かぶれの世界(新)

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

遠い耳

2023-02-17 20:55:33 | 日記・エッセイ・コラム
先週歯科医で治療を終わり自宅に帰ろうとした時、眼鏡を忘れてるよと看護婦さんに声をかけられたが、音と言葉の意味が結びつかない不思議な経験をしたと投稿した。その後気になって自分の聴力の劣化が進んでいるのか、毎日のように確認している。

一番分かり易いのがテレビの音量だ。部屋の造りやテレビの置き場所によって聞こえ具合が相対的になるが、以前はボリューム設定が「22」で良く聞こえたのに最近は「23-24」に上げないと聴きづらい。我が家はLDK構造なので家内が台所で作業すると「27」に上げないと聴きづらい。

テレビには「クリア音声」ボタンがあり、クリア音声をオンにしても私にはちっとも聴き易くならない。年を取ると高周波数の音の感度が悪くなると聞いたことがある。なので「設定」モードで高周波音を強調に設定したが、私の耳には聞こえ方に変わりがなかった。

だが、原因はよく分からないが、何故か音が良く聞こえる時がある。夕食を終えて風呂に入りさっぱりしたところで居間に戻ると何故か音の聞こえが良くなったと感じる時がある。殆ど例外なく聞こえが良くなるが長くは続かない、気が付くと元に戻って聞こえ辛い。

祖母が元気で70代の頃だったと思うが、耳が遠くなりテレビを大音量で見ていると母がこぼしていた。それを聞いて私はコードが3mあるイヤホンを買ってきて祖母に与えた。自分の耳が遠くなり始めて我が身を祖母と比べ、もう少し思いやりを持って彼女に接すべきだったと反省している。

少しずつ難聴が進み始めたと感じたのは最近のことだが、その原因は年齢だけではないと思っている。一昨年頃から散歩や山歩きでスマホにワイヤレスイヤホンで長時間音楽を聞くようになった。これも耳に負担になり耳が遠くなり始めた一因ではないかと思っている。

息子によると、家内と私が互いに耳が聞こえずよく怒鳴り合っているという。ワイヤレスイヤホンを利用してない時に後方から車が来ているのに気付かなかったことが何度かある。自転車に乗っている時に後方に車を感じて凄く危険な思いをしたことがある。どうすれば良いのか分からない。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

停戦か軍事支援か

2023-02-16 15:01:13 | 国際・政治
また、また、ウクライナ戦争について天邪鬼で根拠曖昧な自論を開陳したい。今月になってロシア軍の攻勢が報じられる一方、ウクライナの支援が遅れ気味なのが気になる。頑張って欲しい。

ウクライナ戦争はロシア軍侵攻以来1年が経過した。非人間的で悪魔の戦争を仕掛けたロシアは、ここで停戦したら譲歩したとしてもやったもん勝ちになる。クリミア半島を奪い取ったのを世界は許し、今度はウクライナ東部を獲得するだろう。世界は何としても侵攻を失敗させなければ、ロシアは又次の戦争を仕掛ける。

次の戦争を仕掛けさせない為には、プーチンの失敗だけでは不足だ。プーチンの戦争を支持したロシア国民は反省すべき、その為には戦場をウクライナだけでなくロシアにまで広げるべきだ。あれだけロシア軍がウクライナを爆撃し民間人を殺害しておいて、ロシア国民が呑気に過ごしていいはずがないと思う。欧米が戦場を広げない様極めて慎重に支援しているのは理解できるが、それがロシアやロシア国民を増長させている。

一方で、ウクライナの支援を続けてきた欧米から「支援疲れ」や「戦争反対」の声が聞こえて来る。日本ではテレビ等で他人事のようにもっともらしく停戦を主張する評論家の声を聞くと私は失望する。人の命は尊い、だが血を流して戦っている人達に失礼ではないか、「停戦を説く人」はロシアを応援しているのと同じことになる。

残念だが、世界の大半はこの戦争を自国や自国民の都合がいいかどうかという視点で見る国なのだ。大半のロシア国民はプーチンを支持し、中国やインドに限らず独裁・強権国はウクライナ戦争を好条件でロシアと経済関係を維持する都合の良い機会として利用している。国レベルでは恥知らずという言葉は存在しないようだ。

実は、欧米でも同じ発想の企業活動がみられる。肝心のウクライナだって政府や軍の幹部が巨額の支援をポケットにいれ、職を解かれる事態になったと報じられたばかりだ。多分、それが現実なのだろう。だとすれば、まだ何が何でも停戦を主張する方がましなのかもしれない。

その中で、私は今朝方報じられたラトビア外相の発言を100パーセント支持する。NHKの取材に答えてリンケービッチ外相は「ウクライナでは当面、外交による解決は期待できず、軍事支援の方が重要 --- 停戦で合意しても、ロシアは義務を守らず、圧力をかけ続け、自分たちが再び十分に力を蓄えたと思えば、また戦争を始める」と答えた。正にその通りだと私は考える。ロシアはそういう恥知らずの国だ、国民も。

世界は美しいだけではない、巨悪も小悪もあちこちに転がっている醜くもある。その前提に立って先ずは巨悪をぶっ潰すべきだ、今世界一の巨悪はプーチンのロシアであり、その為の犠牲を惜しんではならない。終わったら次に続く巨悪を潰していくべきだ。この手順を間違えなければ、小悪は隅に隠れてしまう。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

孫の誕生会転じて親の親睦会

2023-02-13 11:34:50 | 日記・エッセイ・コラム
昨日は品川の長男宅で二人目の孫の誕生パーティに参加した。実質は家族の親睦会だ。12月は末の孫の誕生会、1月は新年会といった具合に毎月場所を変えて家族全員が参加するパーティを開き、家族間の懇親を深めている。今回は長男の嫁さんがダンスに通っている時刻に合わせ、いつもより遅い4時からパーティが始まった。

いつも誕生会で家族が顔を合わせ孫の成長ぶりに目を見張る、今回もそうだった。上の孫はもうすぐ中学生、続いて4年生、2年生になるという。上の子はそろそろ性に目覚める年ごろで、好きな女の子が出来てもおかしくないはず。だが、両親によるとまだ好きな子はいないようだ。ついでに言うと今の子は反抗期も来ないのだそうだ。

経験によるとそんなはずはない。好きな娘はいたし、家の隅で自慰をしているところを母に見られたこともある。母はそれを見て何も言わずに黙ってドアを閉めて出て行ったと人生初の告白をした。そんな風になっても驚かない様に昔の恥ずかしい経験を伝えたつもりだったが反応はなかった。

子供達の教育をどうするか話題になった。話題は変わり、中学・高校一貫校に通う子供が増えているらしいが、その是非について長男は否定的だった。最近は公立校が見直されている(大学受験の点で)らしく、少なくとも中学は公立校に行かせるという。そもそも東大に行くのが目標で中高教育をどうするかなんて、良く分からなかった。何れにしても親が決めることだ。

だが、今回最も印象に残ったのは子供達の生活や仕事ぶりがかなり変わったことだ。長男宅に着くとパーティの準備の為かだぶだぶのつなぎ服で料理する彼の姿があった。それが厭に手慣れた感じでかえって違和感があった。後から聞くとネットをチェックしながら料理法を学んだのだという。

在宅勤務で暇だからかと思うと、実は最近ほぼ毎日出勤しているのだという。新しいプロジェクトを担当するようになり、プロジェクトメンバーと密に連携する必要がある為だという。それ以前は月一程度出勤した。プロジェクト単位で仕事をすると、これはこれで必須の働き方だという。

外資系の営業に努める娘の亭主は以前は全く会社に行かなかったが、今は月1-2回は会社に顔を出しコミュニケーションを深めるそうだ。北欧の本社に顧客と同行する機会も減ったのだそうだ。一方、人事部門に努める次男は最近では週2‐3回出勤で残りは在宅勤務と余り変わらない。皆に共通しているのは職場内でのコミュニケーションの為の出勤が見直されているようだった。

もう一つ印象的だったのは長男の嫁さんが若々しくシュッとしたと感じたことだ。昨年からダンスを始めその効果が出たようだ。50過ぎたのにむしろ若く綺麗になったように見えた。彼女に言わせると下肢は若い人並になったが、上半身は骨っぽくなってしまったという。それでも悪くない。最後に家族全員が健康で幸せにやっているのが確認でき良かったと思う。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サンデーモーニングに風が吹く

2023-02-12 10:28:41 | テレビ番組
TBSの日曜朝のニュース番組「サンデーモーニング」は、私とニュースの見方が最も違う、なので「嫌いな、なのに一番よく見る」番組だ。ニュースの重要性と解釈が異なる、だが芸人が面白おかしく伝える番組ではない。登場する多くの評論家は滅多に見かけない、何かに固執しているような不平衡な発言が多い。私と見方が対極にあるニュース番組が何をどう伝えるか知る為に嫌いな番組と放送局の姿勢を見たい、正に私らしい天邪鬼な選択だと思う。

今朝のトップニュースが米国を横断した中国気球の撃墜、二番目が内閣秘書官のLGBT発言を巡る国会対立だった。今回印象深かったのは評論家の発言が一巡したあと、寺島氏のコメントだった。米中関係の激しい対立の一方で、昨年の米中貿易は過去最大だった事を見逃すなと。また、貴重な国会の時間はLGBTではない、国民が望んでいるのは物価高騰をどうするかだろうと決めつけた。普段彼の考えに同意しないことが多いが、彼らしく物事を包括的に見よという姿勢に納得できた。

それまでのコメンテーターが主張したかった我論を一気にぶち壊すコメントに、司会者が慌てふためき何とか纏めようとした、しかしそんな力などないのが見え見えで滑稽だった。サンデーモーニングは一方的な発言で放送局の好みにあわせたニュース評論を展開する、だからこそ私は自分とは違う意見を知りたまに怒り、自分の考え見直してみる機会を得るため視聴していた。皮肉にも今日の番組展開については今迄よりよっぽどマシというか、当たり前だと思った瞬間から視聴する気を失った。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京郊外の生活2022-3(5)

2023-02-10 20:35:02 | 日記・エッセイ・コラム
暦の上では立春直後の皮肉なタイミングで東京に「実質」初の初雪が降った。天気予報が外れてばかりだったが、今回ばかりは天気図を見て降雪は免れないと覚悟した。都心の劇場に行った人がインタビューされる絵を見て、「ああ、この人達も天気予報を信じなかったんだ」と思った。

私といえば、足首の痛みはかなり良くなったのだが、今日ばかりは一日中自宅に籠り、パソコンの前に座るかテレビや録画した映画をタイパで見た。自宅前の砂利道は早朝の雨から雪になり数センチ積った。隣家の前から続くアスファルト道の上は透明な白いベールがかかったように見えた。

東京郊外でも南側になる府中辺りでは雪が降る時は何故か外の気温は暖かく零下にならないことが多い。今日もそうだった。上空は寒くて雪が降るが、大気は暖かいのでボタン雪になって降ってくる。なので砂利や草の上は溶けずに積り白くなるが、アスファルトだと直ぐに溶けてしまうことが多い。数年かに一度は地面が零下になり10-20センチの積雪になった経験もあるが。

気になるのはウクライナ戦争の状況、トルコシリア大地震、スパイ気球撃墜を巡る米中対立など海外の大事件の動向だ。それに比べると国内のSNSを使った強盗殺人やLGBTを巡る与野党対立などは問題だけれども私には興味がなくテレビがそちらを向くと、チャネルを変えて結局BBCかCNNを見た。

昼食後にBSテレビで久し振りに西部劇「胸に輝く星」(1957)を見た。Hフォンだダが演じる元保安官で賞金稼ぎが小さな西部の町にやってきて、新米の保安官を助けてならず者をやっつけ子連れの未亡人と街を去るという正に古典的な西部劇で高齢者には何の不安もなく楽しめる筋だった。

夕方になって打って変わり雪が雨になり、明日の天気予報は気温が朝夕3度上昇し終日晴になりそうだ。そうなることを祈りたい。今日は結局一度も家から出ることなく終わった。明日は足の痛みが取れて久し振りの散歩に行きたい。■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする