釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

2月28日 月が変われば

2019年02月28日 | 日記
去年もそうだったが、2月は厳しい月だ。

風に振り回され、天気に惑わされしている。

おまけに、海の様子も良くないし、打つ手が無い気がする。



2月は1年を通して、最も水温が低くなる月でもある。

食い渋りが起きても、有る程度は納得行く部分がある。

納得行って、釣果がそれで良いかと言うと、それは別問題。

有る程度の釣果は、求めたい。

知り合いの漁師さんとも話をした。

「ブリが入ってきた情報がありますか?」

「余り聞かないですね」

「チョコチョコ入っている話は聞きますよね」

「ブリの場合、水温が17度位まで下がらないと、回遊してこないと思うけど、水温が高いよね」

「19度前後ですかね」

海が好転する、切っ掛けが無いのだろうか。



(今日の写真ではありません)

今朝の海も、ウネリが高かった。

裸バエに打ち寄せるウネリの波飛沫も「激しいな…」と、感じるくらいだった。

船を出すことが出来たときに、気を付けて周りを見回すことがある。

「潮目が無いだろうか」

「沖から、潮目が入ってこないだろうか」

海に変化が出るとすれば、潮目が入ってきた時では無いかと思っている。

海面が、盛り上がる様な潮目。

船が回転して、釣りが出来ない潮目もある。

こんな潮目が、何かの切っ掛けになるかも知れないと、思うのだが…。


最近の潮は、潮止まりから潮の動き出しで、潮色が変わる。

これは、水温の変化を表しているのだろうと、考えている。


明日からは、3月になる。

ソメイヨシノも咲き始める。

海の季節も、良い花が咲き始めることを期待したい。

2月27日 ロックフィッシュ、頑張ってみた

2019年02月27日 | 日記


北東の風を予測して、直ぐに避難できる場所に水島辺りを選ぶ。

天気が下り坂に向かっている状況の中、安全第一で船を進める。

朝間詰めは、潮色も青々として、期待が膨らむ。

ポイントに入る頃には、北東の風が強く吹いており、沖には白波も見え隠れしていた。



魚礁のあるポイントから入る。

潮の流れは、下り潮が0.6ノット前後で南に向かっている。

「風の影響も有るでしょうね」

船の流れが、やや速く感じるくらいだ。

かめや釣り具宮崎(神宮)店の岡本さん、真田さん、秋田さんが一斉に釣りをスタート。

ウネリの波長が短くて、船の揺れが気になる。

秋田さんにアタリが来た。



その日の最初のアタリは、ドキドキしてくる。



上がってきたのは、ホウボウ。

「美味しい高級魚ですね」と、次の期待が膨らむ。


生き餌釣りの岡本さんに、強いアタリが来た。



「ハタかな」と、期待するが…。



上がってきたのは、50センチを超すような大きなエソ。

「ガッカリだ…」と、岡本さん。


この後、少しずつ北東の風が強くなり始め、内場に入ることにした。

「内場の調子は、良くありません」と、説明する。

「ロックフィッシュやりましょう」と、皆さんの声。

北東の風を考えて、船が大島と平行に流れる事を想定して、ポイントを決める。

早速、岡本さんにアタリが来た。





良型のアカハタが、上がってきた。

良い出足に、期待が膨らむ。



岡本さんに、又してもアタリが来た。

「これは、良い引きしますよ」と、岡本さんが笑顔になる。



黒み掛かった、アカハタが上がってきた。

後で計量したら、1.7キロの大物アカハタだった。


今度は、真田さんにアタリが来た。





これも、良型のアカハタだ。

「ロックフィッシュは楽しいですね」と、真田さん。


ポイントの開拓の意味も含め、目星を付けているポイントを移動していく。

真田さんにアタリが来た。



秋田さんにも、アタリが来た。



アラカブが連続してヒットしてきた。

このポイントでは、アタリが出てくるのだが、針はずれが続く。

秋田さんの竿が、ググッと良い感じのアタリを捉える。

アワセを入れて、巻き上げに掛かる。

海底から引き離した、と思ったら針はずれが続いた。

アタリと同時に、瀬に入ったヤツも居た。

「口惜しいな…」

気分転換に、ポイントを移動する。




真田さんがアタリを捉える。



岡本さんが、小型の真ハタを釣り上げる。

この頃になって、風が少し弱くなってきた。

「どうするか」と考えて、ポイントを移動する。


移動したポイントは、ウネリが残っていた。



そんなウネリの中から、岡本さんにヒット。



1キロ超の良型アカハタだ。

ウネリが高い中、浅い水深のポイントを流すのは、難しい。

満潮を過ぎると、潮の色が緑色に変わってきた。

「水温が下がったかも…ですね」

水温が変化すると、アタリに影響してくる。

それまで、ポツポツとヒットしていたが、アタリが出なくなった。

「帰りましょうか」

表に出られなかった口惜しさを残して、帰港した。




港に帰って、真田さんのアカハタを計量する。

「1.3キロ有りますね」

良型に、笑顔が晴れ晴れとした。


2月26日 山桜が咲く

2019年02月26日 | 日記
雨が続く中、山の至る所で山桜が咲き始めた。



鵜戸神宮に行く海岸沿いの山桜も、綺麗に咲いていた。

少し、散り始めている感じもした。



午前中に、船の給油をした。

船着き場では、北東の風が時折強く吹いていた。

「出られるなら、午後からでも出てみたい」と、思っていたところだ。

風が気になって、湾岸道路に行ってみた。





海上は、白波が立っている。

北東の風が強く吹いて、ウネリも高くなっているように見える。



港内から見える猪崎鼻の岩場にも、ウネリが打ち寄せているようだ。

猪崎鼻で波飛沫が上がるときは、沖のウネリは可成り高い。

明日は、天気が崩れ始める予報になっている。


妻とドライブがてら、鵜戸神宮辺りまで行ってみた。

岸に近い所には、漁船が3隻ほど出ているが、船の周りには白波が立っている。

仲間からのラインでは、週末は雨とウネリで厳しい予想になっている。

明日は、兎に角出るだけ出てみよう。

ウネリが高く、風が厳しいときは「安全第一」を考えようかな…。

2月25日 春に三日の天気無し

2019年02月25日 | 日記
天気を恨んでみても、どうすることも出来ない。

気圧配置も、西高東低の冬型かと思えば、高気圧が並んで春の陽気。

その安定しない天気に呼応するかのように、海の中も様子が変になっている。

釣果が、さっぱりと言って良いくらいに、パッとしない。


本来なら、真鯛の釣果情報が、仲間達から入ってきても良い時期。

山桜も咲き始めているし、ノッコミ真鯛の走りが来ても良い筈…。

時折、真鯛のヒットは有るのだが…。

今日当たっても、明日には何もない状態。

浅場で、真鯛が当たってくる事が有る。

「良いぞ」と期待すると、潮が動かなくなる。

日向灘全体で、そうなのだろうか。

市外の釣り仲間やお客様からの情報では、食い渋り状況は同じと聞いているが…。


知り合いの漁師さんにも連絡してみた。

「厳しい状況が続いているね」

と、同じ情報が帰ってきた。

どこかに、好転する切っ掛けは無い物だろうか。


本来なら、今日は船を出している筈なのだが、悪天候を予測して中止した。

昨日までの風とウネリでは、沖には出られないと判断した。


沖に出られない時、私の居場所は「家庭菜園」の畑。



エンドウ豆も、ドンドン生長しているし、タマネギ等も成長している。

雨が降って、喜ぶのは畑の野菜達かな。

椎茸を育て始めて3年経過した原木は、腐食して土に返す予定。

畑の隅に置いていた、ホダ木から椎茸が芽を出していた。

慌てて、そのホダ木を元に戻した。

妻にこの話をしたら、その椎茸が夜の食卓に調理されて出ていた。


天気予報では、明日は気持ちよく晴れるらしいが、北風が強く吹くとも言っていた。

また、明後日からは、又雨になっている。

台風2号の影響も有るようなことを、昼のテレビでは言っていた。

そうなると、今週末も雨になっているし…。

船が出せるのかな…。

「春に三日の天気なし」とも言うし…。

朝、昼、夜と、天気予報から目が離せないかな…。

2月24日 冷たい雨

2019年02月24日 | 日記
船着き場に向かう早朝。

車の窓に、細かい雨粒が落ちてくる。

「雨が降ってるのか…」

午前中は、晴れ間が覗くと思っていただけに、チョット困る。



他の仲間達とも話をして、兎に角、沖波止を回り込んでみる事にした。

船を走らせる途中に、大島の北側の岩場、猪崎鼻の岩場の波飛沫が気になる。

「波長の長いウネリなら良いけど…」

裸バエの横に行く頃には、波長の短い東からのウネリと、北からの風で波が三角波状態になっていた。

裸バエの直ぐ目の前で、一度船を流してみる。

船が、揉まれるように揺れる。

「内場に行くよ」

仲間からの合図が、送られてくる。

久家さんにも、その事を知らせて船を内場へと走らせる。


内場は、今のところは波静かになっている。

しかし、大島の蔵崎灯台を過ぎると、東からの風が強くなる。

おまけにパラパラと、小糠雨が降り出してきた。


体感温度が下がる中、久家さんにアタリが来た。

一つテンヤのアタリは、竿が柔らかい分大物に感じる。



「そんなに引かないですね」



上がってきたのは、ガンゾウヒラメ。

悪条件の中、最初の釣果はホッとする。

「本命なら、もっと嬉しいですけどね」が本音。

満潮が、9時過ぎになっている。

ガンゾウヒラメがヒットしたのが、8時過ぎだった。

満潮の潮止まりまでが、時合いと思い頑張って竿を降る。

何かが、バイトしてくる。

ガガッと、竿先を叩かれて、リーダーを切られる。

久家さんからも「当たってる」と、声がする。

なかなか、針掛かりしてこない。

「水温が下がりましたかね」

仲間からは「潮が動いていないですね」と、連絡が来る。




都井方面には、雨が降っているようで霞んで見える。

「あの雨が来る前に、なんとかアタリが来て欲しい」

冷たい雨の中、久家さんが頑張っている。

心が折れそうになるくらい、冷たい雨だ。


10時過ぎ「帰りましょう。風引きそうです」と、久家さん。

確かに、この冷たい雨は、体の心から冷めていく感じだ。

先に出ていた仲間は「帰って、風呂に入る」と、連絡してきた。

動かない潮、低い水温。

悪条件も重なり、冷たい雨に負けて帰港した。