かぶれの世界(新)

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人生の扉

2008-02-26 12:01:38 | 音楽

最近、テーマが政治経済に片寄っていた気がするので、好きなスポーツや音楽、旅行、料理等についても書いてみたい。今回は‘最新流行歌’について、この昔懐かしい言い回しが私には何故か違和感の無い曲について。

このところ竹内マリヤの「人生の扉」にはまっている。テレビから流れてくるコマーシャルのBGMを何気なく聞いた時、他の曲と違う心地よさを感じた。その後何度か聴いているうちに歌詞が耳に入るようになり、詞が又素晴らしいことに気が付いた。

ネットで調べると、昨年五十路になった彼女がその心境を歌った曲だそうだ。聞いているうちに「老いを恐れる心」を穏やかに静めてくれるように感じた。これってもしかして団塊世代向けじゃないだろうか、と思った。(このマーケットは大きいですよ、業界の皆さん!)

私が20代の頃は、彼女はまだ10代の子供であり、全く別の世代と思っていた。が、気がつくと齢を重ね彼女の歌が老いを迎える同世代の感覚で聞けるようになったと思うと不思議な感じだ。

曲調が良き時代の素朴なカントリー風で声質も違和感がなく、中ほどでしっかりした発音の英語の歌詞が混じっているので、50代半ばの米国人メル友にこの曲のYouTubeURLを送ると、彼女もとても気に入ったと返事が来た。

http://www.youtube.com/watch?v=Xp49gYV_kvg&feature=related 

元々ノスタルジーを感じ艶のある彼女の声質がこのスローバラードにマッチしている。出足の落着いた歌いだしで一気に引き付けられ、ところどころ裏声に微妙にひっくり返る所で私にはキュンとなり、英語の歌詞の部分で哲学を感じる。最後まで飽きずに聞ける。

日本語の歌詞もいいが、英語の歌詞がまた年輪を重ねたものでないと出てこない良さを感じる。何でも勝手な予測をするのが私の悪い癖だが、かなり高い確率でこの曲はロングヒットになり日本に留まらず世界で聞かれ愛唱される予感がする。■

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