“酒気帯び”て負けず屋に…!

　安政五(1858)年春場所幕内取組順の
検証。

　三日目中入り前
西前五〇鷲ヶ濱─武者ヶ﨑(幕下)
東前三×一　力─荒　馬(　〃　)
西前一〇寶　川─武藏野(〃)
東前一●荒　熊─不知火〇西前三
西関脇●境　川─大鳴門〇東前五
東大関〇雲　龍─立田川●西前七

　三日目中入り後
西前四〇錦　木─虹ヶ嶽(幕下)
〃前二●才　槌─白眞弓〇東前七
東前二〇鬼面山─松ヶ枝(幕下)
西小結〇平　石─武藏泻●東前八〔幕尻〕
東小結×響　灘─荒　鹿×西前六
西大関●猪王山─陣　幕〇東前六　

　新入幕の陣幕が“酒気帯び”の大関
から銀星をせしめた。

　前日とちがって取組順序に不審点は
なかった。同位の場合も西方が先に…。　

大正大相撲の重大ニュース

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　大正時代の角界重大ニュース。
先ずは、順位をつけず、時代順。

〇栃木山、太刀山を56連勝に止める

〇三杉礒ら道産子力士の活躍

〇國技館焼失で靖国神社で本場所

〇最軽量横綱栃木山が５連覇

〇三河島紛擾事件勃発

〇東西両協会の絶交から和解へ

〇４横綱・４大関の水増し番附

〇本場所が11日間へ延長

〇優勝制度に摂政杯(→天皇賜杯)

〇財団法人の認可

　何れ、機会をみて１～10位のランクを
つけてみたい。