かぶれの世界(新)

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わたし的高齢者医療費の貢献

2013-12-12 19:07:03 | 健康・病気

 リハビリの効果が徐々に出てきた。3週間前リハビリを始めた時は、人差指と親指で作るOKマークはキツネの目みたいだったが長方形にまで広がった。昨日は人差指の筋力アップの為、1kgのペットボトルを繰り返しつまんで指の力を戻すよう先生に指示された。

 しかし完全に昔に戻ることはないという。患部の周りの皮膚感覚は薄皮を2-3枚被ったようだと言うと、先生はその感覚は完全には良くならないだろうという。指の横方向に力を加えると痛みがあるというと、それは指の骨と筋肉・腱の組織構造上から来るもので、回復がに時間がかかり完全に治すことも出来ないという。2年半前に骨折した彼の指は今も違和感が残っているのだそうだ。

 リハビリは拷問のように痛いと前回投稿したが、苦痛の度に血圧が上がり戻らなくなっていた。一昨日介護予防の教室に参加した時測定した血圧が200を超え、時間をおいて測り直しても180台だった。その日はリハビリはなかったが、高血圧の体質に変化したのだと思った。週2回のペースで苦痛を繰り返して高血圧が常態になったのだろうと。これだけ血圧が上がると集中できず後頭部などに違和感が出た。

 怪我をして以来、帰京もずっと降圧剤の服用を中断していた。減塩の効果で血圧が低下していると思っていた。介護予防教室の午後、慌ててかかりつけ医に行き薬を処方してもらった。先生と相談しリハビリの期間中は降圧剤の量を倍にし、その後は血圧の推移を見て判断することにした。自宅に戻り薬を飲むと血圧が下がったかのように頭がすっきりした。多分、気持ちの問題だ。

 薬の服用を再開しその量を倍にした効果が出始めたのか昨日朝は160台、今朝は150台に低下した。今更リハビリ前まで続けた減塩の効果は何だったんだろうと思い直してもしょうがない、体質が変わったと思ってこの状態を続けるしかない。昨日のリハビリの間はいつにも増して喋り続けた。冗談を言って笑いエンドルフィンを分泌させ痛みを紛らわせ血圧上昇を防ぐ狙いだが、お蔭で先生と医療業界の面白い話が聞けた。

 田舎で怪我をして救急病院に運ばれ、帰京後整形外科で治療とリハビリを受け、その結果副作用が出てかかりつけ医の治療を受けた。その間介護予防の教室に通っている。「高齢者の社会保障費が国の財政を圧迫している、何とかしなければ」と私は指摘してきたが、私自身が医療費の上昇に貢献している。

 この数年は前立腺肥大症とがん疑惑、椎間関節嚢腫と毎年のように医者の世話になり、年末調整で申告する医療費控除額が年々膨らんできた。正に私も医療費増加させ国の財政悪化に貢献している。こればかりは総論と各論の矛盾を指摘されてもどうにも対応できない。だが、高齢者の負担を増やすと言えば声高に反対してテレビニュースに引用されるようなマネはしたくない。なるべく医者に掛からないよう努力しているつもりだが、現実は難しい。■

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