ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

西の空低く、木星と金星が縦に並んで光っていました

2023年02月28日 04時25分16秒 | Weblog
 

 27日(月)、神戸から加東へと家路を急ぐ車の窓から、西の空低く光る2つの星が見え隠れしていました。
 木星と金星が接近して縦列していると聞いていました。数日前には月とも接近していたので珍しい光景でしたが、今は月はだいぶ離れてしまっています。
 加東に戻った午後7時頃、街灯の光がある市街地でも真っ黒の夜空にはっきりと光る2つの明るい星が見えました。コンパクトカメラにもちゃんと写ります。
 木星と金星、太陽系の衛星で地球と兄弟の星です。そう思うと明るいこの2つの星により親しみを感じました。写真の中央の上の部分に見えます。肉眼ではもっとはっきり見えました。
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またやってきました、満開の梅にメジロ

2023年02月27日 04時30分19秒 | Weblog
 

 26日(日)、今日は冷たい風が吹いて、冬に逆戻りしたような寒い一日でした。
 体を伸ばそうと、ベランダに出てみると、ふと目のまえの梅の枝が小刻みに揺れているのに気がつきました。メジロだ!すぐに部屋のカメラを取りに戻り、まだ居てくれと祈りながらベランダに出ると、私に気づかないのか、枝を飛び回りながら花の蜜を吸っていました。上から、下から、横からとせわしなく動いています。
 その姿を撮りました。うち、一枚は正面から上を向いているおもしろい構図でした。もう一枚は横からの姿です。メジロは社町の鳥とされ、マンホールにもメジロが描かれています。
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電線に止まりピーと鳴くヒヨドリ

2023年02月26日 05時41分53秒 | Weblog
 

 今日も電線にヒヨドリが一羽やってきて、ピーと甲高い声で鳴いていました。パートナーを呼んでいるのでしょうか。
 南に面した庭の向こうに電柱が立っており、その電線にいろんな鳥がやってきては止まって休んでいきます。一番頻繁にやってくるのがヒヨドリです。しばらく見ていると、糞を落としました。
 夕方は羽繕いをする姿を見ることもできます。小さい頃は、この方角に隣の風呂屋のレンガ造りの高い煙突が立っていました。その天辺に避雷針が取り付けてあり、雷が鳴ると、縁側で落ちるのを見ようと見ていたことを思い出します。
 60数年が過ぎて、煙突はありませんが、電柱と電線を眺めて、鳥たちの姿を楽しんでいます。
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平成6年の学年通信「嬉野」からー高齢化社会を見据え介護の学習 兵庫教育大学附属中

2023年02月25日 05時42分11秒 | Weblog
 

 今、わが国は、世界一の長寿国になっています。65歳以上の高齢者人口は総人口の約29%になっています。平成6年(1994)には半分の14%の割合でしたから約30年経って2倍になったわけです。
 手許にある平成6年度の兵庫教育大学附属中学校の第1学年の学年通信「嬉野」をめくってみると、10月29日付第25号に、「人間と環境」科の学習の様子が特集してありました。
「人間と環境」科は、当時、附属中学校が研究開発に取り組んでいた新しい総合学習の教科の名称です。そのテーマの一つに「身近なお年寄り」を取り上げ、「介護」について学び、体験する学習が組まれました。
 兵庫県社保健所の協力を得て、高齢者理解の話や地域の公的サービスについて話を聴き、その後、家でできる介護の疑似体験をしました。寝たきりのお年寄りに粥を食べさせる、寝たきりで寝まきを寝たままで取り替えるなどの体験を役割を替えながら体験しました。
 今後、さらに高齢化が進み、2025年には「団塊の世代」が75歳以上になります。社会科の授業で、今は若い人が3,4人で1人の高齢者を支えているが、君たちが大人になって中枢になる頃には、2人で、もっと言えば1人で1人を支える時代がやってくる、と話していました。
 「人間と環境」科の学習は、社会科や理科などの教科の枠を超えた課題を探究的な学びをするというものでした。総合的な学習の時間の学習のモデルになったものですが、新教科としてさらに内容を充実させていれば、どんなテーマの学習をしているでしょうね。

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春の景色ー日の入り後の三日月と昼間の梅の花

2023年02月24日 04時49分53秒 | Weblog
 

 22日(水)の夜、家路を急ぐ車から西の空にかかる三日月と星2つが見えました。三木市と加東市の境近くまで帰って来た時、コンビニの駐車場からその写真を撮りました。
 枝をいっぱいに広げた木と低くかかる月と星。きれいな景色でした。
 23日(木)の昼、春の陽気の庭に梅の花がほぼ満開になり、白く光っていました。これまでで一番多く花をつけました。ふるさとを離れて暮らす子どもたちにも梅の写真をLINEで送ってやりました。

 
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平成7年の学年通信から「おにぎり部隊やトイレ掃除の話題」ー兵庫教育大学附属中学校2年 

2023年02月23日 04時33分59秒 | Weblog

 平成7年(1995)5月2日の学年通信「嬉野」6号を紹介します。連休前の新聞で、「連休を有意義に過ごそう」と祝日の意義について説明しています。学習指導要領では、祝日指導といって、祝日の前にはその意義を指導するとなっていました。単なる休みではなく、その意義、歴史について解説したものです。
 「おにぎり部隊健在」の見出しと写真があります。給食が米飯の日には、残ったご飯を女子がお握りにしてくれました。それを教官室(※職員室のこと)に持って来てくれます。部活指導や教材研究で、遅くまで仕事をしている教官には好評でしたが、握っている本人たちが食べてしまうこともありました。当時の女子生徒の一人は、私の事務所の隣の学習塾への子どもの送迎で時々出会うこともあります。
 前に男子のトイレ掃除で便器がピカピカの記事を紹介しましたが、この号では、女子トイレ掃除で、金具もピカピカに磨いているようすを掲載しました。この一人は、市内のこども園の先生として活躍しています。
 5月には、授業参観や教育実習、検診、教育相談、3年修学旅行など学校行事が目白押しだったことも思い出しました。
 食べ物を大切にする。トイレを磨く。どちらも自分磨きに通じます。昔も今も変わりません。
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平成7年の学年通信「嬉野」 磨けば光る-トイレ掃除

2023年02月22日 04時13分26秒 | Weblog


 教員だった時、新聞をつくって出していました。担任の時は学級新聞、学年主任の時は学年新聞、教務主任の時は学校新聞、という風に。
 平成7年(1995)、今から28年前の41歳の時は、兵庫教育大学附属中学校の2学年の学年主任でした。その時に発行していたのが学年通信『嬉野』です。4月10日から翌平成8年3月22日まで、36号を発行しました。
 その4号(4月21日)に、せっせとトイレの便器を磨く3人の男子の写真が掲載されていました。雑巾できれいに磨いているので、ピカピカになっています。その様子を取材して通信に載せました。懐かしい顔です。
 坂村真民さんの詩「鈍刀を磨く」を載せました。鈍刀はいくら磨いても光らない、しかし、せっせせっせと磨くのだ。刀は光らないが、磨く本人が変わってくる。刀がすまぬすまぬといいながら、磨く本人をひかるものにしてくれる。甚深微妙(じんじんみみょう)の世界だ、というもの。トイレ掃除の奥深さだ。
 この生徒たちは今はどうしているんだろう、当時の私と同じ年齢になっているはずですね。県教委の来年度予算に県立高校の環境整備にトイレの洋式化が入っています。ふと、掃除はどうしているのだろうと考えてしまいました。

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寒い日の池面を泳ぐカルガモ

2023年02月21日 05時34分14秒 | Weblog
 

 15日(日)の昼、加東市家原の観音寺前の赤岸交差点で赤信号で止まりました。ふと、左の池の水面を泳ぐ鳥の姿が目に入りました。カメラを構えてズームしてみると、カルガモのようでした。
 親子の引っ越しでよくニュースになる、あのカルガモだと思い、シャッターを押しました。小雨が降る中でしたが、2羽が泳いでいました。青信号になるまでのほんの短い時間でしたが、この池でもカルガモ、一生懸命生きているんだなと、何だか励まされたような気がしました。
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雨上がりの梅にメジロがやってきて

2023年02月20日 04時36分54秒 | Weblog
 

 


 19日(日)の夕方、帰宅して雨上がりの庭を見ると、梅の木の枝が小刻みに揺れているのに気づきました。メジロだ、とすぐにカメラを手に取って構えました。しかし、動きが素早く、次から次へと枝を渡りながら花をつついていくので、うまく捕らえることができません。
 辛坊よくカメラで動きを追っていると、よく見える所に出てきました。それが写真です。上から、横から、下からと梅の花にくちばしを入れていきます。正面を向いた時は、目が合ったような気もしました。
 今年は梅の花が多く、そこにやってきて、どう?このポーズでいい?とでも言っているようでした。十分です。ありがとう。
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やしろ歴史民俗研究会例会-「ふるさと再発見の旅」邦近従宏氏の講演

2023年02月19日 05時37分39秒 | Weblog

 18日(土)、やしろ歴史民俗研究会の研修会が行われました。4年度は昨年秋に3年ぶりの移動研修会を行い、また、今日の研修会と、ようやく通常の活動を取り戻しつつあります。
 今日は、東条の歴史を掘り起こそう会の代表である郷土史家の邦近従宏氏を講師に招き「ふるさと再発見の旅」と題した講演を聴きました。
 内容は、播磨風土記の世界、寛政3年の境内図から見る朝光寺、赤穂義士ゆかりの観音寺、神仏習合の証(吉井住吉神社の墨書)、浜松藩新定陣屋絵図、掎鹿廃寺と塔心礎、大川瀬住吉神社文書で、スライドを使って、分かり易く解説してくださいました。
 特に吉井住吉神社の墨書、新定陣屋絵図、大川瀬文書などは、邦近さんが発見、あるいは書き写し、写真に収められたもので歴史を再発見する貴重な資料でした。義士討ち入りの経費では、大石内蔵助の決算書を、また、江戸時代の朝光寺の塔頭寺院の配置など興味深いお話もありました。
 ふるさと再発見は、自分の再発見、再認識でもあります。地域の伝統行事の意味や意義、歴史的価値を知ることで、大切に守り、伝えていきたいという気持ちも湧いてきます。吉井地区の村入りの行事で大切にされる子どもの姿に感銘を受けました。
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37年前の給食メニュー 兵庫教育大学附属中学校

2023年02月18日 04時43分41秒 | Weblog
 

 ここに昭和61年度(1986)の給食献立表を綴じたノートがあります。当時、私は兵庫教育大学附属中学校(※現加東市山国)に勤務し、1年3組の担任でした。年齢は32歳。
 毎日配布される給食メニューをノートに貼って記録として残したんです。4月14日から翌年の3月20日までの1年間の給食の記録です。当時の給食は、附属学校園の中にある給食センターで作られていました。附属小学校と中学校の給食を作り、同じ園内ですが、トラックで配送されてきました。
 4月14日「入学進学おめでとう 新しい教室で、新しい友だちと楽しく食べましょう」とメッセージが付けられています。メニューは「せきはん、ちぐさやき、やさいのいために、うしおじる、プリン」で牛乳がついていました。トレイの配置図が示されています。
 2学期の9月7日のページを見ると、みんなが大好きなカレーライスでした。「カレーライス、ふくじんづけ、フレンチサラダ、ゆでたまご」。配置図とその下に、栄養の解説欄が付けられています。「あかのたべもの(血や肉をつくります)マグロフレーク、ぎゅうにく、たまご」、「きいろのたべもの(元気に走ったり遊んだろする力になります)じゃがいも、カレールウ、あぶら、マネヨーズ、さとう」、「みどりのたべもの(からだの調子をととのえます)にんじん、たまねぎ、しょうが、りんご、にんにく、キャベツ、れたす」と。まさに食育ですね。
 附属の給食は全国コンクールでも入賞するなどトップクラスのおいしさでした。生徒は伸び盛りの、私は働き盛りの年代。健康でいられてのも給食のおかげだったのです。
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キンカンの実を食べるヒヨドリ

2023年02月17日 04時51分48秒 | Weblog
 

 15日(水)の朝8時頃、ふと庭で動くものがあり、よく見ると、ヒヨドリでした。キンカンの木に飛び移ったところをカメラでズームしてみると、ヒヨドリが実を食べようとしていました。
 だいぶ前に収穫して、残った実が何個かあり、その実を食べようとしているのです。ヒヨドリはロウバイの花も食べます。しかし、キンカンの実はかたいはず。何度もチャレンジしていましたが、そのあと、飛び去っていきました。
 
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加東アート館 「落ちない橋」を渡って合格へ!

2023年02月16日 04時34分33秒 | Weblog
 


 加東市下滝野の加東アート館で、新しいトリックアートの制作が行われていました。玄関前の広場に3つのアートが描かれていました。
 一つは、広場に空いた大きな穴に架かった橋から少女が落ちている場面。私はその吊り橋を落ちないで渡ろうとしています。これは、「絶対に落ちない橋」として、受験生や選挙に出る人が渡るお守りのようなものになる、と思いました。
 もう一つは水中から大口を開けて飲み込もうとするサメかな、巨大な魚の前の杭を渡る場面。これも「飲み込まれない」お守りとして、受験生や大事な本番に臨もうとする人にとって、いいお守りになるでしょう。
 そして、広場に階段に描かれた一枚。その階段を上る途中に立って撮影すれば、「上りつめる」で、いい写真が撮れるでしょう。
 楽しいアートになりそうです。一足先に楽しませてもらいました。
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寛延2年の加東郡地図 

2023年02月15日 06時10分54秒 | Weblog
 

 ふるさと加東の歴史を調べる時、参考にする一冊が『加東郡誌』(加東郡教育会編、大正12年10月発行、958頁)です。
 当時の加東郡は現在の加東市と小野市域にまたがる県央の大郡でした。その加東郡誌に「加東郡細見図(播磨細見図抜粋)」が付けられています。地図は、寛延二年(1749)のものです。今から274年前です。
 地図には、加古川と千鳥川、東条川、京街道、清水寺、掎鹿寺、光明寺、総持院などの寺院、そして村名が書き込まれています。三艸山(三草山)の位置が清水寺のすぐ近くに書き込まれています。また、朝光寺が長光寺と記されています。江戸時代半ばのふるさとの地図ですが、当時の風景をタイムマシンにでも乗って見に行きたいものです。
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「一日歴史博物館」-飛行艇の絵葉書 兵庫教育大学附属中

2023年02月14日 06時00分29秒 | Weblog
 

 兵庫教育大学附属中学校に勤務していた時、文化祭(友嬉祭とよんでいた)のクラス展示として、「一日歴史博物館」を行ったことがあります。
 生徒の家や親戚、近所などにある昔の珍しい物をお借りして一日だけ展示するという企画でした。生徒はさまざまな物を持ち寄り、その歴史や由来、エピソードなどをまとめて展示し、解説書もつくりました。
 その中に戦前の航空会社の絵葉書があり、写真に撮り、記録していました。写真には大型の飛行艇が写っており、内部の客席の写真もありました。海に囲まれ、多くの島々を結ぶ空路があったのでしょう。日本航空輸送研究所の名があります・空路の文字は判別できませんが、この飛行艇が飛んでいたのでしょう。
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