ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

昭和17年-社区の各組家族・年齢別調査表

2017年02月26日 05時38分45秒 | Weblog
 社町社区(現加東市社)の昭和15年12月から18年3月までの「購入券配給書類」第壹号には、さまざまな物資の配給に関する通知、配給表などの書類が綴じられています。その中に社区の各組毎の家族人員別調査表・年令別調査表が綴じられています。
 これらの調査は配給の基礎となる戸数、人口、年齢別人数などを調査したもので、当時の各組の構成を知ることができます。
 社区には20組がありました。そのうち、「八組」は現在の田町筋の中田町町内会ですが、戸数は34戸、150人になっています。現在はその半分以下に減っています。家族人数別に見ると、1人(2戸)、2人(4戸)、3人(7戸)、4人(6戸)、5人(3戸)、6人(7戸)、7人(3戸)、8人(1戸)、9人(1戸)になっています。また、年齢別調査表を見ると、0才~4才まで12名、5才~12才(28人)、14才以上(110人)、計150人となっています。多人数の家族、子供も多かったことがわかります。
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