。

「準備して、走るよ」

船を走らせ、ナブラに近づく。

直ぐに三浦さん、佐藤さんがキャストする。




三浦さんが、獲物を掛けた。

「元気が良い」

針掛かりしている獲物が、船の周りを走り回る。

何とかして、浮かしにかかる。



上がってきたのは、スマカツオだった。

ナブラの正体は、スマカツオの群れだった。

ナブラが長続きせずに、消えてしまった。


この後は、再び沈黙の時間。

なかなかアタリがない中、三浦さんが何かを掛けた。



サゴシがヒットしてきた。


しかし、この後は又しても、沈黙の時間になってしまった。

何処を流しても、アタリがない。

「引き上げますか」

北東の風も、益々強くなる中、風を正面から受けながら帰港した。

9月28日 風が強い

2020年09月28日 | 日記
夜七時前の天気予報で、船を出すか出さないかの、最終判断をする。

最近は「風が強く、ウネリが高い」事もあり、船が出せていない。

どうにか出せた時も、10時前には早上がりになっている。

北東の風が強く、海上が白波だらけになっている。


今日は本来なら、新しいポイントで、ロックフィッシュをやっていた筈だった。

お客様も、天気予報を確認されていたらしく「波も出ますね」と、中止を快諾して頂いた。


午前中に海の様子を見に、湾岸道路に行ってみた。

やっぱり、北東の風が強く、海上は白波だらけになっている。









船目線で見たら、相当なウネリの高さになっているはず。

「明日も、こんな感じたろうか…」

明日も、北風がやや強い予報になっている。


今日の早朝、船仲間がタチウオ釣りに出ていた。

「おはよう御座います。今朝は、目が覚めませんでした」

「孫との遊び疲れかな」と、笑っていた。

「釣れました?」

「全然ダメやった。アタリすら無かったよ」

「ダメですか」

「日斑が有りすぎるね」


港内のタチウオも、アタリがあったり無かったりと、釣果が安定していない。


明日は、早朝に風とウネリの様子を確認。

その上で、出るか出ないかの判断をする事にした。

天気予報の「ウネリが高いでしょう」の一言が気になる。

9月25日~7日  孫の子守と、タチウオ狙って

2020年09月28日 | 日記
今日の海上も、北東の風が強く、ウネリも高かった。

孫の子守から帰ってきて、翌日のタチウオ狙いの出船。

ポイントには、沢山の船が来ていた。


25日の早朝、孫に手土産と思って船を出した。

海を見て、ガックリ来た。

泥濁りが広がって、ベイト反応も少なかった。

「こりゃ…ダメだ…」

一辺に力が抜けてしまった。


そんな、光景が脳裏に残っているだけに、今日も「どうだろう…」と、疑心暗鬼の釣りになった。

しかし、ベイト反応は少し戻っている。

ベイトが盛り上がるほどでは無いが、期待は持てるかも。

船を流していると「触った」「切られた」と、バイトは出ている。

赤木さんが、強いアタリを捕らえたが、リーダーを切られた。


村山さんにアタリが来て、タチウオが上がってきた。




指3本クラスのタチウオ。

今年のレギュラーサイズになる。

赤木さんが、アタリを捕らえては、ジグを切られている。

「良い型のタチウオが居るかもね」

そんな気がする。


ちょっと前の釣果では、良い型のタチウオが出ていた。

東原さんのタチウオは、指4本クラス。





村山さんのタチウオは、指5本クラス。




潮が良い時は、良型がヒットしてきた。


沖が時化て、表に出られないこの時期、釣果に斑は有るが、タチウオが当たれば楽しい。



26日は、孫の子守で佐賀県に来ている。

今年の正月以来の、孫達との時間。

孫娘の愛莉が、両親と運動会に行っている間、ワンパク孫の純椰の面倒を見るのが爺のお役目。




タブレットを見ながら、妻と折り紙で怪獣作り。

幼稚園の年長組で、既にタブレットを使いこなして居るみたい。

時に飛び跳ね、時に正座で頑張っていた。




散歩にも行った。

愛莉が運動会から午前中で帰ってくると、近所の子供が遊びに来ていた。




子供同士、何処でも遊び場になる。





夕方からは、息子達夫婦の計らいで、バーベキュー。







孫達とお喋りしながら、食べる焼き肉は宮崎牛。

宮崎から、持っていった。




食後は、線香花火で遊ぶ。





やはり、孫達と過ごす時間は楽しい。

コロナが早く退散して欲しいと、強く願った。


9月24日 海岸線を走る

2020年09月24日 | 日記
朝早くから、雨が降り始めていた。

夜が明ける頃には、シトシトと言った振り方だった。

時化で、船が出せない事も有り、妻と宮崎の中央卸売市場に行ってみた。


海岸から見た海は、大時化の状態。

ここ数日、ずっと変わらない。




宮崎に買い物に行くのは、久し振り。

7月に行って以来だ。

目的は、孫達に会いに行く手みやげの確保。


コロナの影響で、小学校の運動会に両親以外は参加できない、との連絡を受けた。

「息子の子守をして欲しい」

と、連絡があり、急遽、子守に行くことになった。

我が息子の自宅に付くまでは、ドライブインには絶対に立ち寄らない。

ひたすら車を走らせる。



幼稚園の、ワンパク孫からの手紙が届いた。

爺馬鹿にとって、こんなに嬉しい手紙はない。

今年の正月に逢って以来の、孫との時間。

土曜日のお客様には、事情を話して「孫の子守に行くため、釣りの中止」を了解して貰った。

土曜日の夜には、日南に帰ってくる。

天気が良ければ、日曜には船を出す。

日曜日のお客様には、この事は、連絡してある。


宮崎から帰ってくる時、海岸線は雨が強く降っていた。

車から見る海に、船の姿が見える。

「こんな時化の中、船が出ている」

ちょっとビックリしたが、良く見ると漁船だった。

鵜戸の港に向けて、走っている途中のようだ。

海が大時化の時に、船を出す漁師さんが居る事は知っていた。

「怖いだろうな…」

自分のレベルで、考えてしまう。


船着き場に行ってみたが、誰も船を出していない。

「朝方の雨で、船を出すのは止めた」

「港内のタチウオも、行っていない」

仲間達も、悪天候を警戒している様子。

週末も、厳しいかな…。



明日は、ブログはお休みします。

日曜日に、2日分掲載します。