伊勢ノ海五太夫が復活

　画像は、「年寄名跡證書」のうちの「錦島」であります。
番附では本来、錦嶋三太夫と書かれていたであろう…。
当該「証書」には、下の名前は記載されていないが、例
外があるはず。それは木村瀬平と式守秀五郎であります。
木瀬とか式秀なんて略称いや俗称は「証書」で通用する
はずがございません。〔尤も、過日ラヂオの天気予報を
聴いていたら、種子島・屋久島地方を「種子・屋久」…と地名
を略していた。〕
　今度の九州場所番附では、年寄欄に「伊勢ノ海五太夫」が
登場したのである。数十年ぶりであろう…。むかしから、
年寄名も上と下が“通り名”になっている━例えば、雷(いかづち)
權太夫・浦風林右エ門・勝ノ浦与一右エ門・…ところが、
最近じゃぁ高砂浦五郎以外みつけることができなかった。