釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

6月30日 雨後の濁り

2020年06月30日 | 日記
午前中に、竜巻注意報が出る荒れた天気。

自宅周囲の木々が、枝を大きく揺らしている。

窓から見る限りは、南西の風のようだ。

雨が激しい間は、自宅でテレビの天気予報と睨めっこ。


スマホでは、明日の天気は晴れにはなっている。

海は、どんな様子だろう。

湾岸道路に出てみた。

山手で大雨が降った分、広渡川河口は泥濁りになっている。





雨後の濁りの凄い事。

漂流物も、増えているような気がする。

沖に出る時は、この漂流物が凄く気になる。

ビニール袋がプロペラに絡まったり、大きな竹などが船の進行方向にあったりと、危険が多い。

時には、ロープが木ぎれに絡まって流れている事もある。

充分、注意しなくてはいけない。








気になるのは、濁りがどの方向に広がっているのか。

道路からみる分には、北方向に広がっているようだ。

先日の雨の濁りに、今回の泥濁り。

暫くは、スッキリした青い潮には成らないかな。







裸バエ方向には、泥濁りが余り広がっていない様に見える。

潮は、上り潮が流れているのだろう。

もしかしたら、激流の上り潮かも。


海上では、南西の風になっているようだ。





港内で、風波が立っている。

白波が立つほどではないので、底まで強くないのかも知れないが…。

南よりの風に、泥濁りの広がり。

先日来、姿を見せなくなっているベイトの群れ。

鯖子の姿が、この濁りで益々消えているかも…。

ベイト反応が少ないと、やっぱり寂しい。


ベイトの正体も、これまでは鯖子が多かった。

しかし、アジゴが少しずつ増え始めている。

体長は、5センチ~8センチ位だろうか。

中には、鰯の群も回り始めている。

去年は鰯の群に、シーラやカツオ等のナブラが、起きたことがある。

鰯がベイトで回り始めると、少しだけ期待してみたい。

どうなるだろう。

6月29日 激流の下り潮

2020年06月30日 | 日記
朝間詰めの下り潮は、2ノットを超す激流。

前日の雨の濁りは、可成り取れてきているが、スッキリと取れているわけではない。

ポイントを探ると、ベイト反応にも変化が起きていた。

「あれだけ出ていたベイト反応が無くなっている」

鯖子の群れが正体だった、ベイト反応が無くなっている。

何カ所かのポイントを探るが、ベイト反応が無くなっている。

小さなベイト反応を、ターゲットにして攻めていく。


「潮が速すぎるので、船で押しますね」

下り潮に向かって、船で押していく。

何とか着底が取れるようにしていく。


三浦さんに、アタリが来た。

激流の中で、待望のアタリだ。









重量感のある突っ込みを見せながら、ニベが上がってきた。

「一枚釣れれば、兎に角ホッとしますね」

三浦さんに、続けてアタリが来た。








今度は、丸々と太った鯖。

「アニサキスに気をつけてくださいね」

と、血抜き処理してクーラーへ。



高砂さんにも、アタリが来た。





キジハタが上がってきた。

「キジハタは嬉しいですね」

高砂さんの、ホッとした笑顔が嬉しい。


船で激流対策していくと、ポツポツだがアタリが出てくる。





三浦さんに、強い引きのアタリが来た。





正体は、大きなイトヒキアジだった。

一瞬、潮が動いていないのか…と、思ってしまった。

下り潮は、相変わらず2ノット超で流れている。





高砂さんに、良い感じのアタリが来た。

「どうですか」

「良い感じで引きますね」





上がってきたのは、35センチ超の良型真鯵。





ウッカリカサゴも、続けてヒットしてきた。


釣りを始めて2時間ほどすると、潮行きに変化が出てきた。

「潮が緩んできましたね」

「着底が楽に取れます」

1ノットを切る位までに、潮が落ち着いてきた。


潮が落ち着いてくると、真鯵がヒットし始めた。









イサキもヒットしてきた。





鰤の子供も、ヒットしてきた。





「これは放流します」

直ぐに海に帰す。


潮が緩んできた事を受けて、ポイントを移動する。

魚探に今日初めて、ベイト柱が出てきた。

「何かが付いていると良いですね」

直ぐに仕掛けを入れていく。


三浦さんに、強いアタリが来た。





「これは、青物かも知れません」

「ゆっくり、やってくださいね」

何度もドラッグ音が鳴り、ラインが引き出される。





慌てずに、ゆっくりとやり取りを楽しむ。

獲物の姿が見えてきた。

「鰤ですよ」





85センチの丸々と太った鰤。

「やりましたね」

「嬉しいですね」

三浦さんの笑顔が気持ち良い。



今度は、高砂さんにアタリが来た。





鋭く、強くアワセが入る。

獲物が真下に突っ込む。

高砂さんの傍で、三浦さんが応援している。

「必ず取るよ!」





獲物の突っ込みに耐える。

「見えてきた。鰤です」





82センチの、丸々と太った鰤が上がってきた。

「やりましたね」

高砂さんと、祝福の握手。

高砂さんの、鰤を手にした笑顔が輝く。


鰤がヒットして「今から」と思うのだが、雲行きが怪しくなってきた。

ラインには「雨が降り出しました」と、連絡が入る。

「雨が激しくなる前に、何とかもう一枚」

「鰤をもう一枚」の、声が届いたのか。

三浦さん、高砂さんに連続でアタリが来た。

「鰤です」

一枚目よりも、強烈に突っ込む。

その走りに耐えているが…。

三浦さんの針が伸びた…。

高砂さんのPEラインが、バチッと音をたてて切れた…。

「取れたはずなのに…悔しい…」


陸地が白く煙って、見えなくなってきた。


「悔しいですが、引き上げますか」

逃げた獲物は、次回にリベンジ…したい。





6月28日 泥濁りの海

2020年06月28日 | 日記
昨日の雨は、相当の量が降ったようだ。

お客様や釣り仲間達から「凄い雨です」「台風みたいです」等と連絡が来た。

市内でも、結構、激しい感じで雨が降っていた。

山手の方では、雷もなっていた。



朝から、天候が回復してきたが、夜明け近くまでは雨が降っていた。

雨音を聞きながら、二度寝。

目が覚めると青空が出て、お日様が顔を出していた。

湾岸道路に行ってみた。








広渡川河口は、上流から流れ込んでくる土砂混じりの濁って水が、渦巻いている感じだった。

見た目に水深で言えば、70~80メートル辺りの沖合まで、濁りが広がっている。

竹や草等のゴミも、可成り漂っている。










夕間詰め狙いで考えていた仲間には「無理しない方が良いよ」と、連絡。

漂流物で、プロペラを傷めても始まらない。

一方で、どの方向に濁りが広がっているのかも、気になる。

潮行きが上り潮が流れている分、北方向に濁りが広がっているように見える。


海の様子見に船を出していた仲間も、同じような感想。

「北方向に、濁りが広がっていますね」

と、話していた。

様子見に出たついでに、アカハタを釣っていた。


明日は、天気予報が当たれば、西風が吹くはず…。

濁りや漂流物は気になるが、出られれば出てみたい。

上り潮が、良い状況を運んでくれていると嬉しいのだが…。

6月27日 雨が来る前に

2020年06月27日 | 日記
「雨が九時頃には、降るみたいですね」

「それまでの間に、勝負したいですね」

早朝は、意外と穏やかな海だった。

塩田さん、蔵屋さんと共にポイントを目指す。


風も、南よりの風が吹く予報になっていたが、朝は北東の風が吹いていた。

ベイト反応の有るところから、船を流していく。

ベイトの正体は、鯖子ではなく鰯だった。

潮行きは、緩い上り潮が沖に払い出している。


いきなり、塩田さんにアタリが来た。





竿が、真下に突っ込んだ。

「青物か…」と、期待する。

しかし、どうも突っ込みが弱い気がした。





上がってきたのは、ニベだった。

「ニベでも良いです」

兎に角、アタリが有ることが大切と、血抜き処理する。


魚探に出ているベイト反応に、ニベが寄って居るみたい。

塩田さん、蔵屋さんに、バイトがあるが針掛かりしない。


ベイト反応の有る処を、コースをずらしながら流していく。

塩田さんにアタリが来た。









強い引きを見せながら、上がってきたのはニベ。

「今日は、ニベ祭りになるのかな」

根魚も、ヒットしてきた。







アヤメカサゴが、ヒットしてきた。

この頃から、少し潮に変化が出始めた。

上潮は動きがイマイチだが、下潮の動きが早くなってきた。

「底取りが難しい」

「ラインが、可成り出ていく」

と、速い流れになっている様子。

水深70メートルよりも、深いところに行くと1.5ノット前後で潮が流れていた。

これに、北東から南西に変わった風が船を押してくる。

「流れる速度が、1.7ノットになったりしますね」

風と潮に苦戦する。


やや浅場に移動する。

ベイト反応は、小さいが出ている。

蔵屋さんにアタリが来た。





「イサキみたいな引きですね」

海中を覗いていると、茶色い魚が見えてきた。

一瞬「エソか…」と思ってしまった。

上がってきたのは、良型のイサキ。





「今年初のイサキです。釣りたかったですね」

蔵屋さんの笑顔が良い。


イサキが出たところで「今からだ」と、期待が膨らむのだが…。

沖から見える、山々に雨雲が掛かり始めた。

風も南東の風に変わって、ウネリが立ち始めた。

「雨が来ると、雷が気になりますね」

スマホで天気予報を調べると、昼に掛けて風が強くなる予報。

「雨雲が近づいています」と、お知らせが入る。


「都井岬が、見えなくなりましたね」

船仲間からも「帰ります」と、連絡が来た。

塩田さん、蔵屋さんと話して、引き上げることにした。

6月26日 梅雨凪

2020年06月26日 | 日記
又しても、天気予報が大外れ。

「何処にいますか」

船仲間から、早朝にラインが入った。

「天気が崩れる予報だったので、お客様と話して、夕べの段階で中止しました」

「海は、そんなに風が吹いていませんよ」



(今日の写真ではありません)


二日続けて、天気予報に裏切られた気持ちになった。


昼前に、船着き場に行ってみた。

仲間が、船を出していた。

「何処にいるの」

「大堂津の前で、キス釣りしているよ」

「釣れてる」

「まだ9匹くらいしか釣れていないよ」

「風はどんな」

「吹いているよ。でも、其処までないかな」

「波はどんな」

「内場だから、そんなに無いよ」

「そうね。内場だし凪だね」

「沖をみても、其処まで波があるようには見えないよ」

「天気予報では、南西の風が6メートルくらいに成っていたけど、外れだね」


明日は、どんな天気になるだろう。

「朝間詰め勝負になりそうですね」と、お客様。

「早く出て、朝間詰めに掛けましょうか」と、返事する。

天気予報では、夕方近くから雨になっているが…。

午前中は、雨や雷が鳴りません様に。