釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

4月30日 雨と雷

2015年04月30日 | 日記
「もしもし、○○さん、やはり今日は無理ですね。」

早朝、7時30分頃に今日予定が入っていたお客様に改めて電話で中止連絡を入れる。

「仕方ないですもんね。楽しみは次回にお願いします。」

と、改めて了解していただいた。

このゴールデンウィークは、毎年天気が悪いような印象がある。

何とか天気の回復と、波の収まりを願うのみだ。

天気予報で言っていた通り、雷も鳴り始め、雨足も強くなってきた。

明日の昼からは、晴れ間が出ると言っているが、要は海が大人しくなるかどうかだ。

風が西に変わってくれないかな。

ぶつぶつ言いながら港の岸壁に立っていたら、知り合いの漁師さんが缶コーヒーを持って来て下さった。

「おっ、頂きます。」

「時化には勝てんが、今日は大人しくしとけ」

「昨日は、鰤が釣れたみたいやね」

「天気が良くなったら、又、釣れるやろ」

と、昨日の話で暫く時間を過ごした後、帰宅。

事務所前の植え込みに咲いている、スイートピーの花が雨に濡れて、綺麗だった。


4月29日 リベンジ成る。

2015年04月29日 | 日記
リベンジ成る。

前回、大物のアタリを取り逃がし、悔しい思いの高橋さん。

ポイントの海域に向けて走る船の中、「今日は、大物が釣れそうだ。」と宣言。

有言実行とは、正にこの事だろう。

「到着です。ベイトの影も映っていますよ。始めて下さい」

掛け声と同時に、右舷側でスタート。

園田さんは、左舷側でスタート。

スパンカーを立てているので、両舷で出来る。

スタートして、数投目。

「来た来たど




高橋さんの竿が、折れそうな位に大きく曲がる。

高橋さんも、歯を食いしばり強烈な引きに耐える。

ジジッ、ジジーとラインが引き出される。

楽しくて、スリリングで、胸がときめく瞬間に緊張感が伝わってくる。

見えた。大きな鰤だ。

タモ入れも緊張するが、一発で決まった。



10キロ近くある立派な鰤。

船にある、秤では振り切って計れなかった。

「やった、リベンジ出来た。」と大喜び。私たちも嬉しい。とっても嬉しい。

今度は、園田さんにヒット。



「根魚のようです。」

上がってきたのは、2キロ近くありそうなオオモンハタ。



「鰤より美味しいかもよ。」と笑顔で会話が弾む。

この後、園田さんに良型のイトヨリ鯛もヒット。

順調に釣果が上がっている。

ベイトの群れを追い掛けて、何度も移動を繰り返す。

しかし、東の空が黒い雨雲で覆われ、雨が降ってきた。

「残念だけど、帰りましょう」となった。

帰りの船中は、高橋さんの大物鰤の話で盛り上がり、とっても楽しかった。

高橋さん、おめでとうございます。

そして、ありがとうございます。


4月28日 妻とドライブ、久し振り

2015年04月28日 | 日記
朝の5時30分頃、目覚めると外は雨が降っている。

それから暫くすると、激しく降り出した。

「どうする?」

「今日は、止めとくか。宮崎の長崎展に行くか」

と、妻と話し再び夢の中へ。

目覚めたときは、午前7時前。

雨が、降ったり止んだりしている。

「歯医者に行って、治療して貰う日だった。」

とのことで、妻は午後2時からの歯医者へ行くことに、当初の予定に変更。

歯の治療が終わってから、宮崎に行くことにして、私は海の様子を見に行く。

梅ヶ浜に行ってみると、道路上からは波は無いように見える。



風も吹いて無く、木々の枝は全然揺れていない。



明日の天気が気になり、インターネットで確認すると、明日は波が2.5メートルと言っている。

「明日は、どうやろうか?」

「朝早くに、確認に来よう。そして、どうするか決定しよう」

と、独り言を言いながら写真をパチリ。

「治療が終わったよ」

妻からの電話。

自宅で合流し、宮崎へ。雨が降る中のドライブも久し振りだな。



玄関前の、岩石欄も綺麗な黄色い花を咲かせている。

4月27日 チョットぼやきを…

2015年04月28日 | 日記
今日は、出航前に船の給油をして貰った。

その分、ポイントの海域に着くのは9時30分頃になってしまい、少々焦っている。

第一投、ホール中になにやらアタリ。

「こりゃ、幸先良いぞ」

と思ったが、上がってきたのはエソ、海面近くで針が外れ逃げていった。

他の仲間に連絡すると「3キロ位の鯛を釣ったよ」との羨ましい話。

もう一人の仲間も、同じように3キロくらいの鯛を釣っているようだ。

気持ちが「俺も早く釣るぞ」って、焦り気味になってくる。

風も、南西の風が徐々に強くなってきている。

針のネクタイの色を黄色からオレンジに変更。

その直後、魚がじゃれつくような感覚が伝わってくるが、針かがりしない。

期待を持って、再投入する。

ゴッ、「ん、何か当たったぞ」

ホール中に、何か当たった様だ。

ラインが、スルスルと出ていくが何だろう。鯛かな。

ラインを止め、少しアワセを入れた途端、そいつは急激に走り出した。

青物だ、水深は50メートル以上あるし、少しくらい走らせても大丈夫だろう。

鯛ラバの仕掛けだけに、ラインも1号と細い。

一度止まったので、仕掛けを回収しようと竿をたてる。

また、走った。「それ以上、走ったらラインが無くなる。あー」

150メートル以上走られて、ラインが切れた。

回収すると、残りは僅かしかない。

「こりゃ、今日は終わったな。」

僅か、3時間程度の釣りで終了。

その後、慣れないジギングでカンパチと思われる青物を狙うが、一度だけ、尾鰭でジグを撥ねるような感覚を味わったのみ。

ジギング、もっと練習しなくちゃ。

待ってろ、カンパチ、鰤、いつか、きっと大物を釣り上げてやる。

気合いだけは、誰にも負けないつもりです。


4月26日 速いなー…

2015年04月26日 | 日記
「今日は、初めてのポイントに行ってみようか」

船を、水深90メートルの沖合に向けて走らせる。

少し、北東からの風が気になるが、風波が大きくなるような気配はない。

鵜戸沖の瀬があるという海域に到着するが、気になったのは潮の流れの速さ。

エンジンを止めると、3ノット近くで流れている。

「こりゃ、鯛ラバには難しすぎる。」と、岸よりの水深40メートルの海域に移動する。

しかし、この海域もシーアンカーを入れて1.3~1.7ノットで下り潮が流れている。

これに、北東の風が後押しするように吹いているものだから、余計に速く感じる。

それでも、鯛ラバを投入してみるが、案の定底取りに苦労する。

そんな中、夏川さんに青物のアタリ。

ジージーとラインが引き出され、かなり走られたところで針はずれ。

魚探に映し出される、ベイトに向けて鯛ラバを落とし込んでいるところで来たようだ。

酒井さんにも来た。

竿が大きく曲がっているが、これも途中で針はずれ。

最初の獲物は、ガンゾウヒラメ。



水深40メートルの、着底と同時に来た。

その数投後に、嬉しい真鯛がヒット。2キロ級の良型だ。



作本さんも、色々と仕掛けを工夫して頑張っているが、アタリが出ず苦戦中。

またしても、酒井さんにヒット。可成りの大物らしく、ミチイトがなかなか巻き取れない様子。

「あっ!」

ラインが切れた。

かなりの大物だったようで、PEラインが途中から切れている。

潮流はすこし緩んできたように感じるが、その後のアタリも少し遠のいてきた。

船首で、首脳会議。



午後2時前に、納竿。

無念の帰港となった。また、出直そう。