釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

7月31日 土砂降りの雨の中

2018年07月31日 | 日記








夕方、湾岸道路に海を見に行った。

台風の一番ピークとなる時間帯だったのかもしれない。

東風が強くて、海は白波だらけ。

木々の枝も大きく揺れてるし…。


船着き場に行ってみると、強風に吹かれて仲間の船の碇ロープが緩んでいた。

仲間に電話して、直ぐに対応する。

「隣の船に抱きつかせよう」

隣の船の持ち主に連絡して、了解を得る。

作業を始めると、徐々に雨が激しくなってきた。

風も東風が強くなってきた。

「風が少しずつ回り始めたな」

「今がピークかな」

明日の朝は、穏やかに成っているかな。

7月30日 台風12号

2018年07月30日 | 日記
船は出せない。

何しようか…。

結局、妻と宮崎にドライブ。

イオンのコマーシャルに出ていた「北海道展」を見に行こう、となった。

海岸線を走っている時に、激しい雨に遭遇。

前が見えない訳ではないが、走りにくい。

海も、ウネリが大きく、沖では白波も立っている。

色は、今のところ、そんなに悪くは見えない。




しかし、この台風12号、予想外の動きを見せている。

なにも屋久島アタリで、時計と反対周りに一回転しなくても良いんじゃないの…。

明日の午前中は、もしかしたら、南風が強く吹くかもしれない。

こんな動きの台風を見ていて、思い出したのはUターンして帰ってきた台風。

何年前になるのかな?

毎年、1度は迷走台風が発生している気がする。

さっさと中国大陸の方に行って欲しいです。

7月29日 最近の潮に思う(勘違いかもしれない私感)

2018年07月29日 | 日記
台風12号で海が時化る前の潮は、流れの速さの激変に振り回された。

今しがたまで、0.7ノット前後で流れていた潮が、いきなり4ノットの激流。

40メートル前後の浅場によっても、2ノット以上の激流。

「この潮の変わり様は何なの…」

ジグも300グラムを入れても、着底が取れない。




黒潮の流れが2ノット以上の矢印は、種子島海域にはある。

この流れが、日南アタリに影響しているのだろうか。

流れが速くなった時の潮の色は「うわー、綺麗!」と、言うほどの澄み切ったブルー。



黒潮の本流の速さを示した図にも4ノットなんて書いてない。

水島のアタリで、4ノットの流れが入ってくる。

船のエンジンを止め、潮に乗せると、あっという間に油津沖まで流されてくる。

途中の潮目に入ると、船が渦に巻き込まれたように、クルクル回る。


時には、上潮が1ノット前後で、下潮が2ノット以上の二枚潮も、最近は多い様に感じている

最初は、真下に落ちてた仕掛けが、途中からラインがどんどん出ていき、斜めにはいるようになる。

結局は、2度着底が取れれば良い方と、言った具合になる。

もしかして、上と下の水温の違いがあって、それが流れに影響しているのだろうか。

ラインを立てる為に、船で押すことで、何とか出来る時もある。

しかし、4ノットの速さになると、なかなか思うように行かない。

船が潮に振られて、安定しない。

本流からの枝潮に加速が付いて、沖から入ってくる感じだ。

潮目は、本流の枝が潟に近づいて来たときの、潟の潮を押すことで発生すると思っている。

枝潮が大きく渦を巻くことで、潮流の加速が倍になるのだろうか。

その潮目が入ってくる感覚が、短いのだ。

「ザワザワ」と、潮目が騒ぐ音を聞くことが有るが、その音が大きく感じる。

南から北に向かって流れる上り潮は、以前は、水島アタリで逆波が立つほどの速さを記憶している。

この時の、潮のざわめきと、今の潮目のざわめきは別物に感じる。

以前の潮のざわめきには、魚のヒットすることが多かった。

今の潮目のざわめきは、魚がヒットすることが少ない。


でも、面白いこともある。

潮目の中に、鰯ボールが発生して、鰹やシーラ、ヨコワ等のナブラが立つ。

これに出会うと、面白くて溜まらない。

興奮した気持ちで、釣りが出来る。

そんな楽しみもあるのだが、これは希な事だろう。

流れが速くなるのは、夏の海の特徴の一つかもしれない。

そんなに長い期間、潮が速いこともないだろうと、考えることもある。

台風12号が過ぎて、釣りに出た時は、落ち着いた潮に成っていて欲しい物だ。

7月28日 台風12号の影響

2018年07月28日 | 日記
「ウネリがありますね」

「結構なウネリが来ますね」

「表は、諦めてください。内場に入ります」

裸バエ前は、台風12号の影響か大きなウネリが入っている。

久し振りの内場の釣りになった。


ベイト反応を探して、ジグ、鯛ラバを落としていくが、アタリが出ない。

魚探には、可成り大きなベイト柱が出ているのだが…。

「なんでアタリが来ないの…」

「ちょっと、船を戻します」と、声かけしたとき宮田さんに強いアタリが来た。

いきなりのアタリだった。



「あっ、切られました」

リーダーが切られていた。

「何やったろうか?」

内場でいきなりの大当たりに期待が膨らんだが、後が続かない。


水島近くに、何隻か船が見える。

「ちょっと、沖に出てみます」

水島沖に出てみると「やっぱり流れが速いですね」

3ノット以上で流れている。

仲間の船からは「マックスは4ノット以上で流れました」と、連絡が来た。


再び内場に入る。

本日初めてのアタリが、宮田さんに来た。





カマスが上がってきた。

辻さんにも、アタリが来てカマスが上がってきた。



カマスの群が、寄っているのだろうか。

しかし、この群も直ぐにいなくなる。

「今日は、苦戦の日ですね…」

周りを見ていると、他の船もポイント移動を繰り返している。

沖は速い流れに釣りに成らない事もあり、内場に船が集まり始めている。

「どこかに、ヒットポイントがあるはずだけど…」

岡本さんにアタリが来た。





上がってきたのは、ガンゾウヒラメ。

「また、ガンゾウヒラメやった」

「前回もやったがね」と、宮田さん達からからかわれて大笑い。

辻さんにアタリが来た。

魚が走り回り、宮田さんの仕掛けに絡んだ。

絡んだラインを解いて巻き上げると、スボタが上がってきた。



「通りで走るはずだ」

と、みんなで大笑い。


このスボタの後、アタリが出なくなった。

日高さんも頑張っているのだが、なかなか思うようなアタリが来ない。

岡本さんも、宮田さんも「腕が疲れた」位にジグをしゃくり続けるがアタリが来ない。

仲間の船からは「魚が居ない…」と、寂しい連絡が来る。

4人で頑張り続けたが、どうしてもアタリが来ない。

4ノット近い速い流れに、台風12号の影響。

悪条件が重なり、狙いのポイントに入れないことも一因だろう。

風が南西に変わった。

昼過ぎに「今日の釣りは切り上げましょうか」と、帰港した。


7月27日 こんな潮、初めて

2018年07月27日 | 日記
朝の内、少しだけ超近場で竿を出してみた。

狙いのタチウオ。

沖波止の、波静かな場所で竿を出す。

アラカブが、ポツポツ当たってくる。

突然、ゴツンと当たってきたのはオオモンハタ。

「ここで、ハタが来たね」

チョット、嬉しくなる。

30分ほど頑張ってみたが、タチウオは出なかった。





海面に、朝日の光が反射する。

ポイント目指して、船を走らせる。

「今日は、深場に行こう」

従兄弟の信司と、楽しく世間話しをしながら、朝風が気持ち良い。

ポイントに入る。

直ぐに魚探を見る。

「潮は、0.6ノット前後だよ」

上り潮が、ゆっくりと動いている。

沖からは、潮目が入ってきている。

「150で底が取れますよ」

2流し目に入り、信司にバイトが来ているようだ。

しゃくり方が、細かく丁寧に成っている。

「来た。ほら、来ましたよ」





「偉い、走るね。青物か?」

獲物は船の下を、スピードを上げて走っている。

「ゆっくりで良いよ」

時折、ドラッグ音が鳴り響く。

ゆっくり巻き上げていた、ラインの先に獲物が見える。

「あっ、真鯛だ」



上がってきたのは、67センチ、3.3キロの真鯛。

「これは、僕の自己新記録です」

「そうなの」

「今までは、62センチが最高でした」と、嬉しそうだ。

「信司、もう一度船を戻して、トライするぞ」


船を戻して、釣り再開と思った時…。

「あれ、何で…4ノットから下がらない…」

船の速度計が、4ノット以上で下がらない。



潮が急激に速くなってきた。

「信司、潮が4ノット以上に成っている」

「さっきまでは、0.7前後だったのに…」

300グラムのジグで、着底が取れなくなった。



沖を走るタンカーが「止まっている」様に見えるくらいだ。

ジグは300以上は無いので、少し浅場に移動する。

水深60メートルでも、3ノットで流れている。

潮目に入ると、船が回転する。

「こりゃ、釣りにならない」

「これって、赤潮ですか…?」



信司が潮目の中に、赤く帯状に浮かんだ物を見つけている。

「これって、赤潮だよね」

「釣りにならんですね…」

少しずつ、浅場に移動してみるが、40メートルで2ノット前後になっている。

「今日は、もっと深場を攻めてみたかった…」

信司の悔しがる気持ちが、伝わってくる。

気が付くと、周りに船が一隻も居なくなっていた。

「今日は、諦めるか…悔しいけど…」

「潮の急激な変化は、ビックリですね」

悔しい気持ちを持って帰港した。