釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

6月11日 午前中勝負…天気よ崩れるな

2016年06月11日 | 日記
天気予報では、昼前から雨が降るとなっている。

「おはようございます。今日は午前中勝負ですね」

出船準備をしながら、天気が気になる。

「天気よ崩れるなよって、言いたいですね」

準備が整ったところで、直ぐに出港する。

まずは、60メートルのポイントから入る。

ベイトはいるのだが、二流ししてもアタリが来ない。

風はこの時点では、北東の風が吹いており、潮は上っている。

つまり、潮と風が逆になっている。

おまけに底潮が速く、ラインがどんどん出ていく。

「ポイントを変えましょう」

水深60メートルの、瀬のあるポイントに移動する。

移動して直ぐに、渡辺さんにアタリが来た。

「ウッカリカサゴです」



本日最初のアタリは、美味しいカサゴだった。

しかし、ここから色々なアタリが続いていく。

魚探を見ていると「来た。アタリだ」と声がした。

山下さんに大きなアタリ。



「シイラが来ました」

竿が強烈に曲がっている。

何せ泳ぐ力の強いシイラだけに、やり取りもスリリングだ。



無事タモに収まったのは、3キロ位のシイラ。

締めて血抜きをしてから、クーラーへ。

次のアタリも山下さんに来た。



上がってきたのは、良型のイサキ。

お腹はパンパンで、クーラーの中に白子を一杯出していた。

この間、塩田さんと渡辺さんにも、鯛らしきアタリがあるのだが針に乗らない。

「ガッとアタリがくるのに乗らないな」

困り顔の塩田さんにアタリが来た。



ドラッグ音が響き、ラインが引き出される。

「鯛やな」

ゆっくりとやり取りを楽しみ、海面に姿を見せたのは3キロの真鯛。



先週のリベンジができたと、笑顔で記念写真。

その後、塩田さんに直ぐにアタリが来て、ウッカリカサゴが上がってきた。



渡辺さんにも、山下さんにも、ウッカリカサゴや、アラカブのアタリは続いた。



この頃になると、海の色が済んだ青色になってきた。

近くではカツオ鳥の群れが、海面のベイトを狙っているみたいに、集まりだしている。

ポイントを移動して、スロージギングで大物を狙っていた塩田さんに、強烈なアタリが来た。



竿先を叩くように、強烈な引きを見せている。

ラインを10メートル巻き取っては、その倍引き出される。

「鯛なら80超やな。もしかして、青物かな」

渡辺さん、山下さんも声援を送っている。

なかなか上がってこない相手が、強烈に走り出した。

「あっ」

塩田さんの声が挙がったと同時に、竿がまっすぐになった。

「針はずれ。身切れしたかな…」

大物だった引きを見せていただけに残念。

この後、再びポイントを移動する。

渡辺さんが、直ぐにアタリをとらえた。



上がってきたのは、イトヨリ鯛だったが、写真は大物を釣ってからとスルー。

次にアタリをとらえたのは、塩田さん。

「今度も鯛です」



上がってきたのは、2キロ超の良型真鯛。

「今日は、美味しい刺身が食べられる」と笑顔。

近くにいた、私の船仲間も祝福の拍手を送ってくれている。

仲間って良いもんだ、と心から思う。

山下さんにも、アタリが来た。



上がってきたのは1キロ超の真鯛。

「良かった。真鯛が釣れた」と笑顔。

コースを変えて船を流す度に、何らかのアタリがくる。

まだまだアタリは続きそうなのだが、風が東南東に変わり、ウネリも高くなり始めた。

「今日は、ここで帰りましょうか」

次々とアタリが来て、楽しい釣りができた。

心配した雨も、今のところは降らずに済んだ。

仲間の船に「先に帰ります」と挨拶して、帰港した。