相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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小坂秀二←彦山光三←三木愛花

2018-01-20 21:18:47 | 日記
【文中、敬称略】
 かつて相撲批評の大家で非力士と云えば、
新しい方から小坂秀二(大正七~平成十五)、
彦山光三(明治二六~昭和四十)、更に遡り
三木愛花(文久元~昭和八)━でも、“個性”
がちがう。小坂は、評論家タイプで史実の
研究は殆んどなし。彦山は、評論と研究の
両方つとめた。そして、新聞記者からの
愛花は、評論家タイプに非ず、史実研究が
メーンだった。

 過日N氏からの「…通信」に、永井荷風の
作品のなかに三木愛花が登場すると云う。

 充分熟知してはいないが、高校の現代国語
の教科書に「耽美派」なる言葉があり、日本の
著名作家では、永井荷風とか、彦山翁と同年歿
の谷崎潤一郎らの名が……。

 小説の美と、映画の美とは“異質”のものと
する見解があるが、…潤一郎の文芸作品を映画
化すれば屹度「成人映画」=18未満お断りに
なるな。例えば、『鍵』や『瘋癲老人日記』等。

 鳥渡ばかり話が横道へ逸れた。
永井荷風は、相撲は嫌いで作品中に出ず、芝居が
好きだったみたいで、愛花が出てくる作品には
「野球」のことが書いてあった。

 荷風の次に『三田文學』編輯を担当した水上
瀧太郎は、相撲・野球とも愛好したが、どっちが
1つを採るならば、野球を捨てて相撲を採る云々。
働き盛りで急逝したのは惜しかった。

 この項は明日に続く。

 
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非忘却の力士 愛宕山

2018-01-20 13:58:30 | 日記
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 さきに地名の愛宕山について記したので、
想い出した幕内力士が愛宕山である。
 彼が新入幕のとき未だ相撲ファンになる直前
の頃だったが、昭和三十四年九州場所、前頭三
枚目の最高位に上って、若乃花・栃錦の両横綱
や若羽黒・琴ヶ濱の両大関に挑戦し何れも●だ。

 相撲愛好の当初はラヂオ観戦で、いつからTV
桟敷の観戦に変ったかはっきり記憶してない。

 したがって、愛宕山の土俵姿を観た覚えが
喪失してしまっているが、醜名そのものは絶対
忘却していないから不思議。

 それに、その醜名の“由来”を寡聞にして
知らないのである。出身の愛媛県にそんな
山岳があるのかなぁ…?
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