釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

1月30日 悩んだけれど…

2022年01月31日 | 日記
天気予報を見ながら「どうしようか…」と、暫く悩んだ。

風が強くなる予報。

仲間達の船は、早々に出船中止としている。


(今日ではありません)


電話で、お客様と話して、風の状況をお知らせする。

時間をずらして、出る等の話をするが…。

安全第一で、中止とした。



船を出した仲間から、昼頃に連絡が入った。

「凄いウネリだった」

「直ぐ近くにいる筈の、仲間の船が見えなかった」

北東の風が、可成り強く吹いた様子だ。


午前9時には、帰ってきたとの事だった。


安全が第一と、改めて思いを強くした。

1月29日 嬉しい真鯛

2022年01月30日 | 日記





出船前の船着き場は、風が大人しかった。

天気予報では、北西の風がやや強くなっている。

沖に出てみると、西寄りの風がやや強く吹いている。

「暫く、島影で風除けしましょう」

大島に近いところから、釣りをスタートする。


黒木さんと、同僚の甲斐さん。

甲斐さんは、今日が初船釣りデビュー。

初の船釣りで、好調かを期待したい。


流し初めて暫くすると、甲斐さんにアタリが来た。




初アタリに、少し慌てた様子。

針が外れてしまった。


「又、来ますよ」

気を取り直して、竿を振り続ける。

次のアタリは、しっかりと対応できた。

「今度は、逃がすもんか」




上がってきたのは、ウッカリカサゴ。

「これは、美味しい魚ですよ」

初釣果に、満面の笑み。


しかし、やや強い西寄りの風の影響も有るのか、アタリが出なくなってきた。


船首で頑張っている黒木さんに、アタリが来た。

「鰺かな」




良型の真鰺が、上がってきた。


この後、黒木さんの調子が、上がってくる。


干潮の潮止まりを過ぎて、満ち潮が入り始める。

「ベイト反応に、変化が出るかも」

期待を込めて、魚探に映し出されるベイト反応に目をやる。





黒木さんの竿が、大きく曲がった。

真鯛独特の突っ込みを、見せている。

ドラグから、ラインが引き出される。

慎重に、ゆっくりと巻き上げる。





綺麗な、丸々とした雌の真鯛が、姿を見せた。

69センチ、3.8キロの重量感のある真鯛。

「嬉しいですね。来ましたね」と、黒木さんの笑顔。

「羨ましいですね。僕も釣りたいですね」と、刺激を受ける甲斐さん。

仲良く、ツーショット。


黒木さんの次のアタリも、直ぐに来た。





「どうですか。引きは強いですか」

「さっき程では無いですね。ラインが出ません」

姿を見せたのは、良型の白甘鯛。




船上が、笑顔が一杯になってきた。


ポイントを移動する。


移動したポイントで、チョットしたハプニング。

甲斐さん、黒木さんに、ダブルヒットが来た。

「そんなに大きくないかな」

ゆっくりと巻き上げていると、竿がいきなり突っ込んだ。


黒木さんの仕掛けは、切られていた。


甲斐さんの獲物は、上がってきたが…。




レンコダイが、半分何かに喰われている。

「多分、鮫ですね」

一寸ビックリした、瞬間だった。


「鮫が食いちぎったのか…」

「いきなり、竿が突っ込んだもんな」

鮫の話に、花が咲いた。


船を戻して、流し直す。

甲斐さんに、アタリが来た。




「思いですね。余り走らないです」

鮫の一件もあったので、無事に上がってくる事を祈る。

姿を見せたのは、白甘鯛。




「高級魚ですよ」

「嬉しいですね」

黒木さんからも、祝福の言葉が掛けられる。


それまで吹いていた、西寄りの風も落ちてきた。

「最初から、こうだともっと良かったのにな」

風邪に悩まされたが、好釣果の後半は笑顔の連続。


「終わり良ければ、全て良し」

黒木さん、甲斐さんの笑顔で、納竿とした。

1月28日 釣果を求めて

2022年01月29日 | 日記


沖合を、帆船が航行していた。

過去に、油津港に寄港した事のある「日本丸」だろうか。

南東に向かって、航行していたようで、途中から見えなくなった。

近くで見たら、きっと綺麗だった事だろう。



朝間詰め、沖に払い出す潮に乗せて、船を流す。

良い感じとは言えないが、ベイト反応はそこそこ有る。

手元に”ガツン”と来るアタリを求めて、竿を振る。


上野さんの竿に、アタリが来た。

「引きはどうですか」

「イマイチ弱いかな」

ゆっくりと巻き上げていく。

姿を見せたのは、サゴシだった。




春告魚の釣果に、チョットだけ期待が膨らむ。

しかし、後が続かない。


沖合のポイントに移動する。


ベイト反応は、良い感じで柱になっている。

「何かが居そうですね」

期待を持って船を流すが、なかなかアタリが出てこない。

時折、鯖がヒットしてくる。

中層でも、海底付近でも、鯖がヒットしてくる。


昨日は、鰺がヒットしてきたが、今日のベイトは鯖に変わっていた。


時間と共に、西寄りの風が弱まってきた。

ポイントを探りながら、移動していく。

移動途中で「汐が動いていない」状況に変化。

潮の流れる速さが、0.0と表示される。

「厳しい現状ですね」


魚探に映し出されるベイト反応に、仕掛けを入れる。

活発ではないが、やはり、鯖が当たってくる。


鯖とは違うアタリが来た。




ゆっくりと巻き上げていく。


姿を見せたのは、サゴシだった。



サゴシと言うには大きいけれど、サワラと言うには小さいタイプ。

身幅が有る分、持ち重りはする。


ホール中に、何かのアタリもある。

仕掛けを上げてみると、リーダーがささけ立って切れている。

「歯のある魚」に、やられたのだろうか。


青物、真鯛の釣果を求めて、ポイントを移動するが、活性有る潮に出会えない。

1月27日 小雨の中

2022年01月28日 | 日記
天気予報で「雨がパラ付く事も」と言っていた。

この時期の雨は、冷たい。

小雨がパラ付く中、鯛ラバと落とし込みで、ポイントを探っていく。


梅垣さん親子で、楽しい時間を過ごす。


梨子さんに、最初のアタリが来た。

「来た。来ました!」

楽しそうな声が、船上に響く。

お父さんも、笑顔で「頑張れ」と、声援を送る。




良い感じに竿が曲がり、重量感を感じさせるが…。

上がってきたのは、大きなエソだった。




大きなベイト反応に付いていたのは、エソだった。

「かまぼこの材料が…」

丁寧に針を外して、海に帰す。


魚探に出ているベイト反応の正体は、良型の鰺。




梅垣さんの針に、良型の真鰺がヒット。


梨子さんに、次のアタリが来た。

「小さくても良いから、真鯛が釣りたい」

頑張って、リールを巻く。





上がってきたのは、赤甘鯛。

「真鯛じゃなかったけど、甘鯛が釣れて嬉しいです」

可愛い瞳が輝く。

「負けたな」と、お父さんも笑顔一杯。


梨子さんにアタリが続く。




今度は、ウッカリカサゴが、上がってきた。


今日の潮は、下り潮が0.7ノット前後で、南に流れている。

海響丸の森船長からも「沖は、上り潮が動いています」と、連絡が入った。


「少しは、潮が動いているようです」

「ジグに、潮の抵抗を感じます」

梅垣さんも、下潮の動きを感じている様子。


ポイントを移動する。


「鰺がベイトなら、落とし込みに変えてみます」

梅垣さんが、仕掛けを変更。

魚探には、小さいベイト柱が幾つも出ている。


梨子さんが、アタリを捕らえた。

頑張ってリールを巻く。

上がってきたのは、良型の真鰺。




35センチクラスの、良型だ。


梅垣さんの落とし込み仕掛けに、アタリが来る。

「来た。来たよ」

竿先が、海面に突き刺さるように、竿が曲がる。

2度、3度と、竿が絞り込まれるが…。

「走らないですね」

次に、竿先が突っ込んだところで、合わせを入れるが…。

「掛かっていません」

巻き上げてみると、鰺は針に付いたままの状態。

「今の突っ込みは、何だったのかな」


このアタリの前にも、一度、竿が突っ込んだ。

上げてみると、鰺に噛み傷が付いている。

「タチウオかな…」

正体が掴めなかった。


梨子さんには、真鰺のアタリが来ている。

「鰺が居れば、何かが付いているはず」と信じて、竿を出す。


次のポイントに移動する。


此処でも、梅垣さんにアタリが来るが…。

餌の鰺だけが、取られていた。


朝からパラパラと降り続ける小雨は、止んだり降ったりを繰り返す。


落とし込みの仕掛けを絞り込んだ、獲物の正体が見たかった。

1月26日 潮に大苦戦

2022年01月27日 | 日記
分かっている事だけど、動かない潮がこんなに手強い物なのかと、改めて知らされた。

朝間詰めは、やや強く吹いていた北西の風に、船が押されていく。

「良い感じかな」と、思う時間帯も有ったが…。

思うようなアタリが出ない。


出船前は「ウネリが残っていると思います」と、昨日までの時化が気になって居た。


沖に出てみると、濁りがあるように見えていた潮も、良い色に感じられた。

ただ、気になったのが、ベイトの少なさ。

なかなか、ベイトの固まりに、出会わない。


移動しながら、ベイト反応を探す。

少しでも「良い感じのベイト反応」が有るところで、仕掛けを入れてみる。


鰺のアタリは、ポツポツと出てくる。







しかし、連発には成らない。

この鰺を生き餌にして、探ってみる。

アタリは来た。

「ゴツゴツと来たのですけどね」

ハリスが切られてしまった。


早め早めに、見切りを付けて、ポイントを移動していく。


「沖合なら、潮が動いているかも知れない」

深場に出てみるが、仕掛けが真下に入っていく。

「100グラムのジグが、真下ですね」

潮行きの速さも、0.1と表示される様になってきた。


このまま深場にいても、釣果が望めないと判断。

もっと深場に行けば、話は変わるのだろうが、仕掛け自体の変更も難しい。


浅場に移動して、ベイトを探す。

海底から盛り上がった、ベイト反応が出てくる。

その正体は、真鰺。

しかし、青物などが付いていないのか、反応が出ない。


沈み瀬の掛け上がりを、攻めてみた。







甘鯛に、ソーダガツオがヒットしてきた。

しかし、アタリが続かない。


納竿まで、大いに潮に苦戦した。