釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

6月8日 小さいけど白甘鯛

2016年06月08日 | 日記
「新しく入力したポイントの確認しよう」

そう思って、裸バエの横まで来たが、うねりがあるし、北東の風が吹いている。

ちょっとだけ「どうしようか…」と迷ったが、そのまま沖合に船を進める。

水深50メートルの処まで一旦出てみたが、やはり北東の風が強く吹いている。

確認したいポイントは、大島の東側沖合。

船を進める分には、後ろからの風になるので、飛沫を上げることは少ない。

最初のポイントは、古い魚礁があるはずのポイント。

「これかな…違うかな…」

ベイトは、思ったほどは着いていない。

しかし、そのまま風に任せて流していくと、徐々にベイトが増えてきた。

時折、海底から10メートル程上に、大きなベイトボールが映し出される。

「多分、鰯かな」

独り言を言いながら、船を流していく。

次のポイントへ、移動してみる。

ここは、水深50メートルの海底の地形が、やや盛り上がっているところ。

以外と、ベイトが少ない。

風任せで流していくが、ベイトが殆ど出てこない。

次に移動する途中に、海の様子を撮影するが、波の様子がわかるかな…。



大島の東沖、水深80メートルのポイント。

近くにはボートが一隻、碇を降ろし、掛かり釣りをしている。

少し離れたところで、円を描きながらポイントを探していくと、地形が盛り上がっている処が出てきた。

船を流し始めると、直ぐにベイトが出てきた。

「ちょっと鯛ラバを引いてみよう」

潮が二枚潮になっている分、底潮の流れに引っ張られて仕掛けが流されていく。

着底も4~5回くらいは、どうにかとれる。

上潮も少し濁りが入っているが、青みも少し残っている。

後は、風が少し収まって、波が収まれば船の揺れも収まるはずだが…。

暫くすると、アタリが来た。

重いし時折走る、この魚は何だろう。

上がってきたのは、白甘鯛だった。



美味しい釣果に、嬉しくなる。

しかし、後が続かないのが残念。

何回か船を戻して攻めていけば、もう少しアタリが掴めるかもしれない。

それは、次のお客様がいらっしゃる時のお楽しみにしておこう。

午後からは、妻との約束があるので1時過ぎに帰港。

明日は、別の4ヶ所のポイントを確認してみようかな。