座間味くんの推理。
過去の事件について、
警視庁の大迫警視が話し、
沖縄と、スキューバダイビングが好きで、
颯爽とした雰囲気のある、
座間味君が聞き役となって、
事件の真相を探っていきます。
大迫警視、座間味君、
二人の会話で
話は進行していきます。
二人が出会う時にはいつも、
おいしい食事と、
お酒が設定。
この二人の人物は
「月の扉」という小説の中の、
ハイジャック事件で、
出会っているということです。
前作未読です。
それでも大丈夫な作品です。
連作短編の形をとった
推理を楽しむことができます。
七編もあるので少し、
くどく感じる、
きらいもありますが…
座間味君の、
方向を変えての事件の見方、
推理などは、
なるほどなと、
納得でるものになっています。