釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

1月31日 午前中は様子見

2017年01月31日 | 日記
朝早く、O先輩より電話が来た。

「今日は風が凪いでるみたいね」

「そうみたいですね。でも、海は北風が吹いてくる予報でしたよ」

「出られるんじゃないの」

「午前中は、ちょっと様子見にします。出られるときは午後から出ます」

別な釣り仲間からも、連絡が来た。

「今日は出てますか」

「いや、今日はまだ自宅にいる。午前中は様子見にして、出られれば午後から出ようと思っている」

昨日作った、畑の堆肥の発酵熱が出ているか確認すると、少し暖かくなっている。

これで、熱いくらいに熱が出れば、大丈夫だろう。

空は雲も余りなく、良い天気だ。

船着き場に行く前に、湾岸道路に行ってみた。

船仲間から連絡が来た。

「今日は、今から出てくる」

「そのつもりでいるけど、何処にいるの」

「今日は出て来んほうが良いかもよ。潮が全然動かん」

「アタリはないと」

「アタリも全然無い。なーんも釣れちょらん」

午後から出るつもりが、ダメか…。

湾岸道路に来てみた。



青みのある、良い感じの潮が見えない。

どことなく緑色した、下り潮のように見える。

こんな感じでは、明日の朝からの釣りに期待した方が良いかな。

一昨日から、「潮が動かん」と言う連絡を良く受ける。

大潮を過ぎて、下りの中潮は潮の動きは良いはずなのに…。

明日に期待しよう。

1月30日 船が出せない日にする事

2017年01月30日 | 日記
朝起きて、自宅周りの木々が風で揺れている。

「予報通り、風があるね」

他の仲間に連絡すると

「こんな日は、やる事は一つですよ」

「何?」

「仕掛け作りと釣り具の手入れ。船が出せない日にする事はそれしかないです」

「そうやね。俺も頑張るか」

その前に、風の影響が出ていないか船を見に行く。

湾岸道路を通っていく。





沖合は、北東の風の影響を受けて、白波が立っている。

写真では、分かりにくいかも…。

「沖は、相当吹いているね」

「凄い風ね。船はバタバタして大変でしょうね」

港の中も、風波が立っている。

船着き場は、北東の風は余り影響を受けない。

時折、船が横に流されるが、極端な流れ方はしない。

「大丈夫みたいね。帰るか」

午後からは、私は畑に入れる堆肥作りを妻と一緒にする事にした。

籾殻に糠や油粕、鶏糞などを混ぜて、タップリと水を掛けて混ぜ込む。

黒い大きなビニール袋に入れて、太陽熱も利用して発酵させる。

2ヶ月ほど発酵させると、籾殻が焦げ茶色になって堆肥の完成。

後は、畑に混ぜ込んで野菜の種を蒔く。

船が出せない日にする事の一つとして、畑の手入れも楽しい物だ。

明日は、風が落ち着く予報になっている。

午前中は、チョット様子見にして、午後から出てみようかな。

1月29日 午後の船着き場

2017年01月29日 | 日記


船に給油しておこうと、船着き場に行ってみた。

船着き場は、風が殆ど無い。

船を引き寄せようと、係留ロープを握ったとき「細田さーん」と呼ぶ声がする。

振り向くと、船仲間のUさんが「ちょっと手伝った下さい」と、呼んでいる。

係留ロープに夜間照明を付けたブイを取り付けているところだった。

「何すればいい」

「ロープを握っていてください」

作業は10分くらいで済んだ。

船に戻り給油していると、船を出していた船仲間が帰ってきた。

「Kさん、釣れました」

「ダメ、潮が動かん、魚がおらん、餌はオキアミ5匹で足りたよ」

「えーっ、風はどうでした」

「風もなかったし、潮の流れもないし、碇がいらないくらいだった」

釣果は芳しくなかったみたいだ。

暫くすると、O先輩もやって来た。

「Iさん、どうでした」

「全然ダメやった」

「Oさんは、明日行く予定」

「そのつもりやけど、風が強いみたい」

「今日も、南風が吹く予報やったけど、明日はもっと強いみたい」

船着き場で、釣り談義が花開く。

「明日は、北西が10メートル以上吹くみたいですよ」と私。

「私も、今日は雨で南風だったので出なかった」とUさん。

「メジナが釣りてっちゃけどな」とO先輩。

「今日の潮やったら、釣れんかもな」とKさん。

「トビ魚も釣れんかった」と、Iさん。

「朝、市場に行ってみて、帰りに風が無ければ出てみようかな」とO先輩。

「6時に出て、6時30分には帰るパターンやろうな」とUさん。

予報では、明日の風は赤マークになっている。

そんな話で、盛り上がっていたら雨が降り出した。

「降り出した。帰るよ」

「餌買いに行ってくる」

「無理かも知れませんよ」

みんな行きたい気持ちは、盛り盛りなのに…。

明日、北西の爆風かな。

1月28日 当たるんだけど…(午後の部)

2017年01月29日 | 日記
午後からは、関屋さんと服部さん親子を乗せて、大島の内場に入る。

「午前中は、北東のウネリが出てきたので、まずは内場に入りたいと思っています」

内場を目指して走っている途中には、北東からのウネリが寄せている。

野瀬の灯台付近の海域には、6~7隻くらいの船が錨を入れている。

その船の邪魔にならないように、ベイトを見つけながら仕掛けを入れていく。

関屋さんと、服部さんがジギング、衣千及ちゃんが鯛ラバだ。

一流し目に、衣千及ちゃんにドラッグ音が鳴るようなアタリが連続する。

「なんか来たね」

「コンコンと来た」

竿先を叩くアタリの、衣千及ちゃんなりの表現だ。

暫くすると、又しても衣千及ちゃんにアタリが来るが、針掛かりしない。

「アタリは有るんだけどね。針に乗らないね」

すると、関屋さんにアタリが来た。



「どんな感じですか」

「重いね。余りは知らないよ」



上がってきたのは、良型のガンゾウヒラメ。

次の当たりも、関屋さんに来た。



「結構走りますね」

「何やろうか。小さいハマチかな」

しかし、上がってきたのはサゴシだった。



食い渋りが続いている中、なんとか釣果はあがった。

今度は、衣千及ちゃんにもアタリが来た。



上がってきたのは、ガンゾウヒラメだった。



「内場は、ガンゾウやエソが多いね」

「水島の前に行ってみますか」

少々、北東からの波はあるが、釣りは出来る。

しかし、潮の流れは速く、上り潮が1.5ノットくらいで流れている。

水島沖に出ると、もの凄いベイトの群れが魚探に映った。

「何かが寄っているかも知れないね」

と、関屋さんと服部さんがジグを落としていく。

関屋さんにアタリが来た。



上がってきたのは、真鯖。

「ベイトは鯖かな」

でも、後が続かない。

今度は、又しても衣千及ちゃんにアタリが来た。





上がってきたのは、サゴシ。

小さい体で、サゴシの走りに対抗して一生懸命にリールを巻く。

そばでお父さんの服部さんが゜「良かったね」と笑顔。

親子で釣りを楽しむ姿は、微笑ましい。

ここから、衣千及ちゃんにアタリが続く。

時間を掛けて、ゆっくりと巻き上げる仕掛けの先には40センチ近い良型の鰺。



続けて上がって来たのは、ガンゾウヒラメ。



今日2枚目のガンゾウヒラメだ。

「衣千及ちゃん、良く釣るね」と関屋さんも笑顔。

お父さんは「今日も主役は衣千及ちゃんだね」と笑顔。

本命としている青物は出なかったが、衣千及ちゃんの活躍で釣果はあった。

「食い渋りの中、アタリは有るのに針掛かりしない時は、どうしようかと思ったけど、良かったね」

衣千及ちゃんの笑顔と共に、帰港した。

1月28日 当たるんだけど…(午前の部)

2017年01月28日 | 日記


今日も、水平線に上がる朝日は気持ち良い。

右田さんと、少し風を気にしながらポイントへはいる。

ベイトに、昨日までと違う、反応が出ている。

海底付近ではなく、中層に可成り濃いベイトが映っている。

「右田さん、このベイトは鰺か鯖ですかね」

「中層に可成りの幅で映っていますよ」

右田さんが、ジグに枝針を付けて落としていくが、アタリが出ない。

「なんだろう…」

正体を知りたいと思っているところに、右田さんにアタリ。

上がってきたのは、今月初めに水島付近で私もつった「ホシフグ」。

青い魚鯛に白い棘みたいなのが、体全体にある。

食用には適さない魚だ。

「フグの群でしょうかね」

私にもアタリが来て、30センチくらいの鰺が上がってきた。

暫くすると、又しても右田さんの仕掛けにホシフグが掛かってきた。

「フグが群れているみたいですね」

ポイントを移動するが、船を走らせている間、中層にはベイトの群れが映っている。

「このベイトの群れ、油津の沖全体にいるんですかね。可成り、広い範囲ですよ」

ポイントを移動したところで、右田さんにこれまでと違う強いアタリが連続してきた。



しかし、「あっ、外れた」

途中で、全部針はずれになってしまう。

スロージギングで丁寧に底を探り、ワンピッチで中層を探りと右田さんが“獲物”を求めて、丁寧に慎重にジグをシャクリ続けている。

その粘りは、凄い物を感じる。

しかし、次に移動したポイントでも、私も右田さんもアタリが来ても、針外れ。

「当たるんですけどね」

途中で真鯖が上がってきたが、後が続かない。

苦戦しているうちに、風が北東に変わり、ウネリが出始めた。



潮も上り潮が激流になって走り始め、2ノット以上の速さで北に流れる。

「下は下り潮が押してますね」

上潮は上り潮になっているが、中層から下は下り潮が南に押している。

潮が2枚潮になっている。

「風と上潮がけんかして、下潮が下りになっている。変則的な3枚潮みたいですね」

その性なのか、竿先が突っ込むようなアタリが来ても、針外れが起きる。

仲間からの連絡では「水温が17度に下がっています」との事だった。

水温が下がって、魚の活性に影響しているのかもしれない。

「今日は、不調の日ですね」

「潮は2枚潮になってるし、北東の風でウネリも出てきているし、天気には勝てません」

「今日は、帰りますか」

口惜しい思いをポイントに残して、帰港した。